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たくさんの人が、来ていました。
今から320年前、松尾芭蕉がここに来た。
そして、「閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声」 の俳句を作った。
もし、それがなかったら、今日のように人はない、と思いました。
寺の名前は、山寺。 正式には、立石寺(りっしゃくじ)。
平安時代の初めに、円仁(慈覚大師)という人がつくったと、言われている。
これは、本堂。
ここを過ぎて、少し行ったら、登り始める。
松尾芭蕉です。 右の石に、「閑かさや・・・」の句が。
せみ塚。
芭蕉の句碑を書いた短冊が、埋めてあるという。
弥陀洞(みだほら)という。
中央上の方が、雨で削れた。
それが、仏に見える人には、幸福が訪れると言う。
はっきり分からなかった。
石段は、1000段以上ある。
一歩一歩登ると、その人の煩悩が消滅され、幸福になれるとあった。
登っている人の中から、「半分は来たかな」とか、そんな会話が多く聞かれた。
私が下っていたら、もう少しですか、とおばあちゃんが聞いてきた。
もうすぐ。 あの建物を過ぎたら、3分だよ、って励ましておいた。
みんな大変だ。
もう少し。
ここが、頂上。
右が、奥の院。 左は、大仏殿。
大仏。 高さ、5㍍。
こんなのが。
あるお堂の中に、貼ってあった。
長寿を授けるとあったから、賽銭を入れて、手を合わせた。
こんな感じ。 人が多い。
崖の上に、修行場が。
ここに行くのが大変。 道はない。
どうにかして行くんだが、昔は、落ちて死んだ人が多くいた、とあった。
右は、開山堂。 円仁の像が安置されている。
左の小さいのは、納経堂。 この寺で、一番古いそう。
今日も暑い。
時より、風が狭い谷を吹き抜ける。
それが、心地よい。
穴の中には、骨があるという。
仁王。 邪心を持つ者は登ってはいけないと、睨みつけてる。
思わず、目をそらしそうになった。
邪心と煩悩は、違うのかな。
※ 写真は、格子の隙間から、やっと撮影。
ジグザグに登っていく。
仏に見えるかという岩です。
帰りに、もう一度寄った。
真ん中の凹んだ部分です。
見えますか? 見えたら、幸福になれるそうですよ。
道から離れた草の陰に。
見られることも、撮られることも少ない。
やっと隙間を見つけて、望遠で。
こんなのも。
これは、何だったか?
力こんにゃく。
お土産屋にあったので、買いました。
毎朝、3回ずつ読み上げる。
山頭火が、ここに来たかは、確認していません。
※ 追記 近くの鳴子温泉まで来ていますが、ここには来てない。
寺の案内に、登山のいう言葉を使っていました。
まさに、山登りでした。
下を見ても、上を見ても、風景が変わるので、退屈しませんでした。
【道の駅】 むらやま ここ。
【温泉】 べに花温泉 ひなの湯 250円 ここ。 この温泉の近くに道の駅はあったんですが、せまかったんで、こっちに。
【明日の予定】 尾花沢に何かないか探してみます。 この町は、花いちもんめの歌が生まれた町ですね。 花というのは、紅花のこと。
《今日の歌》 故郷(エムズの片割れ) 手仕事屋きち兵衛さんです。
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