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昨晩から、今日の午前中にかけて強風が吹いた。
青森県には警報が出ており、ここは岩手県の北だから、それに近い風だった。
車が揺れて、午前中は動けなかった。
道の駅のそばに、石神の丘美術館があり、野外に石の彫刻が展示されていた。
今日何も無かったら困ると思って、見に行った。
結論は、まあまあのものでした。
見て良かったかな。
丘の上に散策路があって、あっちこっちに、石の彫刻があった。
最初はこれ。 いくつかだけ、紹介。
名前は、森の友達。
ここの彫刻は、外国の人も作っている。
知っている作者はいなかった。
ここは、恋人の聖地に認定されているそう。
全国に65あると、説明にあった。
何々100選もそうだけど、いろんなのがある。
ここの丘は、センスがいいというか、歩いていて気持ちがいい。
下のは、風私考~通り風~と言う。 難しい名前だ。
風というと、風の桜衣(はなごろも)を思い出す。 ※ 絵島の物語の中に歌も。
あんまり近づいて写真を撮るのは、気が引けた。
ラベンダー園がこのように。
ここのは、バイオレットメモリーという種類。
特徴は花の部分が長く、濃い紫色だそう。
東北新幹線。
20分ほど待ってたら、列車が来たんだけど。
名前は、マ・マ・マ。 意味が分からない。
昔、こんな顔した総理大臣がいた。
海鹿。 尻尾は花。
ブルーベリーの畑があった。 初めて見た。
道の駅で、時々売っている。
2時過ぎ、二戸市にある緑風荘という温泉に向かった。
途中に、馬仙峡と言うところがあるので寄ることにした。
カーナビで調べても、駐車場がない。
現地に着いても、結局ない。
その代わり、男神岩・女神岩が見られる展望台の案内があった。
山の上だけど、行くことにした。
途中の畑に、リンゴの木があった。
今は、この大きさ。(追記 この大きさでは分からないか。玉子くらい)
展望台に着いた。 せまい駐車場があった。 場所は、ここ。
そうしたら、高校生の感じの男の子3人がいた。
自転車で来ていた。 よく登ってきたもんだ。
車から降りたら、子供達から挨拶してきた。
爽やかな3人組だ。
みんなで、木で出来た展望台に上がった。
その子達は、二戸市にある工業高校の1年生だという。
見える物全部を説明してくれた。
※ 説明版はあったが古くて読めない。この子達がいなかったら、何が何だか分からないまま帰った。
写真の右に見える町は、一戸町。
左の大きな岩が、男神岩。女神岩は、木の陰で見えなかった。男神岩の左の方にあるという。
昔は、この岩は、自殺の名所だったと教えてくれた。
今は、通行禁止になっているそう。
展望台の下に、そっちに向かう細い道が見えた。
男神岩の左の方。
ここが、二戸市。子供達の住む町。
卒業したら、この近くには仕事がないから、東京とかに出るそうだ。
私は、みんなが卒業するまでに、景気が良くなるといいね、と言った。
話しの中で、温泉の話しになって、一人の子が緑風荘に行ったことがあるという。
それ、おじさんこれから行く温泉だよ、と私は言った。
その温泉宿が、座敷わらしの出るとこだという。
忘れていました。そんな宿があることは、遠野で聞いていました。
ちゃんと温泉の本を読んでいませんでした。
ずっと先まで、座敷わらしが出る部屋は予約済みなことも教えてくれた。
その後、遠くに、虹の下の方があるのを、一人の子が発見した。
みんなで見た。
それから少しして、写真のように向こうの山が白くなってきた。
通り雨だ。 降ってきた。 下にみんなで降りた。
出発するとき、車の中から看板の写真を撮った。そうしないと、名前を思い出せなくなる。
子供達はそこにいた。
この後、子供達はこっちに来た。
お互い手を大きく振って別れた。 もちろん、言葉もかけ合って。
※ 写真は、これ以上大きくはできない。本人達に載せることは言ってないから。最後に手を振ったときのを撮ればよかったかな。いい写真になったと思う。
緑風荘は、金田一温泉にある。 場所は、ここ。
※ 言語学者の金田一京助の先祖は、この辺りの出身だそう。
建物は、昔の曲がり屋を利用して作った。
座敷わらしが出るので有名なのは、この宿だった。
暖簾の向こうに、その部屋はあった。 槐(えんじゅ)の間。
3年先まで、予約で埋まっているという。
見せてもらった。
人形がいっぱい。客が持ってくると言う。 座敷わらしにあげるためか。
どうして、座敷わらしが出るようになったかを、簡単に。(宿のホームページから要約)
今から660年前の南北時代。
ここの宿の先祖は、南朝側(後醍醐天皇)に付いた。負けて、ここに来た。6歳の子がいた。病気で亡くなった。その子の霊が奥座敷(槐の間)に住み着いた。
※ この部屋に入ったら、幸福になると言い伝えられている。
ここの宿には有名人がいっぱい来ていた。その写真が廊下に貼ってあった。小野小町の舞台の台本を書いた内舘牧子も来ていた。 詳しくは、ここを。
さっき会った高校生が、温泉は期待しない方がいいと言った。
その通りだった。
温泉だけでなく、建物の中の整備が不十分。何年も廊下のカーペットは取り替えていないのでは。
宿の廊下を歩くと、匂いがしてくる。外から来た物にしか分からない。
大きな財産があるのだから、もったいないと思った。
道の駅さんのへ、に来ました。 場所は、ここ。
※ 道の駅で切って読んでください。 「の」で切るとおかしくなる。 こういうのに気づく自分がいやです。
薄暗くなって、高いところから写真を撮ってみました。
こんな感じの所に、今日は停泊です。
今日のような高校生を見たら、今の高校生はどうだとか、一般的な物の言い方は出来なくなる。
そんな子供達でした。
山の上に行ってみるかと、3人のうちの誰かが言った。そして、行ってみようとなった。その流れが好きです。(想像ですが、きっとそうですよ)
あの子達は、いい人間(大人)に成長しますね。
いい一日でした。
※追記 こんなことを教えてくれた。 この地方には、一戸・二戸・三戸って、~戸という町がいっぱいあるが、四戸はないことを。そして、九戸とかまであることも。(もっと多かったかな)
これについては、調べてみた。十戸はなかった。この十戸が遠野に変化したとの考えがあるようだ。現在あるのが九戸までで、昔はもっと多かった。
【今日の道の駅】 さんのへ 場所は、上に。 すぐ近くにコンビニがある。便利。
【温泉】 緑風荘 500円
【明日の予定】 十和田湖に向かおうと思っていますが、暑くないので、寄り道してもいいかなとも。 本州の最後は、下北半島です。
《今日の歌》 今日の歌は、今日出会った3人にプレゼント。
(どの曲も、詩がいいですからね)
栄光の架け橋(YouTube)
空も飛べるはず(YouTube)
タッチ(YouTube) ユンナですよ。
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