能取湖のサンゴソウ(さんご草) です。
もう少しすると、もっと一面が赤くなると思います。
色は、真っ赤ではなく、葡萄色っぽい、独特の赤ですね。
調べたら、あることが分かりました。
さんご草は、アカザ科で、ほうれん草やビートと同じ仲間でした。
それで、ほうれん草の根本が少し赤いですが、同じ成分だそうです。(ペタジアニン)
美しいと言うより、珍しいのかな。
※ 撮影場所は、卯原内(地図)の紋別よりのパーキング。

斜里岳です。 裾が、広く、なだらかです。
※ 撮影場所は、能取湖の網走側の端。

斜里岳で、思い出すのは、斜里高校の校訓 「凌げ斜里岳 」 です。
昔、新聞で知ったのですが、校訓を、一般公募して決めたんですね。
すばらしい校訓と思います。 ( 凌げ は、しのげ、と読む。)
紋別高校がスタートしたが、校訓が、「誠実 勤勉 敬愛」なんですね。
う~ん。 これだと、生徒の頭の中に、入り込まない。
(※ 多くの学校が、このような校訓、という現実はあるが。)
校訓や校歌は、公募したのでしょうか、当時、新聞とかでは分からなかったですが。
いいのは、すぐには思いつかないが、例えばこんな感じ。
① 「 立ち向かえ、北の風に! 」 北の風が、もう少し、いいのがないか。
「 立て、 北の風に!」 というのもあるか。 立て の他に何かないか。
はっきりとした、地域性が足りないか。
上のは、まだまだ不十分だが、せっかく新しく作れるんだから、公募して、みんなで知恵を出したら、いいのが見つかったのに。 自然の特徴を洗い出して。 願いを整理して。
子どもたちが、胸に秘めて、生きていくことができる、そんなのがいい。
斜里高校のは、そうなっているし、子どもたちを、励ましています。
「誠実、~~」は、生き方を示しているが、何かが足りない。
こんなのもあるが。 ちょっとひどいか。
「 またげ、オホーツク! 」 ふざけるなと、言われる。
これは、冗談だけど、何とかならなかったのかな。
今日の夜は、上弦の三日月。
この後、だんだん半月に近づき、15日に満月になって十五夜です。 お月見です。

採用試験について、少しだけ書きますね。
こんな感じなんですよ。
教員採用の2次試験まで、勉強できるのは、あと3日。
予想倍率は、3倍。
勉強の中身は、論文と面接。
予想される、論文の問題は、
今日、児童生徒に確かな学力を育むことが求められています。このことについて、あなたはどのように考えますか。また、教師としてどのように努力しますか。具体的に述べなさい。
昨年から、学力テストが始まったので、これの可能性が高い。
まず、この問題で、質の高い論文を作り上げて、暗記する
そして、問題が変わったとき、どこを、どのように直すかを決めておく。
論文は、どのように評価されるか。
① 聞かれたことに、ちゃんと答えているか。
② 北海道教育委員会で求めている、キーワードと言われるものが、たくさん組み込まれているか。
③ 切れ味のするどい表現になっているか。
面接は、聞かれたことに、やはり、キーワードを入れて答えることが出来るか。
覚えることが沢山あるので、面接の準備の方が大変。
自信を持ってないと、子どもを任せられないと評価される。
早くから勉強しておけばいいのだが、1次試験の結果が分からないと、なかなか本気で勉強できない。学校はいそがしいから。 やってる者は、もちろんいるが。
キーワードには、どんなものがあるか。
生きる力 確かな学力 豊かな心 社会性 使命感 信頼関係 学ぶ楽しさ 人間力 学ぶ喜び 学ぶ意義 モラルや服務 生きる知恵 責任と使命 教師力 夢や希望 自立の精神 プロとしての教師 社会で自立 など、あと30個くらい。
これらの言葉を、自由自在に操れたら、合格。
我流で答えて合格することはない。 勉強してないと判断される。
学者の書いた教育書をいくら勉強しても、試験に対しては、意味がない。
北海道教育推進計画、網走管内教育推進計画、この2冊で十分。
今、二人と関わっています。
間に合うか。 時間とのたたかい。
秋の終わりの、雪がちらつく頃、おいしい酒が飲めたらいい。
※ 追記 9月3日
そう言えば、3年前、こんなTV番組があった。
「桜の花の咲く頃に」 ※ 別海高校が舞台。
その中で、期限付きの国語の先生がいて、土・日に札幌のアカデミーで勉強して、日曜日の夜行のバスで別海に戻り、そのまま授業をしていた先生がいた。
あの先生どうなったかな。 気がかりだ。 別海高校に電話してみるか。
何とかなってたら、いいが。
※ 追記 9月4日
分かりました。 その年の採用試験に合格してました。
Sさんという女性の方です。 よかった。 8年目の合格でした。
ネットで調べました。
そのことを、ずっと考え、また探してきたが、難しいと感じていました。
2年ほど前、大阪書籍の国語教科書6年に、タイトルの文章が載っていることを知りました。
司馬遼太郎が書いた、「二十一世紀に生きる君たちへ」という文章です。
これだ、と思いました。 その中で、
「~~と感じる気持ちを、そのつど、つくりあげて~~。」 と書いてありました。
文章全体の、5分の4の後半に、あります。
下記のホームページに全文が載っています。
時間があったら、ぜひ読んでみてください。 大きな発見になるかもしれません。
(※ 著作権の関係で、問題なくリンクできるのは、ここだけと思います。)
読まれる方は、
「二十一世紀に生きる君たちへ」 (総理官邸キッズルーム)をクリックして、
ウインドウが出たら、再度、その中の、「二十一世紀・・・・・」をクリックしてください。
司馬遼太郎は、ある本で、(思い出せない)
「短い文だが、長編小説を書くより、もっともっと多くのエネルギーを使った」
という内容のことを書いています。
※ カテゴリーに 「 教育 」 を 追加しました。
幸せについて、考えさせられました。
幸せ以外にも、考えさせられました。
劇は、最後に、見る人たちの心に、何か「ほわっとしたもの」を残すところに価値があります。
でも、今日の劇は、最後に丁寧にまとめていました。
青い鳥は、心の中にいるとか。
心の中にいることを、知ってもらうことを願って、それまでの演技があったはずなのに。
直接言われたら、人は変わらない。 最後の判断は、まかせる。
自分で、そうだと気づいたことには、人は大きく影響される。 そう思うんですよ。
「一つの花」というお話があります。ちゃんと勉強したら、戦争というのは残酷なものだと、誰もがわかります。でも、最後に言ってしまったら、読んだ人間の自分の判断が消える。出来なくなる。
たった一言で、人間が影響されるなら、教訓みたいなので、人を変えることが出来る。
でも、実際は、苦労したり、痛い目にあったりしないと、人は変わらない。
本は、疑似体験。 劇を見るのも疑似体験。
相田みつを が好きになれないのは、結論を言ってしまうから。
木の根っこは見えないけど大事だと、直接言ってるから、だめ。
教訓と同じ。 そうかなと思うだけで、深く心に入り込まない。
金子みすゞも似ている。 きらいではないけど。
浜では大漁だけど、海の底では弔い と言っている。
直接言ってしまったらおしまい。 それに気づかせるのが芸術。
だから、金子みすゞの作品は、詩ではなく、童謡。
新美南吉のごんぎつねは、ちがう。
人と人との関わりは、とっても難しい。 それに気づいてもらうために、あの長いお話がある。
難しいとは、どこにも書いてない。
でも、それに気づいたら、その人間の心に一生残る。
石川啄木の詩も、だから、価値ある。
最後の判断は、まかせる。 それが大事に思います。
自分で気づいたことだけ、ずっと、心に残る。
押しつけたら、ダメ。
そう思うかな。
エゾカワラナデシコ しかない。 決めました。
「がんばるは、なんて言うなよ、草の花」 に、ぴったりの花を、ずっと、探していました。
これについては、6月16日と7月15日のブログに、書いています。
探しているのは、野原にひっそりと咲いていて、それだけで、十分に存在感があり、美しい花です。
候補は、ハマナスと、エゾカワラナデシコ でした。
私は、ハマナスに少し肩入れしていました。 ハマナスでよければ、そうしようと。
イメージとしては、「日の出岬の突端に、風に震えながら咲く、品のいい、小さなハマナス」でした。
そんなハマナスが実際にあるのか、行ってきました。
80点のはあっても、100点のはない。 これは、ハマナスという花に問題がありました。
それは、ハマナスは、咲いたすぐ後は、いいのですが、少し時間がたつと、凛としたものがなくなる。 清楚さもなくなる。 花びらとかが、くたびれてしまうんです。 そこに大きな問題がありました。
それで、少し華やかかな、とも思ったのですが、エゾカワラナデシコ に決めました。
私たちの周りには、この花のような人は、いますよ。 都会でない、小さな街にです。
でも、その人が、エゾカワラナデシコ のように輝いていることを、まわりは知らないことが多い。
また、本人自身も、自分の輝きに、気づいていない。
女優では、だれが、エゾカワラナデシコ か。
これについては、8月14日のブログに、下のように書きました。
「私には、今、こまっている問題がある。それは、エゾカワラナデシコという、素敵な花があるのだが、この花にぴったりの女優は誰なのか、その答えが見つからない。 もう、1週間以上悩んでいる。
だれか、何とかしてほしい。 蒼井優にしたいんだが、少しイメージが違う。 宮沢りえ が近いか。 」
答えが見つかりました。
本人の持ってる雰囲気そのものが、エゾカワラナデシコ になっているのが、宮沢りえ。
完璧に、エゾカワラナデシコ に、演技をして、なりきれるのが、蒼井優。
と、独断で決めました。
品がありますね。
この色だって、なかなか。
生きることを、楽しんでる感じもする。
私には、テレビに出ると分かったら、絶対に見るか、録画する俳優(人間)が、2人いる。
一人は、蒼井優。 もう一人は、フィギュアスケートの、キム・ヨナ。
キム・ヨナの演技は、スポーツというより芸術に見える。
早く腰を治してほしい。 浅田真央のずっと先を行ってたはずなんですから。
※ キム・ヨナ You Tube
キム・ヨナ You Tube 2
蒼井優について言えば、この女優の演技を見たら、他の俳優は、みんな霞むかな。
エゾカワラナデシコ にでも、アヤメでも、ヒマワリでも、この人は、何にでもなれる。
そんなことで、宮沢りえと、蒼井優にしました。
少し、すっきりしたかな。
100年以上前の開拓時代、このオホーツク地方は、朔北 ( さくほく ) の地とよばれた。それは、辺境の地であり、文明の足音が、はるか遠くに聞こえる地だった。 そういう中で, この地に、この花が咲いていたら、そう呼ばれても 暗さはなくなる。 そうも、思ったかな。
そんなことで、やっと一段落。 ああだ、こうだ、長くなった。