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朧月夜は、童謡の中で一番好きです。
だから、ブログにもたまに載せます。
作詞者は、高野辰之。
故郷の作詞も、この人。
歌が生まれた風景を見に、その人の生まれ育った町に行ってきました。
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朝いた道の駅で、高野辰之の故郷が近いことを知りました。
朧月夜の生まれた風景はここです、というのが知れたらいいなと思って、記念館に向かいました。
記念館の場所は、中野市永江。 この辺り。 長野市まで、30㎞くらい。
小学校の跡地に建てた。
展示室では分からないので、事務室の人に聞いてみました。
二人いたが、分かりませんでした。
このことだけ、分かりました。
朧月夜の2番の歌詞は、こうです。
里わの火影(ほかげ)も、森の色も、
田中の小路をたどる人も、
蛙(かはづ)のなくねも、鐘の音も、
さながら霞める朧月夜。
鐘の音は、この町の「真宝寺」の鐘と言われていることが、分かりました。
下の写真は、資料館の2階からです。
赤い屋根が、そのお寺の屋根です。
故郷に出てくる、かの山は、上の写真の山をイメージしたと説明にありました。
※ かの山と言う山はなく、一般的な意味ですね。
ここ永江地区は、周りが、低い山で囲まれていました。
上の写真の、熊坂山(左)と大平山が、少し高く。
その中を、斑川という小さな川が流れています。 (斑川は、何て読むんだろう)
土地は、川に向かって、変化のある緩い斜面になっていました。
高野辰之は、自分の育ったこの土地をイメージして、故郷の詩を書いたと言われています。
上に書いたように、里山の感じ。
誰が住んでも好きになるような、そんな、高野辰之の「ふるさと」でした。
鐘のある、真宝寺に向かって歩きました。
途中に、生家がありました。
庭先にどなたかいたら、話しかけることはできますが。
お寺の近くに、斑川が流れていました。
橋の欄干に、鉄琴のようなのがありました。
順にたたくと、故郷のメロディーになります。
これが、斑川。
春の小川の川は、東京の河骨川(こうぼねがわ)と言われています。 一般的には。
でも、高野辰之の心の中には、故郷のこの川の情景があったという考えが、一方にはあるようです。
「サラサラ」と川のたてる音が、橋の上まで届いてきました。
真宝寺の鐘です。
説明板に、朧月夜の鐘、とありました。
どんな音がするんでしょう。
和尚さんがいたら、聞きましたね。
一番知りたかったことは、分かりませんでした。
資料館の駐車場にもどって、次に行く道の駅を、カーナビに入れようと、地図を見ました。
そうしたら、「朧月夜の郷」というと所がある。
花の駅千曲川という道の駅の近くだ。 通り道だ。
行ってみたら、この辺、春は菜の花が満開になるそうでした。
更に、新しいことが分かった。
そこから8㎞ほどの山の中に、野沢温泉があって、そこに「朧月夜の館」がありました。
すぐ行きました。 この建物です。
朧月夜の風景を聞きました。 事務の人に。
知っていました。
高野辰之は、中学校は、7㎞ほど歩いて、信濃川の方にある飯山に通いました。
その途中は、毎年春、一面の菜の花畑になっていました。
これで、分かりました。
このことが、先に分かっていたら、今日、その道を走っていましたね。
帰り、事務の人に、温泉を聞いてみました。
目の前に、無料の温泉があるという。 車は、置いといていいよと、とも。
きっと熱いよ、と教えてくれました。
誰もいませんでした。 すぐ、一人来ますが。
熱くて入れない。 水を入れた。
大きな板で、まぜた。
何とか入った。 お湯に攻められてる感じだった。
道の駅、信越さかえ、に来ました。 場所は、ここ。
タケノコ汁があったので食べました。
さっき風呂に入ったばかりなのに、汗がふきでた。
夕方も暑くなってきました。
車の中で、半袖をまくっています。
【今日の道の駅】 信越さかえ すぐそばに、新潟県との境界がある。
【温泉】 野沢温泉 無料 こういうのを、外湯と呼んでいた。 他にもあるそうだ。
場所は、ここ。
【明日の予定】 道の駅 いりひろせ に行きます。 ここです。
《今日の歌》 朧月夜(YouTube) 倍賞千恵子
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