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羅臼に向かう予定だったが、気になることがあって根室に走った。
東梅の坂を下ったら、タンチョウが左に見えた。 場所は、ここ。
距離、約70㍍。
近くにレストランがあって、そこの人がエサをやった。
普通この距離では見られない。
タンチョウは人ともっと距離を置く。
タンチョウは、一時100羽を切った。
※一時絶滅したと考えられていたが、釧路湿原で1924年に十数羽が発見された。
今は保護が実って、1000羽を越えた。
もう大丈夫でしょうね。
大きい。羽を広げたら、220㎝~230㎝という。
どんなポーズをとっても美しい。
今は、温かく見守られている。
タンチョウに石を投げたと言う話しは、聞いたことがない。
頭のてっぺんが赤い。
丹頂の丹は、赤の意味。 ほんの少し黄色が入ってる赤のようだ。
※ 仁丹とか、薬にも丹が使われるが、丹砂という赤い鉱物が薬に利用されたからと、Wikipediaにあった。
右のカラスが気になってしょうない。
カラスは知らん顔。
攻撃開始。 カラスは、少しだけ逃げた。
お腹がいっぱいになったので、遠くの相棒のいる所に戻った。
飛ぶ姿も、なかなか。
今日から、根室の金刀比羅神社例大祭が始まった。
北海道三大祭り。180年の歴史がある。
今日は、このような山車があちこちで走っている。
この祭りの御輿はこんなの。(北海道のhpから)
重いので、担ぐ人は15分程で交代するそう。 (はしや商店の旦那さんは、若い頃担いだ)
涙香岬の追記
知りたかったことは、3つ。
① 涙香岬と漢字が使われるようになったのは、いつ頃からか。
② どうして、自分は岬の位置を間違ったか。
③ 遊女が身投げしたという場所の確認。
①については、はしや商店で聞く。
②③については、図書館で、風葬(ルイカミサキ)を読み直す。
下の地図の赤い丸の所が、涙香岬(ルイカミサキ)。
一点を言うのではなく、この辺り。
図書館に行って読んだ。
②については、本の中では、柏陵中から2㎞となっていた。ガソリンスタンドから曲がるとかも。でも、実際は、700㍍。
こういうことだと考えます。
小説だから、正確でなくてもいいと言えばいい。
涙香岬とか川田旅館とか、実際にあったのをそのまま使っているから、他も正確かなと思っていた。
そうではなかった。
資料を提供した中村さんの奥さんは、こう言った。
作者の桜木さんは、実際には中村さんの所には来ていないと。桜木さんの知り合いの人が中村さんから聞いた。
涙香岬には来ているはずだから、このことには違和感を持ちますね。
と言うことは、現場での情報収集は、三浦綾子のように徹底したものではなかったと予想されます。
このことは、次のことでも分かります。
③についてですが、今日読んで見たら、こうなっていました。
遊女は岬の先端から飛び降りた、となっていました。そして、この崖でどうして死ねるんだろうと書いている。
そうなんですね。岬の先端は、少しなだらかで、急な崖ではなかった。
遊女が身投げした場所は、はしや商店の旦那さんが言った、昨日の場所です。
そこは、真っ逆さまの崖。
桜木さんは、調べきれなかったと思いますね。
桜木さんは、涙香岬を一点だと思っていた。
実際は、もう少し広く、土地の人は考えていた。
と言うことで、②と③については、解決しました。
③については、はしや商店の旦那さんが教えてくれました。
元々は、片仮名で、ルイカミサキだった。
それが、いつの頃からか、涙香岬とも書くようになった。
おじいさんから聞いた話で考えると戦後だという。
私はもっと早くからかなと想像していたが、戦後でもいいかなと思う。
旦那さんは私と同じことを考えていた。
この土地の人達は、ルイカミサキから、何人もの遊女が身投げしたことを知っていた。
悲しい岬だという認識があった。
そういう中で、誰かが、涙香という漢字を当てた。
※ アイヌ語に漢字を当てることは、昔から普通に行われていた。
つまり、ルイカミサキ(岬)が、涙香岬と漢字でも表すようになったのは、遊郭のあった時代の後半か、遊郭が無くなってからと考えられます。はしや商店の旦那さんが言うように、戦後でしょうね。そう思います。
これで、①についても解決しました。
ちなみに、根室には遊郭は最盛期には21軒あった。遊女の数は196名。
北方領土に魚を獲りに行った時代は、裕福な人間が多くいた。
これで、涙香岬(ルイカミサキ)については、分かりました。
満足できる状態です。
※ブログを読む人は、無理矢理この話しに付き合わされた感じですね。面白いと思っているのは、私だけかも知れない。(こんなの調べて何になるのよってね。私も、ちょっぴりは思うこともあるが)
中村さんが、「涙香岬におよぶ流氷の末端を見さけつつ立つ街遠く来て」と歌わなかったら、桜木さんが風葬の本を出さなかったら、涙香岬の名前を知ることはなかった。二人の方にお礼を言いたいですね。
小さな岬でしたが、涙香岬(ルイカミサキ)という素敵な名前が、ずっと残ってくれたらいいです。
たくさん情報をいただいた、はしや商店の旦那さんには、感謝します。もし、お会いしていなければ、ほとんと分からないまま根室を離れています。
これで、涙香岬については終わります。
せっかく根室に来たから、納沙布岬に行って、島を見てくることにした。
島は、霞んで見えなかった。
ここは、本土最東端。
北方領土が返ってきても、本土最東端はそのままか。
本土最東端の灯台。本土最東端の店。こんなのがいっぱいある。
島の架け橋。
ネムロコウホネ。
先日、ちゃんと見られなかったので、別の場所に行った。
漢字で書くと、根室河骨と書く。(根室候補ね! ではない)
どこにである花ではないそう。
根室で最初に発見されたので、名前にネムロが付いた。
近くで見ることができた。 場所はここ。
土の中の根が骨のようなので、名前に骨が付いたそう。
※追記 根室での最初の日に、Mちゃんの所には行ってきましたよ。それについては、ここにあります。
【道の駅】 東梅の駐車場にいます。トイレ完備。 場所は、ここ。 だれもいないから寂しい。酒を飲んでいないから、道の駅に動くかも知れない。 場所は、ここ。
【明日の予定】 羅臼に行きます。 途中どこかに寄るか。 一日いっぱい熊を探してみたい。 ヒカリゴケの写真を、ちゃんと撮るのも面白そう。でも難しい。
《今日の歌》 二人の銀座(YouTube) ベンチャーズ。
二人の銀座(YouTube) 和泉雅子が黒木瞳に似ている。
メンデルスゾーンバイオリン協奏曲(YouTube)
Nathalie Cardone - Che Guevara(YouTube) たまに。
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