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キャンピングカーで放浪の旅

 写真で探訪

暑い一日だった。
道の駅富士川ふるさと工芸館は、広い敷地にあった。
そこを歩いてみた。

汗が噴き出るので、涼しい建物に逃げ込んだ。
金山博物館に。

晩の7時半過ぎから、ホタルを見た。 
写真は難しい。 満足できるものではない。 

のんびりと過して、マクロレンズの使い方を練習した。
だいたい分かった。


ここは、道の駅富士川ふるさと工芸館の周り。(広く全体は、富士川クラフトパーク)
何かあるかなと思って歩いてみた。

池があって、カヌーに乗れる。

10年6月28日 (12)

10年6月28日 (11)

古民家風の建物もある。

10年6月28日 (10)

広い敷地に、花壇や、日本庭園、見晴らし台など、いろいろあった。
他に、ガラス工房、和紙、切り絵、お土産店なども。

ここの施設は、1989年に出来ていた。 あの1億円が市町村に交付された年だ。
20年を過ぎて、経営は限界のように感じた。

花壇に花は無い。 庭園の池に水はない。

10年6月28日 (1)

吊橋もあった。 リスの像だ。 上渚滑のリスはどうしているかな。

10年6月28日 (13)

綺麗に草は刈られていた。
正面の沢にある道を20㌔ほど進むと、千円札の富士の、本栖湖に出る。 ※ 富士五湖の一つ。 去年秋に行った。
ここは富士川が流れているだけあって、富士山に近い。
 
この後、向こうに行く。

10年6月28日 (14)

奥に行ったら、熊が出るかもしれないという、細い道を歩いた。 野の花があるから楽しい。
途中で、スズメバチが飛んでいた。 4㌢くらいある、オオスズメバチだった。
関係ないという顔をして歩いていたら、危険はないのだが、戻った。

10年6月28日 (2)

いろんなお店は、こんな感じである。 どこにも入らなかった。

10年6月28日 (15)

こんなポスター。 富士山の雪はどうなっているのか。 危険なく登れるのか。 調査中。
※ 明日天気がよければ、清水市のKさんが、5合目まで連れて行ってくれる予定だが、天気が心配。

10年6月28日 (16)

気温は、30度はありそう。 汗が止まらない。 タオルのようなハンカチは、必需品。
湯之奥金山博物館に行くことにした。

博物館があることは知っていたが、坑道など、本物がないので行く予定はなかった。
でも、涼しさを求めて、行くことに。

中は、気持ちよかった。 
説明の映画も見た。 気持ちよくて、少し寝てしまった。

割り切って、金山の勉強をした。 金鉱石から、どのように金を取りだすかを。
基本は、細かく砕いて、川から砂金を取りだすのに似ている。

10年6月28日 (17)

武田信玄は、金山を持っていたため、力を付けることができた。

試金石とは、これのことだった。 知らなかった。
金の純度が知りたかったら、それをこの石に擦って、線を引く。
試金針でも線を引く。 同じ濃さの試金針を見つけたら、純度が分かる。

10年6月28日 (18)

湯之奥金山は、この地図の中央部分にあった。  毛無山のふもと。
博物館は、左の方に。

10年6月28日 (21)

金山(かなやま)衆と呼ばれる、金を掘るプロの集団がいた。

10年6月28日 (19)ppm

湯之奥金山は、露天掘りだった。
金鉱脈の見つけ方は、夜歩いて、光る物を探したという。 ※ 見つけやすい条件の夜がある。

10年6月28日 (20)

涼しい所にいて元気になったので、湯町ホタル公園に向かった。
ここが駐車場。 ホタルは、夜になったら、正面向こうに。  ここです

10年6月28日 (22)

時間があったので、マクロレンズで撮る練習をした。

10年6月28日 (5)

絞りについて、少し分かった感じがする。
どの写真も、三脚使用。 トンボは動かないで我慢してくれた。

10年6月28日 (4)

アジサイの花の真ん中。 小さな花だった。 

10年6月28日 (3)

左の山の下にホタルは出る。 小さな川がある。 向こうが駐車場。

10年6月28日 (24)

ハートの形。

10年6月28日 (23)

この谷。 右に、駐車場。 吊橋の上から撮影。

10年6月28日 (25)

7時半過ぎから、ホタルは現れた。 まだ、薄暗い。

10年6月28日 (26)

ホタルの時期は、終わりに入っているのだが、ここの川の水温が低いため、まだ飛んでいた。

10年6月28日 (27)

一目、10匹か20匹、飛んでいた。 ※ 去年九州の小国町で見たのは、一目、50匹以上かな。

10年6月28日 (28)

近くで飛んだ。 人は、30人くらい来ていた。

10年6月28日 (29)

ホタルが大量にいたら、乱舞しているようになる。
また少ない時は、何枚もの写真を、パソコンで合成するそうだ。

10年6月28日 (30)

ホタルの写真は、光が流れてる感じの物になる。 でも、肉眼では、こう見えない。
肉眼で見るのと、同じような写真を撮りたい。 感度は、1万以上は必要でしょうね。

10年6月28日 (31)

ホタルを2匹捕まえた。 (後で、放す)  すぐに、飛びたがる。

10年6月28日 (7)

ゲンジボタルと、観光客の人は言っていた。

10年6月28日 (8)

めんこい。 優しくさわりました。

10年6月28日 (9)

こんな光。 これが、蛍の光。

10年6月28日 (32)


春に星を撮ったら、綺麗に撮れた。
ホタルも撮れるかと思ったら、ホタルの方が、光がずっと弱かった。
来年は、もう少しいい写真にしますね。

暗闇の中をホタルが飛ぶと、幽玄と言うか、独特の雰囲気。
ホタルがいるということは、自然が残っているということでしょうか。


【停泊場所】     湯町ホタル公園駐車場

【明日の予定】    富士山五合目。  山の状態を見てきます。 情報も。

【今日の歌】     蛍(YouTube)     蛍の光(YouTube)
            カレンダー(YouTube)  ハートの形があったので。(トンボ)

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身延山久遠寺は、日蓮宗の総本山。
信者が多く集まる寺を見たのは、初めてでしょうか。

身延山山頂は、雲の中だった。


富士川に沿って下って行く。 初めて走る道。

南アルプス市。    この場所は、ここです

10年6月27日 (2)

10年6月27日 (1)

富士川。 信号で停まって、やっと撮影。 この辺りは、急流でない。
この川は、日本三急流の一つ。 他は、球磨川と最上川。      ※ 関連ブログ 最上川

10年6月27日 (3)

身延山の駐車場は、急な坂の上にあった。 そこから、斜行エレベーターに乗った。     ここです

10年6月27日 (4)

この寺は、日蓮宗の総本山。 弘安4年(1281年)に、日蓮によって開かれた。

右は、本堂。

10年6月27日 (5)  10年6月27日 (6)

身延山は、日蓮宗の唯一の聖地であると、位置づけられている。

石段。 車を下に置くことも出来た。

10年6月27日 (7)

本堂の中。

10年6月27日 (8)

五重塔。 去年の5月に落慶(らっけい)。   ※ 落慶~完成を祝うこと。
これは、3代目で、初代の塔を復元している。

10年6月27日 (9)

10年6月27日 (10)

どこかの寺で、美しさ日本一と自慢するような、五重の塔を作らないかな。

ここから、中に入ることができた。 無料。

10年6月27日 (11)

左は、拝殿。

10年6月27日 (12)

祖師堂。 一般の観光客は、1割ほど。 ほとんどは、このような衣装を着て、参詣に来てる。

10年6月27日 (13)

10年6月27日 (14)

これが、地図。

10年6月27日 (15)

建物は、明治に焼けたため、その後再建。

10年6月27日 (16)

何してるんだろう。

10年6月27日 (17)

建物は廊下でつながっているため、火事で延焼しやすいのかな。
でも、明治の火事では、離れている五重の塔も焼けた。 火は、飛ぶのか。

10年6月27日 (18)  10年6月27日 (19)

信者の方は、バスで来ていた。 バスの数は、数台ではない。

10年6月27日 (20)

10年6月27日 (21)  10年6月27日 (22)

廊下は、こんな雰囲気。

10年6月27日 (23)

10年6月27日 (24)

多宝塔のような建物。 開基堂。

10年6月27日 (25)

どこも、落ち着いた雰囲気。

10年6月27日 (26)  10年6月27日 (27)

巻き付いている。

10年6月27日 (28)

このような日蓮の物語の絵が、たくさんあった。

10年6月27日 (29)

ロープウェーで、身延山山頂へ。
ガラス越しに撮影。 右の方を、向こうに下りていく。 参道には、お土産屋さん。

10年6月27日 (30)

霧でなく、雲の中。

10年6月27日 (31)

これなら、周りの風景は期待できない。

10年6月27日 (32)

ここを上ったら山頂。 奥ノ院がある。 左に日蓮像。

10年6月27日 (37)

日蓮。

10年6月27日 (38)

日蓮が植えたという木が、左右に。

10年6月27日 (33)

雲の中のため、幻想的な雰囲気、と写真に写っている人が言った。

10年6月27日 (34)

奥ノ院思親閣(ししんかく)。 思親閣は、親を思う御堂と、説明にあった。

10年6月27日 (35)

ここは、展望台。 向こうは、何も見えない。

10年6月27日 (36)

ロープウェーで戻った。 標高差、763㍍。 歩いて登れば、2時間半とあった。 普通の登山だ。

10年6月27日 (39)

空いてる窓から撮影できた。 五重塔が、少しだけ見える。

10年6月27日 (40)

参道は、このように。 車を、ずっと下に置いて、ここを歩いてもよかった。

10年6月27日 (41)


佐渡での流刑を終えて、日蓮は鎌倉に戻った。
その日蓮をここに招いて、草庵を構えたのが、身延山久遠寺の始まりだった。

観光客の感じの私にも、寺側は丁寧な対応をしてくれた。 感謝。


【道の駅】     富士川ふるさと工芸館        ここです

【明日の予定】   この近く

【今日の歌】    掌(てのひら)(YouTube)   森山直太朗 他
            掌(YouTube)            森山良子
             掌(YouTube)            さだまさし
          
            ※ 森山親子は、よく聞くと、歌い方が似ている。 
               直太朗は、森山良子の歌い方の個性が、増幅している感じかな。 どうでしょう。
            ※ 若い時の自分にも、勇気は足りなかった。
            ※ 今が自分の人生の本番と考えて、生きていくしかない。
            ※ 昨日、ソフトクリームを食べていて、こう思った。
              こういうのは、今はもう食べなくていいから、子供の頃食べたかった。
              子どもの舌は敏感。 美味しく感じたと思う。

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今日は、1日いっぱいずっと雨だった。
止んだのは、夕方の5時だった。
清泉寮のソフトクリームを食べるため、山の上まで上がった。
ekさんのお勧めだ。(コメントのekさん)
有名なようで、多くの人が来ていた。

食べてみた。 
冷たいのは分かるが、何が違うのかが分からない。
食べ終わったら、口直しの感じで、やっぱり水が飲みたくなる。

アイスも買った。 今食べている。 興部(おこっぺ)アイスとどこが違うんだ。
まて、興部アイスは美味しいから、同じでいいのか。
※ オホーツクにある興部町は、生キャラメル発祥の地。(ノースプレインファームで)


清泉寮で売っている。 八ヶ岳高原にある。
濃い霧のため、ライトを点けて走った。

10年6月26日 (4)

スタンドでもらった地図は、八ヶ岳高原だが、清里高原の方が、知られている。
また、この辺りは、単に、清里とも呼ばれているようだ。

ソフトクリームを、寮で買うのが不思議。

10年6月26日 (5)

ここには、農場がある。 キープ農場
ポールラッシュと言う人が開いた。 清里の父と呼ばれている。
信仰の元で、集団で暮した。 それで、寮と言う名前が残った。 そう思う。

この建物では、乳製品を中心に、お土産が売っていた。

10年6月26日 (6)

目の前の花も、霧で霞んでいた。

10年6月26日 (7)

清里には、お店などが、森の中に散らばっていた。  清泉寮の場所は、ここです

10年6月26日 (8)

清里は、30年ほど前に、ブームがあったそう。 その後、多くの店が閉まった。
美術館や、ミュージアムなどが、今でもある。
※ こんなので、人がたくさん呼べたら、商売は楽だ。

ここで、ソフトクリームが売っている。

10年6月26日 (9)

今朝は、この上にセーターを着ていた。 高度2000㍍にいた。

普通に美味しいという感じ。   他を知らないから、比べようない。

10年6月26日 (10)

これは、アイス。

10年6月26日 (11)

※ ソフトクリームが好きな人は、どんな見方をするのか、調べてみた。
  この文は、ここのアイスに批判的な人の文です。 参考までに。

   高評価が並ぶ中恐れ多いですが、正直私の口には合いませんでした。

   非常〜に魅力的な色をしているのに、舌にべっとりとまとわりつく粘り気はあまりに無添加とはかけ離れているとしか思えない舌触りで、
   甘さは手が滑って何かの材料が入り過ぎちゃったかと思うほどアンバランス。
   ちょうど練乳をそのまま舐めているように甘すぎるために牛乳のカケラも感じません。

   牧場の牛乳系ソフトではなく、かといってクリーミーなキハチ系でもなく。
   甘党にはウケる味かもしれませんが、ジャージーミルクを使用しているにしては乳脂肪分の濃さよりも増粘性ばかりを感じ、
   製造過程に疑問を抱く味でした。
   なんていうか・・マクド○ルドのソフトクリームみたい(←こちらの方がおいしい)。
   コーンは普通の日世のFLARE-TOP(フレアトップ)。
 
   ソフトクリームは大好きですが、牛さんに謝って珍しく途中で断念しました。
   知る人ぞ知る、だった頃は美味しかったのかもしれませんが、この味で何でそんなに有名なのか、
   期待度が高かっただけにさっぱりわかりません。

 なるほど。 こういう視点で見ることも出来るんだ。 奥が深い。

ここは、道の駅 南きよさと。 
花の森公園があったけど、花は少なかった。 

10年6月26日 (12)

道の駅の人が、花が見たいなら、ハイジの村がいいよって、教えてくれた。

途中山道を通った。 この辺りも、八ヶ岳高原。

10年6月26日 (13)

ここが、ハイジの村。 山梨県が運営している。
         ※ 今でも思い出すのは、宮崎県営の植物園。 悲しかった。
ハイジが出迎えてくれた。(右に)

10年6月26日 (14)

夏に向けての花が、咲き始めていた。

10年6月26日 (15)

ラベンダーはあるのかな。          ※ 美瑛セルブの丘、ラベンダー他

10年6月26日 (16)

ここは、バラ園。 バラ祭りは30日まで。 花の状態はよくない。 離れて撮ったら綺麗。

10年6月26日 (17)

種類によっては、いいのもある。

10年6月26日 (18)

バラの持つ雰囲気は、何でしょうね。 引き締まったイメージがあるかな。

10年6月26日 (19)

これもいい。

10年6月26日 (20)

ハイジのお話しの世界なのか。

10年6月26日 (21)

この花は、目立った。 名前は?

10年6月26日 (1)

まるくない、アジサイ。

10年6月26日 (2)

この花は、スキを見せない。 

10年6月26日 (3)

園内は広い。 どんな考えでデザインするのでしょう。

10年6月26日 (22)

バラは、華やかと言ってもいいでしょうか。

10年6月26日 (23)

コスプレと言うのか。 撮影していた。 お願いして、1枚。 なり切っていた。

10年6月26日 (24)

ここで、結婚式をあげることもできる。

10年6月26日 (25)

普通に見るアジサイより、色が濃かった。 

10年6月26日 (26)

この花だけの、ブルー。

10年6月26日 (27)

このアジサイは球のようで、大きかった。

10年6月26日 (28)

展望塔から見た。

10年6月26日 (29)

上から見て、こうだったんだと、分かる。

10年6月26日 (31)

高原の農場。 だらしなくない。 経営がまずくなると、ゴミだらけになる。

10年6月26日 (30)

いい風景。 ここで、普通に生活している。

10年6月26日 (32)

昨日は、探して探して、花はやっと見つかった。 ※ やっと見つけたのを、摘んでしまったり。
こういうのが、いい。
でも、今日は花でいっぱい。 これはこれで、またいい。


【道の駅】    にらさき    去年の秋にも来た。 ここです

【明日の予定】  身延山です。 真っ直ぐ、海に向かいます。


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Vistaの方が、起動しなくなりました。
写真の準備は終わったのですが、そこで画面が壊れました。
何回やってもだめです。

今、XPの方で書いてますが、こっちに写真はない。
写真は、やり直しかも知れない。

文を少し書きます。

富嶽百景をの天下茶屋は、道の駅から、遠くはありませんでした。
河口湖から、甲府に行く昔の道にありました。
御坂(みさか)峠を上っていって、トンネルのすぐ手前でした。

今日は雲が少しありましたが、富士山のきれいに見える所でした。
太宰治は、ここに、昭和13年9月13日から11月15日までの、約3ヶ月間いました。

写真をとりあえず1枚載せます。
(XPは、全てが遅い。 私のXPで写真20枚以上は、苦しい。)
(Vistaは、修復に挑戦させています)

IMG_7304.jpg

昨晩、富嶽百景を久しぶりに読みました。
小説に出てくる関係部分の写真を撮りました。

月見草のも、分かりました。
いい話です。 
津軽で滝を見たとき、一緒に行った人が、滝の後ろの写真を撮った。
あの人に似た、おばあさんが(婦人)が登場する。

バスの中で、みんな富士を見ていた。
そのばあさんだけ、反対側を見ていた。

ばあさんは、月見草を見つけて、指をさした。
太宰はそれを見て、美しいと思った。 富士山と同じかそれ以上に。

太宰は、天下茶屋の庭に、月見草の種を植えて、来年来るから大事に育ててねって、娘さんにたのむ。

太宰は、月見草が好きになった。
富士山に似合うと言ったが、自分に似合うと思ったかも知れない。

この頃お見合いしているから、もしかしたら、甲府のその人が月見草とダブったかも知れないとも。
(これは、かってに私が思った)

太宰が、部屋から眺めた風景も写真に撮りました。
子どもと行ったトンネルも。
バスからの風景も。


ほうとうを食べました。
太宰が、放蕩息子だから出されたと勘違いした、太いうどんのような料理です。
信玄も好んで食べたものです。
野菜がいっぱい入ってて、美味しかったですよ。

太宰が使った、机と火鉢がありました。
火鉢は、太宰が寒いだろうと、女将さんが富士吉田まで行って買った物です。


今、11時5分。 Vistaが復活しました。

概要は書いたので、写真だけ、この後載せます。


追記

朝いたのが、赤い所の、道の駅かつやま。 天下茶屋は近かった。

IMG_7314vvp.jpg

上野地図の、大橋。

09年10月29日 (12)

昔の国道に入った。 御坂峠

09年10月29日 (13)

峠を上りきったら、見えてきた。

09年10月29日 (14)

トンネルの手前にあった。

09年10月29日 (15)

今の建物は、横にも建物を足した。(客が増えたからと思う)
外観は、だいたい同じように作ったそうだ。(聞いた)

09年10月29日 (16)

富嶽百景に、こうある。

甲府市からバスにゆられて一時間。 御坂峠(みさかたうげ)へたどりつく。
御坂峠、海抜千三百米(メエトル)。この峠の頂上に、天下茶屋といふ、小さい茶店があつて、
井伏鱒二氏が初夏のころから、ここの二階に、こもつて仕事をして居られる。私は、それを知つてここへ来た。


09年10月29日 (17)

太宰は初め、富士山を好まなかった。

ここから見た富士は、むかしから富士三景の一つにかぞへられてゐるのださうであるが、私は、あまり好かなかつた。 まるで、風呂屋のペンキ画だ。芝居の書割だ。どうにも註文どほりの景色で、私は、恥づかしくてならなかつた。

09年10月29日 (18)

今の店の中は、こんな感じだった。(中の作りは、昔と違う)

09年10月29日 (19)

こんな暖簾が。

09年10月29日 (20)

これが、ほうとう。 

語源については、WikiPediaにこうある。参考までに。
「ほうとう」の名は「餺飥(はくたく)」の音便したものであるとされる。平安中期の古辞書『和名類聚抄』に引用)に見え、院政期の漢和辞書である『色葉字類抄』に既に「餺飥 ハクタク ハウタウ」として登場するから、この頃にはもう「はうたう」という語形になっていたことがわかる。このように、「ほうとう」は「うどん」以上に歴史のある食品であるが、伝来時期は異なるとはいえ、「ほうとう」が「うどん」と同じく中国から伝来した料理の流れを汲むものであることは間違いない。現代の陝西方言でワンタンのことを「餛飩」と書いて「ホウトウ」と発音する。

太宰は、放蕩と思ったのか、機嫌が悪くなったそうだ。
でも、これが好きになっていく。

大きな鉄鍋で、下に野菜がいっぱい隠れている。
すいとんの感じで、私は好きだ。 量が多かったが、全部食べれた。

09年10月29日 (21)

階段の位置は、昔と違うそう。
突き当たりの右が、太宰が使った部屋。 今は、隣と合わせて、小さな記念館。

09年10月29日 (22)

昔の部屋を復元。 床柱は昔のを使用。

09年10月29日 (23)

隣の部屋から撮影。 あの窓から富士山を見る。

09年10月29日 (24)

太宰が見た、風景。 左上に、富士山の上が見える。

九月、十月、十一月の十五日まで、御坂の茶屋の二階で、少しづつ、少しづつ、仕事をすすめ、あまり好かないこの「富士三景の一つ」と、へたばるほど対談した。
ねるまへに、部屋のカーテンをそつとあけて硝子窓越しに富士を見る。月の在る夜は富士が青白く、水の精みたいな姿で立つてゐる。私は溜息をつく。ああ、富士が見える。星が大きい。あしたは、お天気だな、とそれだけが、幽(かす)かに生きてゐる喜びで、さうしてまた、そつとカーテンをしめて、そのまま寝るのであるが、あした、天気だからとて、別段この身には、なんといふこともないのに、と思へば、をかしく、ひとりで蒲団の中で苦笑するのだ。くるしいのである。仕事が、――純粋に運筆することの、その苦しさよりも、いや、運筆はかへつて私の楽しみでさへあるのだが、そのことではなく、私の世界観、芸術といふもの、あすの文学といふもの、謂(い)はば、新しさといふもの、私はそれらに就いて、未(ま)だ愚図愚図、思ひ悩み、誇張ではなしに、身悶えしてゐた。

09年10月29日 (26)

この部屋での写真ではないが、こんなふうに飲んだのか。 そんなには飲まなかったそう。

09年10月29日 (25)

記念碑の写しだろうか。 
※ 近くに記念碑があったが、行かなかった。 後で、パンフレットで知った。

09年10月29日 (27)

これが月見草。(オオマツヨイグサ)

09年10月29日 (28)

峠の途中からも、何度も富士は見える。

09年10月29日 (29)

富士には、月見草がよく似合う、の場面が登場するのは、この部分。

河口局から郵便物を受け取り、またバスにゆられて峠の茶屋に引返す途中、私のすぐとなりに、濃い茶色の被布(ひふ)を着た青白い端正の顔の、六十歳くらゐ、私の母とよく似た老婆がしやんと坐つてゐて、女車掌が、思ひ出したやうに、みなさん、けふは富士がよく見えますね、と説明ともつかず、また自分ひとりの咏嘆(えいたん)ともつかぬ言葉を、突然言ひ出して、リュックサックしよつた若いサラリイマンや、大きい日本髪ゆつて、口もとを大事にハンケチでおほひかくし、絹物まとつた芸者風の女など、からだをねぢ曲げ、一せいに車窓から首を出して、いまさらのごとく、その変哲もない三角の山を眺めては、やあ、とか、まあ、とか間抜けた嘆声を発して、車内はひとしきり、ざわめいた。けれども、私のとなりの御隠居は、胸に深い憂悶(いうもん)でもあるのか、他の遊覧客とちがつて、富士には一瞥(いちべつ)も与へず、かへつて富士と反対側の、山路に沿つた断崖をじつと見つめて、私にはその様が、からだがしびれるほど快く感ぜられ、私もまた、富士なんか、あんな俗な山、見度くもないといふ、高尚な虚無の心を、その老婆に見せてやりたく思つて、あなたのお苦しみ、わびしさ、みなよくわかる、と頼まれもせぬのに、共鳴の素振りを見せてあげたく、老婆に甘えかかるやうに、そつとすり寄つて、老婆とおなじ姿勢で、ぼんやり崖の方を、眺めてやつた。
 老婆も何かしら、私に安心してゐたところがあつたのだらう、ぼんやりひとこと、
 「おや、月見草。」
 さう言つて、細い指でもつて、路傍の一箇所をゆびさした。さつと、バスは過ぎてゆき、私の目には、いま、ちらとひとめ見た黄金色の月見草の花ひとつ、花弁もあざやかに消えず残つた。

 三七七八米の富士の山と、立派に相対峙(あひたいぢ)し、みぢんもゆるがず、なんと言ふのか、金剛力草とでも言ひたいくらゐ、けなげにすつくと立つてゐたあの月見草は、よかつた。富士には、月見草がよく似合ふ。

太宰は、月見草の種をまく。

 私は、どてら着て山を歩きまはつて、月見草の種を両の手のひらに一ぱいとつて来て、それを茶店の背戸に播(ま)いてやつて、
「いいかい、これは僕の月見草だからね、来年また来て見るのだからね、ここへお洗濯の水なんか捨てちやいけないよ。」娘さんは、うなづいた。


下のトンネルに関わっては、こんな文が。
富士にたのまう。突然それを思ひついた。おい、こいつらを、よろしく頼むぜ、そんな気持で振り仰げば、寒空のなか、のつそり突つ立つてゐる富士山、そのときの富士はまるで、どてら姿に、ふところ手して傲然(がうぜん)とかまへてゐる大親分のやうにさへ見えたのであるが、私は、さう富士に頼んで、大いに安心し、気軽くなつて茶店の六歳の男の子と、ハチといふむく犬を連れ、その遊女の一団を見捨てて、峠のちかくのトンネルの方へ遊びに出掛けた。トンネルの入口のところで、三十歳くらゐの痩せた遊女が、ひとり、何かしらつまらぬ草花を、だまつて摘み集めてゐた。私たちが傍を通つても、ふりむきもせず熱心に草花をつんでゐる。この女のひとのことも、ついでに頼みます、とまた振り仰いで富士にお願ひして置いて、私は子供の手をひき、とつとと、トンネルの中にはひつて行つた。トンネルの冷い地下水を、頬に、首筋に、滴々と受けながら、おれの知つたことぢやない、とわざと大股に歩いてみた。

09年10月29日 (30)

太宰は、井伏鱒二と御坂山に登るのだが、その中にこんな文が。 最後がいい。
パノラマ台には、茶店が三軒ならんで立つてゐる。そのうちの一軒、老爺と老婆と二人きりで経営してゐるじみな一軒を選んで、そこで熱い茶を呑んだ。茶店の老婆は気の毒がり、ほんたうに生憎(あいにく)の霧で、もう少し経つたら霧もはれると思ひますが、富士は、ほんのすぐそこに、くつきり見えます、と言ひ、茶店の奥から富士の大きい写真を持ち出し、崖の端に立つてその写真を両手で高く掲示して、ちやうどこの辺に、このとほりに、こんなに大きく、こんなにはつきり、このとほりに見えます、と懸命に註釈するのである。私たちは、番茶をすすりながら、その富士を眺めて、笑つた。いい富士を見た。霧の深いのを、残念にも思はなかつた。

この人と、甲府で見合いする。 石原美知子。

09年10月29日 (31)

昭和14年1月に結婚。

09年10月29日 (32)

長女園子さん。

09年10月29日

この人は、天下茶屋の娘さん。 月見草に水をやってくれた。

09年10月29日 (2)

こんなのが。

09年10月29日 (3)

ここでの写真ではないが。

09年10月29日 (4)

天下茶屋は、富士山がきれいに見える所だった。


この後、伊豆に向かった。 左は、山中湖。

09年10月29日 (5)

静岡に向かう道。

09年10月29日 (6)
09年10月29日 (7)

三島を通った。

09年10月29日 (8)
09年10月29日 (9)

道の駅、伊豆のへそまで、あと10㎞ない。 暗くなった。

09年10月29日 (10)
09年10月29日 (11)mm


津軽の斜陽館は、資料館だった。
ここのように、小説の舞台になっている所の方が、面白い感じがした。
太宰人気を裏付けるように、多くの人(ファン)が来ていた。

富士には、月見草がよく似合う、が どこの場所で、どんな風に生まれたかが分かりました。
                 関連ブログ。
富嶽百景全文はここにあります


【今日の道の駅】    伊豆のへそ     場所はここ

【明日の予定】     天城峠を越えてみます。

今日も午前中は、動けなかった。
郵便局へ行ったり、どこへ行ったり、何を書いたり、少しいそがしかった。

昼過ぎ、本栖湖に向かった。 甲府を離れたら、富士山は見えなくなった。
富士山の前に立ちはだかるように、山が続いた。

途中上九一色村を通った。 オウム真理教で騒がれた村だ。
あることを思い出した。
富士山麓、オウム鳴く」(2.2360679)を。
ずっと昔憶えた、ルート5だ。 (2.2360679×2.2360679=約5)

オウム真理教は、富士山麓で実質終わった。 つまり、富士山麓で泣いた。

途中、富士五湖の一つ、精進湖を通った。

9年10月28日 (5)n

ここを右に曲がった。 後でまたここを通る。

9年10月28日 (6)r

本栖湖の、千円札の富士が見える所に着いた。
※ 五千円にも。(確かめていない)    場所はここ

9年10月28日 (7)m

邪魔をするものは何もない。  雲が少しか。  全体を見るのは初めて。

9年10月28日 (8)r

上はだ。 登れと言われても無理。

9年10月28日 (9)

これが、千円札の富士。 いい形だ。
※ 太陽が後ろの方なので、湖にはなかったが。

9年10月28日 (10)mmpp

千円札を出して比べてみた。 同じだ。
今まで、どこで撮影したかなんて、考えてもみなかった。

9年10月28日 (11)

ただ、同じなんだが、少し違った
千円札の方が、上の方が少しスマートで、斜面が急だ。
また、両サイドの山が、幅の割りに高さがある。

それで、横を10㌫縮めてみた。 こうなった。
少し、近づいた感じがするかな。
でも、もしかしたら、もう少し右の方から撮影したかも知れない。

9年10月28日 (10)aaa

細かいことは置いといて、千円札の富士は、確かにここから見た物でした。
千円札と同じだからというより、美しさに感動したでしょうか。(見るために苦労してないから、中くらいの感動かな)

西湖に向かった。

9年10月28日 (12)d

青木ヶ原樹海。 自殺の名所になってしまった。 
20年度の自殺者数ベスト3は、下記のようだ。(ある資料より) 

青木ヶ原樹海(山梨) 71件
三段壁(和歌山) 21件
東尋坊(福井) 15件

ふらふらっと行きたくなったら困るので、止まらないで通り過ぎた。

9年10月28日 (13)v
9年10月28日 (14)c

ここが、西湖コウモリ穴のあるところ。

9年10月28日 (15)

急に、紅葉に出会った。

9年10月28日 (16)

入場料300円。 ヘルメットをかぶった。

コウモリ穴の入り口は、青木ヶ原樹海にあった。
富士山が噴火して、1000年ちょっとしかたってないので、土が少ない。
大きな岩だらけ。 木の根は、岩の上に出ていた。

9年10月28日 (17)

5分ほどで着いた。

9年10月28日 (18)

もしいても見えないくらい、暗い。(この写真よりずっと暗い)

9年10月28日 (19)

受付の人は、いてもなかなか見えないと言った。

9年10月28日 (20)

戻ってくる人が、糞もないし、本当はいないんでないかと言った。

天井の低い所もあった。

9年10月28日 (21)

コウモリは夜行性。 だから、昼間は洞窟の中にいるはず。
何も、ぶら下がっていない。
受付の人は、岩の割れ目に入っているとも言った。

9年10月28日 (22)

奥の方の、電話ボックスがあった。 緊急用か。
追記 これは間違い。変だなと思って調べてみたら、ここから先が保護区だった。申し訳ない。

ここの洞窟は、総延長350㍍。

9年10月28日 (23)

全ての天井の写真は撮った。 後で確認することにして。

9年10月28日 (24)

コウモリがぶら下がるところは、黒っぽくなると聞いていたんだが。(上野村の洞窟で)

9年10月28日 (25)

結局見ることは、出来なかった。

下の写真は、お土産コーナーに飾ってあった写真を撮った物。
この洞窟なんだが、人が入れない、保護区を作っているそうだ。
そこで撮影したもの。

子供も含めて、70匹いるそう。
寒いから、こうしているのか。

9年10月28日 (26)ss

こんな顔。  昔、2度見たことがあるが、もう少し細い顔だった。

9年10月28日 (26)ssff

別の写真。 このように、みんなぶら下がっていると思っていた。

9年10月28日 (27)kk

戻る時に撮影。  急に大きな穴があったりする。

9年10月28日 (28)

青木ヶ原樹海の説明。 

9年10月28日 (29)h

コウモリは、見られなかった。
その代わり、キノコ汁を無料で食べさせてくれた。 おいしい。
入場料が300円だから、まあいいか、と思った。

9年10月28日

管理しているおやじさんが、面白いことを言った。
コウモリを見られないからって、文句言う人いるんだよな」って、文句を言っていた。
当たり前だろうが、と思った。
コウモリ穴と名前を付けなければ、誰も文句は言わない。
そのかわり、誰も来ないが。

繁殖を目的に、飼育したらどうだろうと思った。
その一部を、見られないときのために、見せればいいのに、と。

この後、写真を全部確認したが、写ってはいなかった。
コウモリが棲む場所と、青木ヶ原が見られたので、文句はない。

河口湖にある道の駅に向かった。
途中に西湖があった。

9年10月28日 (2)

道の駅に着いた。 紅葉がきれいだ。

9年10月28日 (3)

夕方になったら、人は減った。 
河口湖の、ここからの風景は、特にいいと言うわけでもない。

9年10月28日 (4)

たくさん上って下った記憶がないので、今は高いところにいますね。
夕べより、大分寒いです。

富士山以外で、いいところを見つけたいです。
太宰治が、富士山には月見草が似合うと言った場所は、どこなんだろう。
分かれば、行ってみたい。

今日のコウモリは、写真の写真になってしまった。
いつか、本物の写真を載せたいです。 
見られる可能性のある洞窟があったら、行ってみますね。



【道の駅】     かつやま    場所はここ

【明日の予定】   調べていません。 上の月見草の場所を調べてみます。


《今日の歌》    富士山(You Tube)  いいのがないので、久しぶりに初音ミクです。

akkamui21

Author:akkamui21
ユーロスターで放浪の一人旅に出た、オジさんのブログ。
昨年春オホーツクを出発し、日本を2度往復。この秋に南下を始めたら、3度目に入る。

akkamui(アッカムイ)は、エゾモモンガのこと。子供の守り神の意味です。
ブログには、写真をいっぱい載せています。
よろしく。

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