イタコに会うのが目的だったが、いなかった。
薬研温泉から十数㌔走ったら、ここに。 地図では、ここ。
太鼓橋。 三途の川にかかっている。
ここから向こうは、地獄だ。 罪人にとっては、針の山。
湖は、宇曽利湖(うそりこ) 。 ※ 宇曽利山湖とも。
橋の向こうに、霊場が見えている。
ここから有料。 500円。
イタコの控室が、この写真の左のほうにある建物にある。
真っ先に行ってみたが、いなかった。 土日しかいないと、後で聞いた。
録音機とか、用意していたんだが。
仕方ないので、YouTubeのイタコの様子を載せます。 ここに。 イタコの雰囲気が、伝わります。
ただ、この中に出てくるイタコの言ってることなら、私だって誰だって話せる。
優れたイタコは、瞬時にその人間を鋭く観察し、少しでも内面を見抜いて話すはず。
もし、迷いが多そうであれば、その内容で話すなど。
山門。 古くはない。
この地方では、人は死んだら、その霊は恐山に行くと信じられている。
風車は、子供の霊を慰めている。
恐山は、霊場。
ここには、たくさんの霊が集まっており、神や仏の御利益が強い所。 だから、霊場。
山門の仁王像。
建物は開山堂。 恐山の中心。 円空作の聖観音十一面観音が安置されている。
なお、この寺の開山は貞観4年(862年)。
開祖は天台宗を開いた最澄の弟子である、慈覚大師円仁。
円仁開祖の寺は何百とある。 山形の立石寺(山寺)も円仁。
左手奥に、地獄が広がる。
開山堂。
こんな温泉がある。 入場者は、無料。 硫黄の成分が強い。 入った。 10分ほどで、体はポカポカ。
賽の河原の雰囲気か。
下を振り返って。
何で、小石を積むのか。 こんな説明がある。
死んだ子供が行く所といわれる、冥途(めいど)の三途(さんず)の川の河原。
ここで子供は、父母の供養のために小石を積み上げて、塔を作ろうとする。
しかし、絶えず鬼にくずされる。 そこへ地蔵菩薩が現れて子供を救う。
ここは、外輪山に囲まれている。 その山は、ハスの花びら。 ここは、花の真ん中。
宇曽利湖は、下のように、何となく心の形。
こんな風景が続く。
地蔵さんも多い。
宇曽利湖は、極楽を表している。 浜は、極楽浜。
西の端、八角円堂。
全体は、北海道の川湯の硫黄山などに、自然の面では似ている。
一番北の部分。
蒸気(ガス)が噴き出している所には、~~地獄と名前があった。
いろんな地獄のイメージがあるが、その一つがこれ。 ※ 関連ブログ 雲祥寺の地獄絵(ブログの後半に)
向こうが北の端。 向こうから来た。
右は、八角円堂。
死ぬのが怖いから、死んだら極楽に行けるという考えが、生まれたのか。
坊さんが説教しても、言うことを聞かない人間がいる。
言うことを聞かすために、悪いことをしたら地獄、という考えを作ったのか。
血の池地獄の清掃。 昔は水に鉄分が多かったので、赤かったそう。 今は普通だと。
「拾ったお金が自分の物になるなら、もっと一生懸命拾うね」と、私は言った。
「これは、仏さんのお金だからね」と言った。
500円玉があることに、みんな気付いていなかった。
どこにって、みんな探した。 最後に教えてあげた。 地蔵さんの手の上だよって。
宇曽利湖。 極楽のように、美しい。
地蔵さんの家族のようだ。 どこを眺めているのか。
戻る方向。 賽の河原が続く。
この地蔵さんの表情が、一番気に入った。 生きた人間の目をしている。
地獄と極楽、両方。
亡くなった人の霊を慰めている。
このように、道の斜面にあると、あそこを思い出す。
御巣鷹の尾根。 今でも霊を慰めるため、多くの人が山に登る。 ※ 関連ブログ 24年目の御巣鷹の尾根
山の上。
五智山という小さな山の上に。 五智如来。
この風景を見て、戻る。
地面の上の賽銭は、すぐに錆びる。 硫黄のため。
恐山の後、八戸に向かった。 途中のパーキングから見た、陸奥湾。
平沼の近く。 間もなく、日が沈む。 この辺り。

恐山は、高野山・比叡山と並ぶ、日本三大霊場の一つ。
※ 比叡山延暦寺の総本堂、根本中堂の写真(3年前に撮影)

恐山の荒涼とした風景が、この世のものとは思えない、別の世界を感じさせた。
日帰りの観光客がほとんどだが、宿坊に泊まり、法話を聞くことも出来るそうだ。
今日は、イタコに会えなかったので、写真を撮り直した感じになった。
去年も来ているので、よかったら見てください。 ※ 関連ブログ 霊場恐山
【道の駅】 みさわ ここです。
【明日の予定】 八戸です。
【ブログランキング】 国内旅行3位、旅行全体で7位です。
クリックするバナーは、左の一番下にあります。気に入った所がありましたら、よろしく。
薬研温泉から十数㌔走ったら、ここに。 地図では、ここ。
太鼓橋。 三途の川にかかっている。
ここから向こうは、地獄だ。 罪人にとっては、針の山。
湖は、宇曽利湖(うそりこ) 。 ※ 宇曽利山湖とも。
橋の向こうに、霊場が見えている。

ここから有料。 500円。


イタコの控室が、この写真の左のほうにある建物にある。
真っ先に行ってみたが、いなかった。 土日しかいないと、後で聞いた。
録音機とか、用意していたんだが。
仕方ないので、YouTubeのイタコの様子を載せます。 ここに。 イタコの雰囲気が、伝わります。
ただ、この中に出てくるイタコの言ってることなら、私だって誰だって話せる。
優れたイタコは、瞬時にその人間を鋭く観察し、少しでも内面を見抜いて話すはず。
もし、迷いが多そうであれば、その内容で話すなど。
山門。 古くはない。

この地方では、人は死んだら、その霊は恐山に行くと信じられている。
風車は、子供の霊を慰めている。

恐山は、霊場。
ここには、たくさんの霊が集まっており、神や仏の御利益が強い所。 だから、霊場。

山門の仁王像。

建物は開山堂。 恐山の中心。 円空作の聖観音十一面観音が安置されている。
なお、この寺の開山は貞観4年(862年)。
開祖は天台宗を開いた最澄の弟子である、慈覚大師円仁。
円仁開祖の寺は何百とある。 山形の立石寺(山寺)も円仁。
左手奥に、地獄が広がる。

開山堂。

こんな温泉がある。 入場者は、無料。 硫黄の成分が強い。 入った。 10分ほどで、体はポカポカ。

賽の河原の雰囲気か。

下を振り返って。

何で、小石を積むのか。 こんな説明がある。
死んだ子供が行く所といわれる、冥途(めいど)の三途(さんず)の川の河原。
ここで子供は、父母の供養のために小石を積み上げて、塔を作ろうとする。
しかし、絶えず鬼にくずされる。 そこへ地蔵菩薩が現れて子供を救う。

ここは、外輪山に囲まれている。 その山は、ハスの花びら。 ここは、花の真ん中。

宇曽利湖は、下のように、何となく心の形。

こんな風景が続く。

地蔵さんも多い。


宇曽利湖は、極楽を表している。 浜は、極楽浜。

西の端、八角円堂。

全体は、北海道の川湯の硫黄山などに、自然の面では似ている。
一番北の部分。



蒸気(ガス)が噴き出している所には、~~地獄と名前があった。
いろんな地獄のイメージがあるが、その一つがこれ。 ※ 関連ブログ 雲祥寺の地獄絵(ブログの後半に)

向こうが北の端。 向こうから来た。

右は、八角円堂。

死ぬのが怖いから、死んだら極楽に行けるという考えが、生まれたのか。


坊さんが説教しても、言うことを聞かない人間がいる。
言うことを聞かすために、悪いことをしたら地獄、という考えを作ったのか。

血の池地獄の清掃。 昔は水に鉄分が多かったので、赤かったそう。 今は普通だと。
「拾ったお金が自分の物になるなら、もっと一生懸命拾うね」と、私は言った。
「これは、仏さんのお金だからね」と言った。
500円玉があることに、みんな気付いていなかった。
どこにって、みんな探した。 最後に教えてあげた。 地蔵さんの手の上だよって。


宇曽利湖。 極楽のように、美しい。

地蔵さんの家族のようだ。 どこを眺めているのか。

戻る方向。 賽の河原が続く。

この地蔵さんの表情が、一番気に入った。 生きた人間の目をしている。

地獄と極楽、両方。

亡くなった人の霊を慰めている。
このように、道の斜面にあると、あそこを思い出す。
御巣鷹の尾根。 今でも霊を慰めるため、多くの人が山に登る。 ※ 関連ブログ 24年目の御巣鷹の尾根


山の上。



五智山という小さな山の上に。 五智如来。

この風景を見て、戻る。

地面の上の賽銭は、すぐに錆びる。 硫黄のため。

恐山の後、八戸に向かった。 途中のパーキングから見た、陸奥湾。

平沼の近く。 間もなく、日が沈む。 この辺り。

恐山は、高野山・比叡山と並ぶ、日本三大霊場の一つ。
※ 比叡山延暦寺の総本堂、根本中堂の写真(3年前に撮影)

恐山の荒涼とした風景が、この世のものとは思えない、別の世界を感じさせた。
日帰りの観光客がほとんどだが、宿坊に泊まり、法話を聞くことも出来るそうだ。
今日は、イタコに会えなかったので、写真を撮り直した感じになった。
去年も来ているので、よかったら見てください。 ※ 関連ブログ 霊場恐山
【道の駅】 みさわ ここです。
【明日の予定】 八戸です。
【ブログランキング】 国内旅行3位、旅行全体で7位です。
クリックするバナーは、左の一番下にあります。気に入った所がありましたら、よろしく。
スポンサーサイト
コメント
恐山・イタコ
Re: 恐山・イタコ
今晩は。 本州に渡りました。
金木町に、賽の河原があったのは知っています。
こういう風習は、どうして起きたんでしょうね。
亡くなった人を思う気持か、また、自分の気持ちを整理するためなのか。
何かがあって、生まれたんですね。
プロのイタコの声を聞いてみたいです。
私が聞きたいのは、親父の声かな。
金木町に、賽の河原があったのは知っています。
こういう風習は、どうして起きたんでしょうね。
亡くなった人を思う気持か、また、自分の気持ちを整理するためなのか。
何かがあって、生まれたんですね。
プロのイタコの声を聞いてみたいです。
私が聞きたいのは、親父の声かな。
コメントの投稿
トラックバック
https://akkamui21.blog.fc2.com/tb.php/1069-014f125b
恐山は行っていません。画面からも不気味さはなんとなく感じます。イタコの口寄せは、青森県の伝承文化でしょう。聞けるなら、私の祖父母の声も聞きたいものです。