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キャンピングカーで放浪の旅

 写真で探訪

朝7時からの、勝浦港のセリ市を見た。
一瞬に決まる、緊迫した雰囲気がいい。 でも、写真を失敗した。(原因は、分からない)

宙太さんの要望で、新宮市に寄った。(佐藤春夫の関係)
1日では見切れない程、見所たくさんの街だった。


セリは、午前7時から、勝浦漁港魚市場で行われた。
観光客や、テレビカメラを抱えた人もいた。   場所はここ

ここの特徴は、冷凍ではなく、全部生マグロ。 太平洋の近海で獲れるもの。
生マグロの水揚げ、日本一だそう。

市場は、屋根と日除けのビニルがあるだけ。
7時3分前になったら、仲買人が集まってきた。 帽子の色は緑。 仲買人の札が帽子に付いている。
仲買人から買う人達も、いる。 帽子は赤い色か、カーキ色。

携帯で連絡を取る人が多い。 マグロの質や値段についてと思う。
仲買人に話しかけられる雰囲気はない。 聞く時は、別の人に。

マグロは、グループに分けられている。 新鮮さが基本と聞いた。 ※ 種類の違うマグロも、かたまってあったが。
新鮮なものから順に始まった。
値段を板に書いて、仕切る人が座っている台に置く。

札が出し終わったら、競り落とした会社を読みあげる。
番号、値段、会社の順に。 早口で、何言ってるか聞きずらい。 でも、聞きなおす人はいない。
すぐに、マグロの上に、競り落とした会社の名前を書いた紙を、置いていく。 とにかく速い。

10年6月11日 (1)

そうやって、1時間ほどで、何百本かのマグロがセリ落とされた。
1本ずつ、凍り詰めにして、すぐに運ばれた。
値段は、写真くらいの大きさで、質が良ければ、25000円くらい。
  ※ 写真は、情報誌のもの。 ここに行くと決めた時、ボールペンで円を描いた。

お昼頃、通りがかりのスーパーで、今朝の勝浦のマグロを買った。
600円で、食べ切れないほどの量があった


ここは、新宮市にある、浮島の森。 街の中だ。   ここです
確かに森。 浮島に木が生えている。

10年6月11日 (2)

これが、浮いていると言うから、不思議だ。
管理人の人が、丁寧に説明してくれた。

10年6月11日 (3)

島の中に、遊歩道があった。

10年6月11日 (4)

仕組みは、下の図。 根のある層も下の層も、泥炭。 根のある層の幅(厚さ)は、60~100㌢。
上と下の僧の間に、30㌢未満の水の層がある。

つまり、浮いているということになる。 
ただ、現在は、端っこの方が下と、くっ付いている。 昔は全部離れていた。

島でない所の深さは、32㍍あるという。
泥炭が出来たため浮いたのだが、池の底から冷たい水が湧いているので、植物が腐らないそうだ。

普通の浮島とは違うが、この島も、確かに浮いている。 
浮いてるのは30㌢ほどだが、島が大きく木が生えているのが驚異的。 

10年6月11日 (5)

※ 関連ブログ。   浮島湿原     湯川沼の浮島    藺牟田池の浮島

管理人さんは、街の中の見所を紹介してくれた。
まず、神倉神社に行ったらいいと言う。 熊野の神々が降臨した所だと。
断われなくなってきた。

15分ほどで着いた。  場所はここ

10年6月11日 (7)

野口雨情が歌った。
「見せてやりたい 神倉のお燈まつりの 心意気」

10年6月11日 (6)

こんなポスターが、市内にあった。 これが、この祭。   ※ 阿蘇神社の火振り神事みたい。

10年6月11日 (32)

ここまでが、急な石段。 転んだら、どこまでも転がりそうだった。

10年6月11日 (8)

岩が御神体。

10年6月11日 (11)

中央に、浮島の森。

10年6月11日 (9)

いい見晴らし。 このことは、知らなかった。

10年6月11日 (10)

こんな位置関係。

10年6月11日 (12)

浮島の森の駐車場に戻って、熊野速玉大社の駐車場に向かった。
そばに、佐藤春夫記念館があった。

10年6月11日 (13)

東京にあった建物を、移築復元した。

10年6月11日 (22)

この人の本は、読んだことがない。 聞いたことがあるのは、サンマの詩だけ。
柳川でお世話になった、宙太さんが好きなようだ。 それで、来た。

応接間。

10年6月11日 (14)

10年6月11日 (15)

奥様と。

10年6月11日 (16)

詩だなって、感じますね。

10年6月11日 (17)

これは、「秋刀魚の歌」の出だし。

「阿はれ(あわれ)秋風よ 情(こころ)あらば 伝えてよ」   

全文はここに。 この歌には、ドラマがあった。 知らなかった。

10年6月11日 (18)

谷崎潤一郎と。 紀州勝浦温泉で。 昭和5年7月。

10年6月11日 (19)

狭い書斎が好きだったと、あった。

10年6月11日 (20)

「わんぱく時代」の原稿。 この後行く、城跡が舞台だそう。

10年6月11日 (21)

熊野速玉大社。 熊野三山は、ここと、熊野本宮大社、那智大社。

10年6月11日 (23)

新宮城跡に向かった。 この辺りで、佐藤春夫は生まれた。

10年6月11日 (24)

この辺りで、育った。 城の前。

10年6月11日 (25)

城跡は、ここを登る。

10年6月11日 (26)

天守閣のあった所から。

10年6月11日 (27)

山側。

10年6月11日 (28)

新宮城は、丹鶴(たんかく)城ともいう。 丹鶴姫がいた。
頼朝は、この人の甥(おい)。 それで、鎌倉幕府の御家人になった。 この辺り一帯を任され、大きな力をふるった。
※ 丹鶴姫は、源為義の娘。 為義の長男は義朝で、頼朝や義経の父。 そんな関係だった。

10年6月11日 (29)

熊野川。 この後、赤い橋を渡って、三重県に入った。

10年6月11日 (30)

アーケード街を歩いて、戻った。

10年6月11日 (31)

お店の前で、梅を漬けていた。

10年6月11日 (33)

途中、大石誠之助宅跡があった。 大逆事件で、冤罪で処刑されたとあった。  ※ 冤罪(えんざい)~無実の罪
後の時代になって、この町がこの人を救った。

10年6月11日 (34)

浮島の森は、今でも、信じられない感じがする。
これからの目標は、昔のように、全体を浮かせることですね。 水面を高くして。

そして、月ごとに、島の位置を変える。 
浮島の魅力は、さらに大きくなりますね。 可能と思う。
※ イメージは、北海道サロベツ原野の、瞳沼の浮島かな。

宙太さんに、佐藤春夫のお勧めを1冊教えてもらいます。
それを読んでみます。


【道の駅】   紀宝町ウミガメ公園    ここです

【明日の予定】    この近くの海かな。
          ※ 大台ケ原山の、登山の検討に入っています。 できれば、日曜日に。 天気がむずかしい。

【今日の歌】    CALENDAR(YouTube)    紀伊半島の季節は、完全に夏になったでしょうか。 暑いです。

【その他】    今日、ある新聞社の取材を受けました。 突然だったので、少し驚き。


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那智の滝は、見上げる高さだった。
水は、天から落ちてきた。
高さ133㍍。 普通の滝の3倍はある。 1段の滝では、日本一。


熊野川。 途中で撮影。 どこも、砂利の河原がきれい。 それが印象かな。

10年6月10日 (1)

熊野詣は、熊野本宮大社、新宮にある熊野速玉大社、そして、熊野那智大社にお参りするのが一般的だったそう。
昔、長い旅をしてきた人は、那智山の入り口である、大門坂の前に立ったら、どんな気持ちになったでしょうね。

10年6月10日 (2)

平安衣装の人がいた。 写真をお願いした。

10年6月10日 (3)

夫婦杉。

10年6月10日 (4)

左にあるのは、富気王子跡。 熊野古道にある、最終王子。

10年6月10日 (5)

大門坂は、熊野古道の中で、一番いい状態で残っていると言われている。

10年6月10日 (6)

大阪から中学生が、修学旅行に来ていた。 
2人の女の子が、みんなから遅れた。 その子たちと、時々話した。

10年6月10日 (7)

表参道。

10年6月10日 (8)

もう遠くない。

10年6月10日 (9)

ここを上ったら、大社。

10年6月10日 (10)

下に、2人の女の子が見える。 ちゃんと歩いた。

10年6月10日 (11)

熊野那智大社。 ここは、拝殿。 京都から歩いて来て、ここに着いたら、涙が出るね。
きっと、足は豆だらけ。 私は、草鞋で1日20㌔は、無理。

10年6月10日 (12)

拝殿で手を合わせたが、22㌔歩いた日の方が、拝む時気持ちが深かった感じがする。

建物はいろいろ。 本殿は、拝殿の後ろに。

10年6月10日 (13)

少し前まで、中学生で賑わった。 

10年6月10日 (14)

中学生の中には、高い所からの風景に感動している子がいた。
歩いてきたから感じるのかな、とか言いながら。 めんこいことを言ってた。

間を通って、滝の方に。 

10年6月10日 (15)

青岸渡寺(せいがんとじ)。 信長が焼いて、秀吉が再建したとあった。 

10年6月10日 (16)

古いっていう表情。 

10年6月10日 (17)

人々は、神に願い、仏にすがった。 今の時代は、どうなっているのかな。

10年6月10日 (18)

※ 私の神社のブログを他の人のと比較し、それを1例にして、散々に書いてくれたブログを発見した。
  何の目的があって書いたのか。 気付いたから書いただけなのか。
  こんな人間もいるのか、と思った。
  
※ 上とは別に、どんなブログにしていくかは、ずっと考えている。
  むずかしい。
  
滝は、向こうの下に。

10年6月10日 (19)

こんな絵が、道の途中に。 履物は、草鞋だ。 
花山上皇がいるんだが、左から3番目でいいのかな。

10年6月10日 (20)

三重塔。

10年6月10日 (21)

三重塔の2階から撮影。 一目、大きいと感じた。

10年6月10日 (22)

塔の中に、こんな絵が。

10年6月10日 (23)

那智の滝は、神社の本尊になっていた。 だから門があるのか。

10年6月10日 (24)

急な石段。

10年6月10日 (25)

真ん中の隙間に、滝はある。

10年6月10日 (26)

滝に手を合わせる場所がある。

10年6月10日 (33)

ここの滝の特徴として、岩肌がきれいだった。

10年6月10日 (28)

そこを、いい感じで流れ落ちる。

10年6月10日 (29)

上の出口。

10年6月10日 (30)

展望台があることに、すぐに気付かなかった。 300円かかる。

10年6月10日 (32)

大きな滝。 133㍍。 風で霧のようなしぶきが飛んでくる。
※ 情報誌には、霊気を感じますよ、とあった。

10年6月10日 (31)

※ 北海道の天人峡の羽衣の滝は、何段かに分かれていて、270㍍。 上の方は遠くて、見えにくい。

大きくなる。 FC2ブログでは、この大きさが限界。

10年6月10日 (37)

車道を通って、戻った。

10年6月10日 (34)

いい風景。 滝は、上だけ。
途中で会った、女の人3人組の車が停まった。 乗らないかいと言ってくれたが、遠慮した。 
また会うかもしれないね、と言って別れた。 

10年6月10日 (35)

途中から、古道を歩いた。 上の人たちが、車を置いて上がっていた。
言った通り、また会った

10年6月10日 (36)


【停泊場所】     大門坂駐車場

【明日の予定】    市場のセリの見学  新宮で少し(佐藤春夫記念館かな。 大きな浮島もある)
           三重県に入る。


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小さな岩のお風呂が、それだけで世界遺産。
何が珍しいのか、何に価値があるのか。
それが、知りたかった。

つぼ湯と呼ばれる、その温泉に浸かってきた。
世界遺産になるための秘密は、3つあった。

当初、そう思っていたが、実際は4つあることに、後で気付いた。
   

ここが、湯の峰温泉。 熊野本宮から数㌔。 近い。 場所はここ

10年6月9日 (1)ppp

温泉街の中心は、この辺り。 旅館は、15軒ほど。
熊野本宮へ行く前、ここの温泉に入って、体を清めた。 それで、湯垢離場(ゆごりば)と言われる(た)。
※ 垢は、「あか」と読んで、皮膚の汚れのことですね。

10年6月9日 (2)

川の右側。 食堂があるので入った。 
※ この時3時半。 まだ何も食べていない。 こういうことは、よくあること。

10年6月9日 (3)

蕎麦と、「めはり」という、おにぎり。 
めはりは、塩漬けした高菜の葉で包んでいる。 香りがいい。

※ めはりは、昔はずっと大きかった。 
  目が張るほど、大きな口を開けなければ、食べられなかった。
  口を大きく開けたら、目も大きくなることを、初めて知った。

10年6月9日 (4)

つぼ湯は、このように、湯の谷川の河原にある。 散策した後で入ることに。

10年6月9日 (5)

つぼ湯の上(川上)に、橋がある。 この橋を渡っての山への道は、熊野古道。 熊野大社へと続く。

10年6月9日 (14)

左の道が、熊野古道。 この場所の雰囲気がいいですね。 温泉街に似合う。

10年6月9日 (23)

この地には、小栗判官(おぐりほうがん)の伝説が伝わっていた。

※ 私は、初めて知った。 調べてみたら、面白い。 照手姫、という人が出てくる。
  つぼ湯は、この伝説の、重要なポイントになる。
※ この伝説は、実在の人物がモデルになっている。 だから、全くの架空の話ではない。
  そこがいい。 詳しくは、下に。

10年6月9日 (6)

不動の滝があったが、水が少なかった。 王子(神社)跡を探したが、道を間違った。
小栗判官の伝説の場所へ。

10年6月9日 (7)

まかずの稲。 説明は、下に。 

10年6月9日 (8)

上の写真の、左に見える木です。

10年6月9日 (9)

※ 照手姫  (つぼ湯が出てくる)

こんな花。 

teruteppll.jpg

まかずの稲の山側に、「力石」が。 この石で、体を鍛えたとある。

10年6月9日 (11)

説明。 この中の伝説は、上の方のとは、違う。

10年6月9日 (10)

戻っている。

10年6月9日 (12)   10年6月9日 (13)

東光寺。

10年6月9日 (16)

温泉の受付。 つぼ湯は、750円。 30分。 少し待ったら入れると言われた。
7番の札をもらった。

10年6月9日 (15)

ここが、入り口。 入る時は、札をかける。(12歳未満の、12の左に) 靴は外。

10年6月9日 (17)

温泉は、右下に。 左に、脱衣籠。

10年6月9日 (18)

こんな感じ。

10年6月9日 (20)

色に、ブルーが入っていますね。
これは、つぼ湯の秘密の1つ目。
光の加減と、その日の泉質で、7色に変わると言われている。(受付の人にも、この後、聞いた)

この穴は、自然に出来た。 大きな岩に穴がある。 これが、秘密の2つ目。

この穴の底から、お湯が出ている。 秘密の、3つ目。

10年6月9日 (19)

カメラの感度を変えると、色が変わる。 ということは、光の強さでも、色は変わると言うことかな。

10年6月9日 (21)

中はどうなっているか。 向こう側の奥に、穴は続いている。
目いっぱい足を入れてみた。 何かに、ガブッって、かじられそうな不安を感じながら。
足は、壁に当たった。   ※ 実際は、もう少しあるが、石で埋めてあるそう。
底も岩盤ではなく、砂利が入っている。

熱いお湯は、全体から出てる感じだが、奥の方に、特に熱い所があった。

10年6月9日 (22)

足は、2日間、文句を言わないで歩いてくれた。

つぼ湯は、日本最古の共同浴場と言われる。 
1800年の歴史があるとされ、小栗判官回復の伝説がある。
この、歴史的また文化的な部分が、秘密の4つ目だった。


ここで、ゆで卵を作っている人がいた。

10年6月9日 (24)

10年6月9日 (25)

正面が、共同浴場。 2種類あった。 私は、普通のに入った。(もう一つは、薬湯) ※ つぼ湯に入ると、無料。

10年6月9日 (29)

脱衣所で、男の人と話した。(当然、男)
その人は、お風呂から上がった人。 そのうち、みんな上がった。

私は、湯船が撮影できると言って、カメラを準備した。
その時、モデルになってやるって、この人が入ってくれた。
人がいると、湯船は、生きた湯船になる。 いい。 顔もいい。 感謝。 

この後、私も入る。  ※ 何日か、車のシャワーだったので、「いい湯だな~」だった。

10年6月9日 (26)

2日間、たくさん歩いたが、店がなく、ビールは飲めなかった。 さっきのお店で。

10年6月9日 (27)

ご飯も食べた。 サンマは、北海道の物だった。 苦くもしょっぱくもなく、美味しかった。

10年6月9日 (28)

見つけれなかった、王子(神社)跡へ、再度向かった。
つぼ湯に、戸を開けて、入っている人がいた。

「写真撮って、いいか~い」って、大きな声で叫んだ。
「いっしょに、入らないか~」って、返事が返ってきた。

さっき入ったことを伝え、写真の了解をもらった。

10年6月9日 (30)

いい顔をしてくれた。

10年6月9日 (31)

最初の熊野古道を少し歩いたら、左に見つかった。
まず、高浜虚子の歌碑が。 

10年6月9日 (33)

こんな歌。  この人の孫の、汀子の歌が、熊野古道にありましたね。(ブログに載せた)

10年6月9日 (32)

湯峰王子社跡。 昔は、立派な神社があった。

10年6月9日 (34)

ここの川は冷たくない。 この人、足湯。

10年6月9日 (35)

お湯が、岩の穴から、吹き出していた。

10年6月9日 (36)

薄暗くなってきた。 向こうに、駐車場。

10年6月9日 (37)

上の方。

10年6月9日 (38)

温泉に行く人、戻る人。

10年6月9日 (39)


河原の岩に大きな穴ができた。 たまたま、底の方から、お湯が出た。
それは、七変化のお湯だった。
ずっと昔から、人々に親しまれ、伝説まで生まれた。

4つの秘密(魅力)の、どれが欠けても、世界遺産には、ならなかったでしょうね。
こういう湯船(温泉)が世界遺産なのは、ここだけだと言う。


【停泊場所】   湯の峰温泉の駐車場。 広い。

【明日の予定】  那智かな。

【今日の歌】   スコール(YouTube)   松本英子。  古道を歩いた2日間、雨は途中で止んだ。


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朝起きたのが遅かった。
スタートは、9時。 帰りのバスは、午後5時15分。 8時間ちょっと。
昨日のような歩き方はできない。
写真とご飯の時間がいるので、登り以外は、全部急ぎ足。
午後4時25分に着いた。 7時間25分かかった。

帰りのバスの客は、私一人。 国道を真っ直ぐでなく、小さな温泉地を通るバスだった。
運転手さんの解説付きで、楽しい46分の旅。 疲れは、とんだ。


※ 7日の記事を先に書きます。(9日午前)

  9日は、午後に、この記事の最後にある、つぼ湯に行ってきます。
  2~3人しか入れない小さな温泉が、世界遺産ですよ。 不思議。 その秘密をさぐってきます。
  貸切で入る。 平日なので、入れると思う。(昨日混んでなかったので)
  中の写真は撮れます。


今日の写真は、熊野古道の、道の雰囲気を伝えたいと思う。
いっしょに旅をしている感じに、なれるように。

スタートしてすぐ、ここに。 安部晴明がここを通っている。 座ったとかいう石があった。

10年6月8日 (1)

熊野古道は、高い所を通っている。

10年6月8日 (2)

ずっと急ぎ足で歩いた。 でも、急な登りは無理。 
ここは、草鞋(わらじ)峠。 ここまで、約4.5㌔。 1時間で来た。

10年6月8日 (3)

このような、山の斜面の道も多かった。 

10年6月8日 (4)

このように、車道を横切ることがある。

10年6月8日 (5)

登りが多くなり、時間がかかりだした。

10年6月8日 (6)

左下に川が。 川が見えると、山を下りてきた証拠。

10年6月8日 (7)

おぎん地蔵が見えた。

10年6月8日 (8)

この人は、京都の芸者。 この場所で襲われ、命を落とした。

10年6月8日 (9)

蛇形地蔵。

10年6月8日 (10)

後ろの石が、ヘビのうろこ模様。

10年6月8日 (11)

昔は、どんな橋だったんだろう。 木を何本か、並べたのかな。

10年6月8日 (12)

魚が見えるが、ヤマメではない。 川の水は、どこもきれい。

10年6月8日 (13)

ここは、湯川一族発祥の地、とあった。 戦国時代のこの地方の豪族ですね。

10年6月8日 (14)

三越(みこし)峠にあった地図。 ここまで、約10㌔。 12時27分。 

10年6月8日 (15)

12時40分から、20分ほど、初めての休憩。  急に疲れが出た。
お弁当を食べた。 おかずは、卵焼きだけ。 朝食べてなかったから、美味しい。

10年6月8日 (16)

昔は、人が住んでいた。 

10年6月8日 (17)

ここも、生活道路として利用されたから、道幅は広い。 登り以外は、全部急ぎ足。
途中から、棒を杖にして歩いた。 だいぶ楽。 足の疲れは、まったくない。

10年6月8日 (18)

こんな石段を下った。 下る時は、棒はつっかえ棒のように使う。 登りは、棒で体を押し上げる。

10年6月8日 (19)

湯の峰温泉への道があった。 これも、熊野古道。 ※ 後で、バスで行く。

10年6月8日 (20)

猪鼻王子跡。 ちょうど、2時。

10年6月8日 (21)

道は、登ったり下ったり。

10年6月8日 (22)

発心門王子が見えてきた。 
ここに、バス停がある。 多くの観光客は、ここから本宮まで歩く。 距離は、7.7㌔。
ここまで来たらこっちのもんだ、と少し強気になった。

10年6月8日 (23)

上を過ぎたら、こんな道が多くなった。 里山の雰囲気。 この時、2時半。
                       ※ 距離は、500㍍ごとに、標示がある。

10年6月8日 (24)

山の下に家が見えた。 本宮より、川の上流。

10年6月8日 (25)

水呑王子に着いた。 雰囲気がいい。 右に、距離の標示が見える。 
スタートは、滝尻王子。 そこから、500㍍ごとに、1,2・・と、数字が増える。
この場所は、65。 滝尻から、32.5㌔。 
ゴールは、75なので、あと10。 距離は、5㌔。 この時、2時50分。 
4時半頃には着くので、5時15分のバスに遅れることはない。 一安心。

10年6月8日 (26)

水呑王子跡。 石碑は、古い。

10年6月8日 (27)

手前の、緑に見える山の向こうは、奈良県。 ここは、境界線に近い。

10年6月8日 (28)

熊野本宮は、向こうの山の下。

10年6月8日 (29)

最後の山道。 後、2㌔ほど。  元気は残っている。 下りは、小走り。

10年6月8日 (30)

ササユリ。 見つけた時は大変。 その美しさに、驚いた。 こんな花初めて見た。
化粧は、全くしていない。 透き通るような肌。 清楚とも違う。 どう表現したらいいのか。
この花の雰囲気の女優は、誰でしょう。

10年6月8日 (31)

入り口の門が見えた。

10年6月8日 (32)

左の道をやってきた。 着いた。 4時25分。 7時間25分かかった。      ここです

10年6月8日 (33)

ここでお参りした。 
このブログを読んでくれてる人のお願いもした。 病気と事故がないようにって。
今回は、それだけでなく、他にもした。 
宝くじなど、そういうのに当たるように。 人から物をもらったり、いいことがあるように。
もし好きな人がいたら、相手の人の心が、その人のものになるように。

こんなのをお願いしておいたので、もしいいことがあったら、akkamuiさんのおかげと、思ってくださいね。

10年6月8日 (34)

足が3本ある、八咫烏(やたがらす)。 詳しくは、ここに

10年6月8日 (35)

なお、日本サッカー協会のシンボルマークは、この鳥。

JAFppp.jpg

街道てくてく旅の、ポスター。 ここには、5月18日に到着。

10年6月8日 (36)

後鳥羽上皇の歌。
  「はるばると さかしき峰を わけ過ぎて 音無川を 今日みつるかな」

10年6月8日 (37)

この奥にも神社があった。 撮影禁止。 

10年6月8日 (38)

これは、ポスターの写真。

IMG_6nbnm864.jpg

長い石段。

10年6月8日 (39)

ここは、大斎原(おおゆのはら)。 大きな鳥居。 昔は、ここに、熊野大社はあった。
水害があるので、山の上に。

10年6月8日 (40)

龍神バス、5時15分発に乗った。 客は私だけ。 運転手さんのガイド付き。

この川が、熊野川。 河原が広く、きれいだ。

10年6月8日 (41)

川湯温泉の露天風呂。 裸の人がいた。 ※ 写真をアップには、できない。

10年6月8日 (42)

ここは、湯の峰温泉。
バスは、向こうに行って戻ってくる。 私を降ろしてくれた。 写真のために。 荷物はバスの中。

10年6月8日 (43)

バスが戻ってきた。 運転手さんが、つぼ湯を撮ったかいと言った。
つぼ湯って何って、聞いた。
世界遺産の温泉と、教えてくれた。
少しの時間、待っててくれた。 向こうに、バスが見える。

ここが、つぼ湯。 ここだけで、世界遺産。 下から、湯が沸いている。
こんな温泉は、2度目。 東北の赤倉温泉。 湯守の宿 三之丞。 ※ このブログに

10年6月8日 (44)

国道に出て、こんな道を走った。

10年6月8日 (45)

楽しい旅でした。 やさしい運転手さん。 ありがとうございました。
  ※ この記事は、9日に書いた。 午後の1時頃、車のクラクションが鳴ったので、外を見た。
    龍神バスが通り過ぎていった。 きっと、あの運転手さんだ。 
    外に飛び出ればよかった。 手を振ったら、きっと、サイドミラーで見てくれた。

10年6月8日 (46)

車は、山の上。 人と話したりしたから、上まで、50分かかった。
写真の見える近くに、バス停が。

10年6月8日 (47)


2日間で、40㌔を歩いた。 こんなに歩いたのは、久しぶり。
自然の中を歩くだけで、十分楽しいが、
熊野古道には、歴史を感じるという、おまけが付いていた。

最後は、運転手さんにも会って、いい2日間になった。


【道の駅】    同じです。

【明日の予定】  つぼ湯を考えてます。


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熊野古道は、山の中の普通の道だと思っていた。 違った。
道は、山の頂上に向かって進んだ。
それは、街道ではなく、修験の道だった。

18㌔を歩くのに、8時間40分かかった。(写真を撮りながらだけど)
普通の登山より、つかれた。

   ※ 熊野本宮大社まで、残りは、22㌔。
     これを歩くと、熊野古道のメインルートの、山の中の部分を、全部走破したことになる。
     明日歩くか、今、検討中。(今とは、7日の夜のこと)
     バスの関係は、調べた。 
     明朝、7時過ぎのバスに乗って、今日のゴール地点に行かなければならない。
     起きれるか。


雨は降らいないと、思っていた。
降るなら、昨日の6月6日のはずだった。 理由は、ここに

滝尻王子のバス停で、バスを下りたところ。 7時半過ぎ。

10年6月7日 (1)

熊野古道には、ポイントポイントに、神社がある。 神社を王子と呼んでいた。
ここは、滝尻王子。

京都から熊野本宮に行く道は、この道。 だから、この道は熊野へのメインルート。
そして、昔から、ここからが霊域とされ、熊野古道は山の中に入る。

10年6月7日 (2)

胎内くぐりの岩。 狭かったので、通らなかった。

10年6月7日 (3)

上の写真の右上に、乳岩が見える。 藤原秀衡の話が伝わっていた。 義経を助けた秀衡。 
                          ※ 泰衡が、バカだったから、義経は死んだ。
こんな伝説。

昔、平泉の、藤原秀衡が夫人同伴で熊野参りに来た。
ここで夫人が産気づき、この岩屋で出産した。
夫妻は赤子をここに残して熊野に向かった。
ここに残された赤子は岩からしたたり落ちる乳を飲み、狼に守られて無事だった。
秀衡は、この子を奥州へつれて帰った。
その子供が成長し、秀衡の三男和泉三郎忠衡になったととも。

ここは、不寝王子。 王子という所には、昔神社があった。

10年6月7日 (4)

雨は止まない。 ずっと、しとしとぴっちゃん。

10年6月7日 (5)

一気に山に登って、この風景。 登山だった。 何百㍍か登った。
ここまでの距離は、1.6㌔。 たったこれだけに、1時間15分かかった。 
バスの運転手さんは言った。 最初が大変だと。 掌を反らせて、斜め上に向けた。

ここに着いた時、雨は止んだ。

10年6月7日 (6)

こんな祠(ほこら)も、たまにある。

10年6月7日 (7)

高原熊野神社。

10年6月7日 (8)

こんな花。

10年6月7日 (9)

この写真は、高原霧の里休憩所の広場から。 上の神社のそば。
今月14日、NHKの番組、街道てくてく旅の生放送が、この場所から始まる。 10日から、熊野古道を歩く。

10年6月7日 (10)

上の場所に、人家があった。 昔、ほとんどの家が、宿だった。 ここを過ぎたら、近露まで家は無い。

今日歩くルート。

10年6月7日 (11)

高原池。 11時8分。

10年6月7日 (12)

昔、この辺りに、大きな鳥居があったそう。

10年6月7日 (13)

とにかく、よく登った。 天空の城に行くのかと思った。
疲れたら、しゃべりたくなくなる。 

10年6月7日 (14)

道は、はるか下。

10年6月7日 (15)

山の尾根を歩いている。 杉林の中は、森林浴ではない。 動物の気配もない。

10年6月7日 (16)

休憩所で、蟻地獄を発見。 久しぶりに見る。

10年6月7日 (17)

蟻を入れて遊んだ。 下の虫が、蟻の足を、砂の中から挟んだ。

10年6月7日 (18)

お地蔵さん。

10年6月7日 (19)

小判地蔵とあった。 昔、小判をくわえたまま、ここで倒れた人がいた。
嘉永7年(1854)のことで、熊野の参詣を終えて、紀三井寺に向かっていた。 ※ 紀三井寺球場のあった所。

10年6月7日 (20)

このような、一里塚が時々。 昔もここにあった。 和歌山から、25里と書いてある。

10年6月7日 (21)

この場所で、月が3つ見られたという。(三体月伝説) 11月23日の晩のこと。
※ それは、二三夜待ちの夜だ。 モチモチの木の話が生まれた晩だ。  ※ 関連ブログ

10年6月7日 (22)

大坂本王子跡。 近くに、逢阪峠があるので、この名前のよう。 
ここまで、約11㌔。  2時少し前。 この距離に、6時間以上かかった。

10年6月7日 (23)

右に行ったら、道の駅。 車を置いてある。 2時16分。

10年6月7日 (24)

牛馬童子像のある所。 昨日行ったので、通過。

10年6月7日 (25)

ここを下りたら、近露。

10年6月7日 (26)

北野橋。 日置川で、アユ釣りの人が。

10年6月7日 (27)

近露王子跡。
 
昔、花山法皇が、少し手前の箸折峠で食事をした。
箸がなかったので、カヤの木の枝を折って箸にした。 その箸の赤い部分に、露が滴った。
それを見て、「これは、血か露か」と言ったという。

それで、ここの地名が、近露になった。 笑い話のような話。

10年6月7日 (28)

皇族が、熊野詣でに熱心だったため、盛んになった。

10年6月7日 (29)

畑に婦人の方がいた。 挨拶したら、この山を紹介してくれた。
一番遠くの山の姿。 それは、おとめの寝顔だそう。
私は見たことないから、こんなんなんだ、と思った。
おっぱいが小さいことも、教えてくれた。
これについては、話したいこともあったが、話が可笑しい方に行きそうなので、黙っていた。

10年6月7日 (30)

いい色だ。 バラでいいですね。

10年6月7日 (31)

左の道を行く。 古道が、生活道路になっている所もある。

10年6月7日 (32)

継桜王子。 やっと着いた。 4時半過ぎ。

10年6月7日 (33)

大きな杉の木。 気付かなかったが、ここの杉は、一方杉と言って、片側にしか枝がないそう。

10年6月7日 (36)

「中辺路は 峡深き里 暮早し」 ※峡は、山峡の峡ですね。 
作者は、汀子とあった。 初めて見る名前ではないんだが・・・。 この人の祖父は、高浜虚子だそう。

10年6月7日 (34)

とがの木茶屋。  

10年6月7日 (35)

上の右となり。

10年6月7日 (37)

少し下に行ったら、「野中の清水」があった。 水の湧いてる池。

10年6月7日 (38)

20分ほど歩いて、山を下りた。 ここからバスに乗って、戻る。

10年6月7日 (39)


今日は、山をいくつも登った。 たいへんな道だった。
昔の人は、ここを、草鞋(わらじ)をはいて、歩いた。
     ※ 私は、トレッキング用の、歩きやすい靴。
きっと、想像できない苦労があった。


【道の駅】    同じです。

【明日の予定】  継桜王子から熊野本宮まで。

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akkamui21

Author:akkamui21
ユーロスターで放浪の一人旅に出た、オジさんのブログ。
昨年春オホーツクを出発し、日本を2度往復。この秋に南下を始めたら、3度目に入る。

akkamui(アッカムイ)は、エゾモモンガのこと。子供の守り神の意味です。
ブログには、写真をいっぱい載せています。
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