今日は、二十三夜です。
旧暦の11月(霜月)23日は、今日です。
昔は、今日の夜、二十三夜待ちという行事が行われていました。
二十三夜塔 ※左は、道祖神
食べ物などを供えて、月の出を待ちました。 家族や大事な人の幸せを願いました。
でも、二十三夜待ちは、待たなければ、月は見られません。
今晩、見ることが出来るのは、このオホーツク地方で、真夜中の0時45分過ぎです。
(追記 月が出るとこが山なら、30分は遅れそう。 1時は過ぎる)
見えるのは、半分くらいの月。 今晩の天気は曇り。 見えたらいい。
お願いしたいことが、山ほどある。 人の幸せより、自分の事ばっかりだが。
それも、決して人には話せないことが多い。
でも、今晩は、他の人の幸せも願っておくか。 よし。
写真が撮れたら、載せますね。 寝ないで起きてるぞ。
※ 今晩が、二十三夜だということは、カレンダーにも載っていない。 テレビや新聞でも紹介はされない。 でも、日本のどこかの地域では、二十三夜待ちをやってますよ。 私は一人で待つ。 ミカンを供える。 栗も。 餅も。 風邪でいっぱい買ったから、何でもあるぞ。
下の絵は、モチモチの木に雪が付き、それを、二十三夜の月が照らしたもの。
「モチモチの木に、ひがついている」 ところです。
これは、勇気のある子供だけが、見ることができるもの。
「モチモチの木」と言うお話しの、中心の場面です。
作者は、斎藤隆介 切り絵は、滝平二郎。 昔、3年の国語の教科書に載ってた。
おくびょうものの豆太のお話し。
霜月 二十三夜、つまり今日の夜を舞台にしたお話しです。
山の中で、じいちゃんと二人で暮らしていた。
(※ キツネの窓を思い出す。 ブログ、12月3日。)
とっても仲よく。 たよれるのは、じいちゃんだけ。 もちろん。
豆太はおくびょうだから、夜一人でトイレには行けなかった。
真夜中、じいちゃん、突然の腹痛。
外は怖かったけど、じいちゃんを助けるために、隣の村まで、足から血を流し、裸足で走って、医者を呼んできた。 泣きながら走った。
医者を呼んできて、小屋に入ると時、豆田は、モチモチの木にひがついているのを見た。
じいちゃんは、助かった。
じいちゃんは、豆太に、こう言った。
「おまえは、山のかみさまの まつりを みたんだ。
モチモチの木には、ひがついたんだ。
おまえは 一人で よみちを いしゃさまをよびに
いけるほど ゆうきのある こどもだったんだからな。
じぶんで じぶんを よわむしだなんて おもうな。
にんげん、やさしささえあれば、
やらなきゃならねえことは、
きっとやるもんだ。
それをみて たにんが びっくらするわけよ。
ハハハ」
私たちは、どんな子供を育てればいいのか。 その答えが書かさっていました。
「やさしい子供に育てればいい」と。
人間の素晴らしい行動の底には、やさしさこそがエネルギーの源になっていると、教えてくれます。
※ 9月1日のブログ 「21世紀に生きる君たちへ」でも、やさしさについて触れています。
今日、これを書くに当たって、図書館で「モチモチの木」を借りてきました。
久しぶりに読みました。
私は、昔担任していたとき、転校する子が出たら、男の子には、この本をプレゼントしていた。 女の子には、何だと思います? それは、「花さき山」 だった。 やさしいことを一つしたら、心の中に一つ花が咲く、って言う話し。(直接そうは言ってないが)
今晩遅く、月が見られるか調べてみました。
今は、雨が降っており、私の頭の上の空は、雲でいっぱいです。 ところが、夜中の12時頃から、雲は消えていきます。 こんなに綺麗に消えていいのかと思うほど、消えていく。
期待していいかも知れない。
追記 11時30分 空の雲はなくなってきた きっと空は満天の星になる
追記 夜が明けて 星はたくさん見えた。 でも、月が出る鴻之舞の山の上に雲があった。3時過ぎまで待ってみたが、ダメだった。 残念。 仕方ないから、雲の向こうの月にお願いしておいた。
ヒマワリの種と、小鳥のエサを、たくさん買ってきた。
そう言えば、先日、リスが国道を渡っているのを見た。 止まって、左右の確認をしているようには見えなかった。 心配だぞ。 スピード出したら、1メートル以上跳んで走ってる。
ヨナが負けた後、ずっと酒を飲んでない。 風邪を引いたこともあるが。
再度、キム・ヨナの笑顔を見るまで、酒を断つか。 (※ 忘年会はおまけ?)
「今日の歌」は、 新しい、「ハスタ・シエンプレ」(YouTube) 軽い感じ。 グループで。
もう1曲は、Aly&Ajの二人が歌う「Silent Night」(YouTube) クリスマスが近づいて来た。 上手ですよ。
あと1曲は、 新しい「池上線」が見つかりました。 いい。 西島三重子「池上線」(YouTube)