行っても、何も見えないだろうということで。
道の駅富士川楽座に向かった。 そこで、清水のKさん夫妻と会う。
富士川は、急流が続いた。

11時半が待ち合わせ時刻だったが、私は少し遅れた。 Kさん夫妻は、着いていた。
富士山が見えるはずだが、見えない。
予定を変更して、白糸の滝を見ることにした。
Kさんの車で移動。 白糸の滝は、富士山に近い。
これが、白糸の滝。 変わった滝で、滝がいっぱいある。 ここです。

源頼朝が、こんな歌を詠んでいる。
「この上に いかなる姫や おはすらん おだまき流す 白糸の滝」
※ おだまきは、苧環と書く。
つむいだアサの糸を、中を空洞にして丸く巻子(へそ)に巻き付けたものをいう。(Wikipedia)
苧(お)は、麻のことだそう。
頼朝は、細い水の流れを見て、おだまきを連想した。 そして、さらに姫を連想した。
面白いですね。
上の写真の右側。

さらに、右の方。


大きな滝は、川の水が落ちている。 小さな無数の滝は、岩の割れ目から噴き出している。 富士山の伏流水。
シャッタースピードを遅くして撮影。


狭い谷の、正面と右に、滝はある。

近くにあった、音止の滝。 落差25㍍。 豪快。 白糸の滝と、この滝は、日本の滝百選に入っている。

名前の由来は、こうだった。(Wikipediaより)
源頼朝が、富士の巻狩りの際に、ここに寄った。
家来の中に、工藤祐経がいた。
曽我兄弟が、父の仇である工藤祐経を討とうとした。
その密議を滝の近くでしていたが、轟音で話が聞き取れない。
そこで神に念じたところ、たちどころに滝の音が止んだという。
曽我兄弟は見事に本懐を遂げた。
※ 蘇我兄弟の仇討は、日本3大仇討の一つだそう。 詳しくは、ここに。
数㌔北に、田貫湖があった。 ※ 狸湖ではなかった。 ずっと昔は、狸沼。 場所はここ。
自転車で走った。 1周する道がある。 前を行くのは、Kさん夫妻。

霧が濃かった。 カナダ雁(がん)。 ※ 後で知る。 大きい。

涼しい顔をしているが、足は一生懸命。



こんな状態。 湖の大きさは分からない。 霧で、涼しい。

関東大震災の後、堤防を作って、水をせき止めた。 だから、人造湖。
釣り人がいた。

釣れたのは、ヘラブナ。 すぐに放した。 どうして面白いんだろうと、少しだけ。

こんな道。 カナダ雁がいっぱい。 逃げない。



イトトンボとアメンボ。 こんなアメンボ、初めて見る。

富士山が見られる、展望デッキがあった。 今日な見えない。
ここから、4月と8月の20日頃、ダイヤモンド富士が見られるという。

これが、その富士。

アザミの花が、刈り残されていた。


こんな所に。

自然の鳥なのに、人を恐れない。

この後、3人で右の方に行ったら、集まってきた。 この鳥は、日本にはたくさん来ないそう。

1時間かからないで、1周したでしょうか。 こういうのも、楽しい。
この後、道の駅に戻る。
富士宮市を通っている。

道の駅のレストランから撮影。 川は、富士川。

ほんとうは、このように富士山が見える。 今は、梅雨の時期。

ここは、右の方。 田子の浦。 去年の秋に行った。
田子の浦から見える富士山は、邪魔するものなく、海から頂上まで、せり上げっている。
※ 関連ブログ 田子の浦 他

駿河湾の海の幸。 この海は深いので、豊かな海。 Kさん夫妻に、御馳走になってしまった。

有名な、サクラエビ。 色も味もいい。 駿河湾でしか獲れない。 深海のエビ。

Kさん夫妻には、去年の秋もお世話になっていた。 そして、今回も。
元気をいただいて、旅を続ける。
お酒を一杯飲んだので、寝てしまった。
起きたら、サッカーは後半だった。
PK戦で負けたので、また寝てしまった。
PKを失敗した人を、マスコミを含めて、誰もが決して悪く言わない。
いいスポーツです。
【道の駅】 富士川楽座 ここです。
【明日の予定】 箱根に向かいます。 見学する時間がなくなってきた。
【ブログランキング】 国内旅行3位、旅行全体で7位です。
クリックするバナーは、左の一番下にあります。気に入った所がありましたら、よろしく。
その中に、鍾乳石があったりするので、鍾乳洞とよばれる。
でも実際は、鍾乳石のない鍾乳洞が多い。
ずっと鍾乳石は見られなかった。 あっても、少しだったり、白いものではなかった。
透明感のある白いのを望んでいた。
御殿場に住む方が、メールで竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)を紹介してくれた。
秋葉山の下社の駐車場から、向かった。
前日の雨で、川は濁っていた。 山の状態が良くないから、今の川はすぐ濁る。
魚は、いっせいに、水のきれいな小さな支流に逃げる。

天竜川を渡っている。 上流に6月に行った諏訪湖がある。 雨はまだ止まない。

山奥ではなかった。 浜松市の引佐町。 場所はここ。
左の方から入って、右の建物に出てくる。

上の方から入って、下に出てくる。 入洞料は650円。 安い方だ。
鍾乳石があることは、案内の図で確認できた。

少し歩くと鍾乳石が見え始めた。


鍾乳石のある所には、ライトが当たっていた。

下に出来た、石筍というのだ。 白い。

一般公開している部分は、全長400㍍。
岩の隙間から、細く水が出ていた。

上から下がっている鍾乳石。 つらら石ともいう。 きれいだ。

水に映っている天女の鏡が、読める。 初め、何で逆さまに下げているか、分からなかった。

黄金の大滝と名前が付いていた。 高さ30㍍。

ストロボを使うと、水はバラバラに写った。


大きなシャワーのように、降り注いでいた。

ずっと上の穴から出ていた。 (ストロボなし)


こんな風に写った。 下の滝壺は見えない。 (この後も、見ることはできなかった)




規模が大きくなってきた。

膜のようなのがあった。


鍾乳石はもちろん綺麗だが、ライトの色に少し問題を感じた。
それは、白い鍾乳石が赤っぽく見えるのが多かった。 強く当たる部分は黄色くなって。
白は白く見せるのが基本と思うが。
ブルーの水があった。 ※ 次の日確認したら、水の中でライトアップしていた。 削除しないで、このままにしましょう。

このように左右いたる所にあった。

石花とあった。 初めて見る。

この写真は、上を拡大。 ちゃんとアップで撮ればよかった。

ここは鳳凰の間と呼ばれていた。 その鍾乳石に、圧倒された。

天井も壁も、全部鍾乳石。
光の加減で、赤く見えるのが、少し残念。
透明感のある白に見えるように光を当てるのが、理想と思うが。

奥の方は、真っ白。

いろんな形がある。

水が滴り落ちており、今も成長を続けている。

こんなのですよ。 まいりましたね。




これは、別の場所。 こんな所も。

これが、実際の明るさ。


鍾乳管。

中に穴が空いてるのが分かる。


この後、少し歩いたら、売店に出た。
これは、昔の様子。 左に入り口が見える。

岩石園があった。

さざれ石だ。 霧島神宮にもあった。 小さな石がくっついて、大きな岩を作っている。



道の駅、鳳来三河三石に向かった。
愛知県に入り、間もなく着く。

見たかったものを、やっと見ることが出来ました。
想像以上、期待以上、でした。
透明感のある白の鍾乳石、それがあったのが驚きでした。
情報を頂き、ありがたく思いました。 感謝です。
【道の駅】 鳳来三河三石 ここです。 三石は、さんごくと読み、家康の伝説と関係があった。
【明日の予定】 そばにある寺を見ます。 家康が、ここにいて、危機一髪助かったという伝説がある。
【そのほか】 昨日のブログにコメントが3つありますが、そのうちの一つは私しか読めないものです。
それは、オランダからのものでした。
昨日一緒に歩いた父さんの娘さんからでした。 お礼の内容でした。
私は、父さんにブログ名を教え、それをお子さんに伝えたら、父さんの姿が見られると話してありました。
インターネットで、世界中はつながっている。不思議な感じがしました。
【今日の歌】 知床旅情(YouTube) 森繁久弥です。 なくなりましたね。
【ブログランキング】 国内旅行8位、旅行全体では19位です。
気に入ったところがありましたら、クリックお願いしますね。

秋葉山(あきはさん)の頂上に、秋葉神社がある。
下から参道があり、2時間ほどかかるという。
それが魅力で、上ってみた。 神社のことは、分からない。
※ 全国の秋葉神社の総本山だと言う。 詳しくは、ここに。(Wikipedia)
9時20分に出発。
朝ご飯は食べていない。 水とお菓子一袋をリュックに入れて。
こんな道を歩き始めた。
この後、参道は上り坂になり、両側に、昔、お土産屋さんや食べ物屋さんがあった感じになった。
道路が工事中だった。
途中で休んでいたら、年配の方が上ってきた。
挨拶をして、少し話した。
この後、ずっと一緒に歩くことになった。
1.3㎞上った。 あと、2.8㎞だ。
標高差は750㍍ある。 今日は、登山だ。
常夜灯が、一定間隔であった。 1850年に設置されており、古いものだった。
今は、上まで車で行けるが、昔は誰もがここを通った。
ずっとスギ林の中を通った。 ブナ林のように鳥はいない。 少し物足りない。
昔山火事があったので、大きな木は少ない。
その家事を、写真の人は、子供のころ浜松から見たという。
私が、昔は大木があったんだ、と言ったら、
あっただよね、と私の使ったことのない言い回しで、言った。
やっと下の風景が、木の枝の隙間から見えた。 (春野町の市街地か)
写真の人を、いつものように父さんと呼ばせてもらった。
山登りには慣れているようで、休まない。
今日は暑いので、額から汗を流していた。
子供たちは今、スイスとオランダにいるそうだ。 帰ってくるのは2年に1回。
いつまでも山に登れるのはいいね、と言ったら、
いくら口が達者でも、足がダメになったら、おわりだよね、って言った。
秋葉寺に着いた。 頂上まで近くなった。
仁王さんは、こんな顔をしていた。
寺は荒れていた。 本堂の隣のこの建物だけ、ちゃんとしていた。
途中で、団体さんが下りてきた。 上までバスで行ったそうだ。
神社まで、もう少しだよって言ってくれた。
そう言ってくれると元気が出るんだよねって、返事をした。 少し話した。
標高800㍍まで来た。 後少しだ。 ※頂上は、標高866㍍。
山の上に来たら、紅葉が始まっていた。
着いた。 11時35分だった。 そんなに休まないでも、2時間15分かかった。 ここです。
上は環境が整備されていた。 参道とは違った。
火を取り扱う人が、ここにお参りに来るそうだ。
立派な建物だ。
本殿の中を覗いたが、光が反射していて、見えない。
ただ、しめ縄から下がった部分の影の所だけ見えた。
そこから写真を撮ったら、こうなった。 これは、ご神体と言っていいのかな。
空気が霞んでいたため、遠くは見えなかった。
父さんの話では、富士山だって太平洋だって見えるそうだ。
まるいのは、天狗の皿投げの的。 皿が売っていた。 こういうのって、どこにでもある。
天狗の絵があった。 皿投げとの関係は分からない。 説明の上にあった絵だが。
ここで、食事をした。 ドウダンツツジがあった。
父さんは、そば。 私は牛丼。
疲れた後で椅子に座ると、それだけで幸せを感じる。
家でダラダラしていたら、座るのも面倒くさくなって、ねっ転がる。(私のことです)
車で来た人は、向こうから来る。 私たちは、別の方から。
紅葉が綺麗だ。
睨みつけられる場所から撮影。
このドウダンツツジは大きな株だった。 鮮やかな赤だ。
一通り見たので、戻った。 もと来た、この道を通って。
途中から、この女性の方が合流した。
それまで、父さんとの会話はこうだった。
例えば、今日は暖かくていいね、って言うと、父さんは、そうだよねって、優しく相槌をうった。
のんびりとした会話で、ゆっくり時間が流れている感じだった。
その雰囲気が突然変わった。 女性の方は、身振り手振りをまじえて、楽しくよく話した。
隙間を見つけないと、なかなか話せない。
山に詳しく、あっちこっち行ってるそうだ。
昔の感じの、のんびりした時間が、急に今の時代に戻った。
これはこれで、楽しい時間だった。
駐車場まで話はずっと続いた。 二人とは、駐車場で手を振って別れた。
私は、犬井城址に向かった。 もう一つの山登りだ。 案内板に、上りは55分と書いてあった。
畑の中の道を通った。 昔は、ここを通って、秋葉神社に行っていた。 塩街道とも呼ばれたそうだ。
登り始めた。 結構続いた。 森の中は薄暗かった。
二つ目の山なので、疲れてきた。
山城を築くだけあって、斜面の急な山だった。
1時間はかからないで、頂上に着いた。 建物はなく、小さな見晴らし台があった。 写真の右に。 場所はこの辺り。
説明があった。 ここの城は、最後は家康にやられていた。 勝頼のことは書いていなかった。
こんな像があった。 ここは、後に修験の場になったようだ。
こんな表情の像は、見たことがない。
山の下に町が見えた。 春野町でいいと思う。 詳しくは、春野町犬居か。 春野高校が見える。
この時、空は曇っていて、3時半近くなっており、薄暗かった。
こういうのを明るく撮るのが、分からなかった。 撮れても偶然だった。
それが、やっと分かった。
フォーカスポイントを、割と近いところの暗い所に当ててから、写したい所を撮ると、何回やってもうまくいった。
遠い所に当てると、カメラは読み取れないようだ。(ISOは、640)
ISO640でも、普通に撮ったらこうなった。 本を読まないから、覚えるのに時間がかかる。
来た方と反対側に下りた。 この辺りにも、昔は建物があった。
向こう奥が、最初にいた所。
詳しく調べていないので、何が面白いかは分からなかった。
もと来た道を戻った。 下りは、足が痛くなった。
山の下に、イノシシを飼っている小屋があった。 初めて見るのかな。
途中で、このカボチャを持っている人に会った。
サルがかじったそうだ。
ボスになれなかった大きなサルが、山から下りてきているからだと。
こんな花が。 ツリフネソウに形が似ている。
今日のように、山登りと神社の見物ができるのは、一石二鳥の感じだ。
近くに、鳳来寺山と言う山がある。 その山に、鳳来寺がある。 テレビで見たことがある。
石段が千段以上ある。 そこも面白そうに感じる。 ブッポウソウというコノハズクもいるそうだ。
明後日あたり、行くことになるかな。
【道の駅】 いっぷく処横川 場所はここ。
【明日の予定】 この近くを調べます。 洞窟を紹介してくれた人がいます。
【今日の歌】 君をのせて(YouTube) 神社の食堂で聞こえた。 ここは、天空の神社かと思った。
栄冠は君に輝く(YouTybu) 犬居城址にいたら、春野高校から聞こえてきた。 吹奏楽かな。
【ブログランキング】 ご支援のおかげで、国内旅行7位、旅行全体で12位です。
気に入った所がありましたら、クリックお願いしますね。
川根温泉の道の駅で、歩いて面白そうな所を探したが、見つからなかった。
夢の吊り橋とかあったが、ダム湖に架かっているものだった。
塩郷の吊橋が気になったが、地図になかったので、それ以上探さなかった。
ひと山越えて、秋葉神社に行くことにした。
山の上に神社があり、そこまで上る道がある。 それがいい。
朝、外で突然汽笛が鳴った。
機関車だと思って、外に飛び出した。
写したときは、目の前を通り過ぎていた。
秋葉神社には、大井川のもう少し上流から、国道362号線を通って山を越える。
昼少し前に出発。
10分も走らないうちに、吊り橋が見えた。 これが、塩郷の吊り橋だった。 場所はここ。
立派でないところがいい。 ただの観光用でない感じがする。
駐車できなく、通り過ぎてしまった。 戻った。
車は、バス停に停めた。 バスが来るまで、2時間ほどある。 勘弁してもらった。
少し揺れそうだし、板から足を踏み外しそうな造りだ。 気に入った。
写真を撮っていたら、若い男の人が話しかけてきた。
産経新聞の記者だ。(後で頂いた名刺によると、産経新聞東京本社の写真報道局の記者)
お願いがあると言う。
もう少ししたら、汽車(SL)がここを通るので、その時橋の上にいてほしいと。
記者が狙っている写真は、汽車が吊り橋の下を通り抜けた瞬間のものだった。
その時、橋に人がいた方が、新聞の写真としてはいいと説明してくれた。
私は、新聞の写真でなくても、その方がいい思っていた。
人がいると、橋が生きている感じがするからだ。
山寺や月山の石段に、人がいない写真を撮ってもつまらない。 それと同じ。(いなくても、撮るが)
了解の返事をした。
SLの写真を撮ろうと思って来たわけではないので、SLはどこから撮ってもいい。
向こうからこっちを撮影するので、場所を移動した。
望遠レンズで撮影する。
カメラは、CANON。 この秋に出た新しいもので、私のより少しいい。
私がどの辺りに立つかを確認して、私は動いた。
向こうから、撮影する。 私も、こっちから撮影。
望遠でも撮影。
最後の確認をしている。 この時、汽車の汽笛が聞こえた。
すぐに、やってきた。
線路は大井川に沿っているから、少しずつ上ってくる。 力強い。
間もなく吊り橋だ。 私は、普通に撮ってる。 記者は、きっと連写だ。
記者が狙っているのは、下の写真の瞬間だ。 うまく撮れたのか。
あっという間に、通り過ぎて行った。
カメラのモニターで、写真を見せてもらった。
ちゃんと写っていた。
写真の良し悪しは、吊り橋のワイヤーとの位置関係もある。
そういう面では、完璧ではなかったが、ほぼ満足できるものだった。
私は、こう言った。
最初の構想と違う写真も、別の視点で見たらいいよって。
頭を柔軟にしたら、隠れていた別の素晴らしさが、発見できるかもしれないから。
せっかく撮った写真だから、採用されるといいねと伝えた。
もし使われたら、予定では、11月22日(日)の産経新聞、探訪という記事の中だそう。 全国版だ。
私は豆粒の大きさでも、全国版に載ったことはない。
記者にお礼を言われて、私は車に戻った。
吊り橋を通り過ぎる時、記者の人が橋の真ん中で、こっちに両手で大きく手を振った。
私は、クラクションを大きく3回鳴らした。
大井川に沿って上った。
あの、箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川、と歌われた大井川だ。
大井川と別れて、山に入った。 国道362号線。 国道と言っても安心はできない。
お地蔵さんがあった。 こんなのに目が行く。
すれ違えない道が半分くらい。
どんな山奥にも、斜面がなだらかになったら、茶畑があった。
問題の場所に来た。 カーナビは、左の道を指示してきた。 県道だ。 国道は右。
ナビを無視して、右に曲がった。
ナビの姉さんは、こう言った。 そのまましばらく道なりです、って。 反省の色は、もちろんなく。
※ナビは、近い方を選ぶようだ。 コースは選択できるが、そこにもR362はなかった。 少しおかしい。
見晴らしのいいところに出た。 静岡県の山の奥。
峠の頂上に着いた。 場所はここ。
この人たちは浜松から。 小さなバイクで、ツーリングを楽しんでいた。
少し散歩した。 向こうは海の方。 山々山だ。
遠くの山の上も、茶畑だった。
峠を下ったら、集落が見え始めた。
ここは、天竜川の流域だ。
天竜川と言えば、ずっと上流には、由布姫の諏訪湖や高遠がある。 また、行ってみたい。
秋葉神社は、山の上の上社と、下の下社がある。
地図の、下社の駐車場に着いた。
ここを上って行ったら、秋葉神社下社がある。
2~3軒、お土産屋さんがあった。
右が、本殿。 そんなに立派でもない。 メインは、上社かな。 全国の秋葉神社の総本山だそう。
河原にも駐車場があったので、こっちにした。
※ 後で、そっちはキャンプ場なので、200円かかると言われた。 ただの河原に見えたけど、払った。
明日の朝は、水の補給が楽にできる。
上社は、右の山の上にある。
河原は気持ちがいい。
実は、今日は河原を探しながら来ていた。 停めてみたかった。
今日会った若い記者さんは、プロだから勉強になった。
あの人が撮った今日に写真には、吊り橋・汽車・人・周りの自然が入っている。
新聞の写真と、私のブログの写真は、共通しているところがある。
それは、芸術的な写真よりも、何かを伝える写真だからかな、と思う。
私も最近は少し工夫している。
例えば、今日の地蔵さんの写真だけど、あれは、道と地蔵さんの二つを撮った。
こんなのも面白そう。
夕日を撮るとき、夕日だけでなく、夕日に鳥が入った瞬間を撮る。
今日勉強したことをまとめてみると、
撮影したいものを、ただ探すのではなく、自分で作る、または生み出す。
そんなことでしょうか。
【停泊場所】 秋葉神社下社のキャンプ場。 上の地図の駐車場のそば。
【明日の予定】 上社に行きます。 上り、130分と地図の横に書いてありました。
それと、犬居城のあった所へ。 犬居城は、由布姫の子の勝頼が関わっている。
【今日の歌】 たき火(You Tube) 今日も、サザンカを見たので。 ピンクだった。
ゴリラダンス(You Tube) 今日見たミニバイクは、ゴリラだった。 もう一つは、モンキー。
【ブログランキング】 ご支援により、国内旅行7位、旅行全体で12位です。
気に行ったところがありましたら、クリックお願いしますね。
地図を見ていたら、焼津に花沢集落というのがあった。
どんなとこか、行ってみた。
朝、昨日お世話になったKさんにお礼の電話をした。
その時、あのエビは桜エビでいいかを聞いた。 違った。
Kさんは、桜エビが食べられる、お蕎麦屋さんを紹介してくれた。
鐘庵というお店だった。 安くて美味しいという。
そこで食べたのが、桜エビのかきあげの蕎麦。 桜エビは小さなエビだった。
殻は柔らかく、サクサクとしていた。

焼津の手前で、少し山の中に入った。
駐車場に車を置いて、歩いた。 向こうの山の右の沢に、花沢集落はある。 ここです。

ここの分岐点で、右に行く。
子供たちが、川で遊んでいた。

何を捕まえているかを聞いた。 魚とカニとエビだという。
岩の隙間に手を突っ込んで、魚も手づかみだった。 これは、珍しい。
マタギで、これが出来る人がいる。 テレビで放映されたことがある。(NHKのBSで)
※ この人だと思っています。 このブログの中の写真に。

右の子が、まず、カニを捕まえた。

その後、真ん中の子が魚を捕まえた。 ヤマメがいると言っていたが、これは違うか。
捕まえるコツを聞いたが、どうやってもヌルヌルするんだよね、と言った。
魚には、お腹かどこかに弱点がある。

いい表情で、写真を撮らせてくれた。 (ここには、載せられないが)
一緒に遊べばよかったかなと、少し後悔。
ここ、花沢集落は、国道から数キロしか離れていない。
取り残されたように、昔の姿が残っていた。

駐車所は、カーナビで見つけたが、駐車場には何の案内板もなかった。 人に聞いて来た。
観光地化されていなかった。
歩いていても、説明板はなかった。
後で調べて分かったことだが、この道は、平安中期まで古代の東海道だった。
石垣と板壁が目立つ。
少し不思議なのは、玄関が見当たらない。

お母屋はここを通った中にあった。
調べたら、このようなのを、長屋門と言うそうだ。
長屋のような家についてる門だ。 そうしたら、この門の付いてる家は何だと言うことになる。
こうだった。 昔ここはミカンで栄えた。 その時人を雇った。 その人たちが、この門のある家に住んだ。
この地域は、昔から裕福だったことが分かる。

ミカンが売っていた。 こんな売り方は他にもあった。
この値段です。 10個は入っている。 別の場所だが、私も後で2袋買った。

花沢集落は、焼津市のシンボルとなっており、市民に親しまれているそうだ。
写真では人は少ないが、多くの人に出会った。
情緒豊かな感じがした。

写真を獲ると、絵になるところがいっぱいあった。 のどかな感じがする。

家並みが途切れたら、畑があちこちにあった。 私より年配の、3人連れの人たちと一緒に歩いた。
花の名前に詳しかった。
これは、千両。
一人が、万両もあると言った。 本当かいと少し疑ったら、どこにでもあると言った。
そして最後に、植木屋さんに行けば、と言ったので、みんなで笑った。

これは、しぶ柿。 干し柿にする。

これは、ピラカンサス。

これは、モチノキだそう。
※この木の樹皮から、鳥黐(とりもち)が作られる。 強い粘着力があり、木の枝に付けておくと、鳥が捕れるそう。

イノシシが掘った穴。 イノシシはミカンの木の枝を折ったり、たくさん食べ散らかしていた。

左のは、トランペットフラワー。

初めて名前の聞くものばかりだ。
これは、オイランソウ(花魁草)。
夕方から夜になったら綺麗と説明してくれたので、どんなふうに変わるかを聞いた。
そうしたら、そこは花魁だよ、ってかわされた。

山道を歩いていたら、見晴らし台があった。 焼津の街が見えた。

見晴らし台に、寺の説明が。 周りを探しても、どこにも寺はなかった。
下にあった寺の説明かな。 この説明を読んでいたら、寄ってた。

これが、サザンカ(山茶花)だった。 初めて見た。 最初、椿かと思った。 私が、やまちゃばなだと言ったらみんなわらった。

これは、アセビ。(真ん中の木) 今はつぼみで、春にスズランのような花が咲くそう。

これがつぼみ。

こんな花。(Wikpediaより)

今日のブログは、植物の勉強になってきた。(自分にとって)
これは、カラスウリ。 花は、夜間だけ開くそうだ。

遠くに、茶畑が。

きれいな畑だ。

この人たちと歩いていた。(静岡から来ていた)
別の道で、駐車場に戻っている。

ミツバチの巣。

途中、向こうの親子とも一緒。

これは、サトイモだったかな。
美味しいねと言ったら、女の人が、煮っ転がしは美味しいねと言った。

見晴らしのいい場所に出た。

ウコン。 これは、何語なんだろうと言うことになった。 一人が、英語だと思っていたと言った。

駐車場が見えた。

子供たちが、サッカーをしている。
私の車は、行儀よく待っていてくれてる。

こんな風に、いつもきょろきょろ。 左の人は、ずっとしゃべっていた。
楽しい時間が過ぎていきます。
小さな川があったら、沢の水の音はいいわね、とか言いながら歩いた。

あるお家の前。 柿のミニだと言うんだが、私には、リンゴに見えた。

ネコちゃんと、みんなで叫んだが知らん顔。 最後に少しだけ、こっちを向いてくれた。

この花の名前がやっと分かった。 アブチロン。

これも、花魁草。 こっちが一般的なよう。

駐車場の近くにいた。 孔雀。

今日は、花のお師匠さんと歩いている感じだった。
楽しかったし、たくさんの花を覚えました。
観光に染まっていない花沢集落はよかった。
旅は、その土地を歩くのが一番と、再度思った一日になりました。
【道の駅】 島田市川根温泉 ここです。
【明日の予定】 この近くを調べます。 ここは、大井川の中流でしょうか。 大井川鉄道もあります。
【今日の歌】 ミカンが実る頃(You Tube)
【ブログランキング】 ご支援のおかげで、国内旅行7位、旅行全体で13位です。
気に入ったところがありましたら、クリックお願いしますね。
