朝起きて散歩した。
お年寄りの人たちが、パークゴルフのようなのをしていた。(九州でやったことがある)
私の車が見える。 今晩も同じ場所。
向こうの山には、たくさんの坑道があった。
今日は伊豆を出る予定だったが、したいことがあったので、それをすることにした。
散歩の後、昼ころまでかかった。
世界一の大きさの花時計とあった。
右に見えるのが、観光案内所。
案内所に行って、土肥で観光地でなく魅力的なところはないかを聞いた。
今日行ったところ、3か所を教えてくれた。 (3か所とも、誰にも会わなかった)
これは、足湯。
手湯もありました。 初めてみますよ。 手を洗ってもいいのかな。 手はカメに入れるんだ。
これは、上の写真にある石碑の説明。 この町が、細うで繁盛記と関係あるなんて知らなかった。
Wikipediaの説明は、こうです。
続編では、加代は正子たちの策略にかかり山水館の経営権を奪われてしまう。失意の加代は、半島の西海岸にある土肥にあてもなく流されてしまう。そこで安楽館の若い主人と知り合い、新しい旅館海花亭を開く。しかし、土肥は金鉱山の採掘に伴い源泉が枯れ温泉地として危機に瀕していた。加代は俊作を助けて土肥温泉復活のために働いていく。善三たちが山中で見つけた新しい源泉によって土肥温泉は復活した。
雰囲気がよかったので。
駐車場や温泉や、今日行くところに○がついている。
郵便局での用事を終わらせ、車をスーパーの駐車場に置いて、安楽寺に向かった。
まぶ湯というのがある。
こんな果物がなっていた。
デコポンとは違うのだろうか。
まぶ湯と聞いた時、どんな温泉かは見当がついた。
まぶ(間歩)の意味は坑道、ということは、どこかの鉱山で聞いていた。
まぶ湯は寺の右の方にあった。 受け付けで、150円払った。
まぶ湯の説明。
昔の坑道にあった温泉。 ※坑道に温泉があったのは、昨日のブログに。
手を入れてみたら、ちょうどいい温かさ。 入浴はできないが。
お地蔵さんだ。 目と口元に表情がありますよ。 いい顔だ。
少し奥に入ったら、こんなのが。
ライトのぞばに、植物が。 造花でなかった。
柵があって行き止まり。 祠(ほこら)があった。
珍しい温泉を見た。 こんなの見るのは楽しい。
紹介してもらった、清雲寺に向かった。 大きな絵がたくさんあると言う。
こんな花が。
ここは、無料。 奥様でしょうか、掃除をしていた。
日蓮が登場する、ある物語を描いているそう。 明治時代の作品。
車に戻って、天正金鉱に向かった。
ここがそこだが、観光客は誰もいなかった。 入場料は600円。
坑道は建物の後ろの方。
受付にいた、年配の人が説明してくれた。
ここは、釜屋敷と言われ、発掘して発見された。
アマルガムの説明がありますね。
金は、鉱石からどう取りだすかだが、こうなんですね。
とにかくすりつぶして、そこに水銀をまぜる。
水銀は、金と銀を吸い取るい性質がある。(この過程では、熱を利用するのかな)
金と銀を吸い取った水銀を、アマルガムという。
この状態で、駿府(静岡)や江戸に贈られたそう。
水銀は、熱を加えれば蒸発する。 (これは、体にとっても悪い)
下のが、金銀を吸い取られた残り。
管理人さんは、とにかく説明がくわしい。 ずっとメモしていた。
ここでの説明が長いから、坑道に入れない。 不満は全くない。
金に関わる役所は、江戸・駿府・京都にあった。 土肥には、駿府の出張所のようなのがあった。
白い所に、金鉱石があると聞いていたが、それでは不十分がった。
白い中にある、黒い部分だった。 銀は錆びたら黒くなるそうだ。
ここの坑道の長さは、約60m。
江戸時代には、このようなのが多かった。
それ以上長くすると、空気を入れるのが大変になるそう。
ここの坑道の説明。
やっと坑道に入れる。 柿木間歩とあった。 昔そばに、柿の原種の大木があったそう。
入り口の下を見たら、岩が縦にさけていた。 ここが金銀鉱脈だという。
地下のマグマが、岩の隙間とかを、下から吹き上げてくる。
その時、金や銀を取り込む。 それが固まったのが金銀鉱脈。
綺麗な均一の岩の中には、金はない。 見慣れてくると、鉱脈はすぐに区別がつく。
山師は、岩肌にあるこのような部分を見つけるのが仕事。
昨日の坑道より狭い。 階段で下りていく。 このように掘ったのは、松明(たいまつ)の煙を逃げやすくするため。
薄黒いところが、タイマツの煙の跡。
天井にあいてる、縦坑。 地表まで、23㍍。 空気をとりいれたり、煙を逃がす。
一つの穴だが、上に向かう流れと、下に下りる流れができるという。
手彫りの跡が分かる。
はっきりデコボコしているのは、声の反響を小さくするためだそう。
そういえば、昨日の坑道には、手彫りの跡がなかった。
聞いたら、あれは明治時代に掘った坑道だそう。
坑道はこんな感じ。
これも金の鉱脈。 金の鉱脈に沿って掘り進める。
マグマは、岩の割れ目を下から吹きあがるから、鉱脈は縦にある。
ここの金鉱の正式な名前は、龕附(がんつき)天正金鉱となっている。
それは、坑道の奥に、祭壇(仏壇)のような龕(がん)があるから。
掘り終わったとき、山神を祭ったそうだ。
どうして、龍が合わさると書く、龕と言うのかだが、
鉱脈は金銀鉱脈と言われるように、金の鉱脈と銀の鉱脈が合わさっているから。
そして、鉱脈が龍のようにうねっているから。
上の写真にコウモリが写っているのだが、この時まだ私は気付いていない。
管理人さんも、いることを話してはくれてなかった。 ※珍しいと思っていないようだった。
○の中にいる。
奥の方(がん)に近づいた時、何かが私のそばを飛んだ。
管理人さんは、コウモリだと教えてくれた。
私が怖いと思ったのか、大丈夫だよと言った。
2匹いて、1匹はぶら下がったままだ。
動物にはストロボは使わないようにしているが、コウモリは大丈夫だ。
ここで見られるとは思わなかった。 心が躍った。
管理人さんは、説明を続けていたが、聞こえなくなった。
大きな耳だ。 片方の目が写ってる。
小さい。 翼を広げても掌(てのひら)くらい。
かわいい。 ネズミのような感じは、全くしない。
触ってみたくなるようなお腹の毛だ。 耳は、パラボナアンテナ。 超音波を受ける。
写真の撮影は慎重だった。 感度を高くしたのが、鮮明に写っていた。
写真で分かったが、コウモリは常に動いていた。
名前は分からない。(後で、電話で聞いたが、分からないと言った)
管理人さんには、聞こえていなかったことを話し、もう一度説明してもらった。
天井に鉱脈があるのが、分かる。
途中から、別の坑道を通って外に向かった。
この坑道は、明治に掘られたもの。 だから、ノミの跡がない。 ダイナマイトを使ったそう。
またいた。 飛んできた。 ヒラヒラヒラという感じ。 天井に留まった。
話はまた聞こえなくなった。 今度は管理人さんは話さなかった。
ここの坑道には、5ひきくらいいるそうだ。
これも、鉱脈。 鉱脈は、標示がなくても、すぐ発見できるようになってきた。
この管理人さんは博識で、マシンガンのようにしゃべった。
それが私にとっては、とても有難かった。
伊豆は、金山や温泉が多い。(地球内部のプレートが、ここでぶつかっているから)
秀吉は金に執着があった。 全国の金を集めた。
でも、家康は、ここ伊豆の金には手をつけなかった。
秀吉が死んだのを確認して、伊豆の金を掘り始めた。
そう説明してくれた。
昨日は、少し気落ちしていた。 本音をストレートには書けなかった。
でも、今日は良かった。 本物を見ることができた。
それも、コウモリという、おまけまで付いて。
天正金鉱と管理人さんと、そして、コウモリに、ありがとうです。
(写真の枚数が多くなりましたが、今日は特別)
【道の駅】 同じです。 昨日の温泉に行ったら誰もいなかった。 写真が撮れました。
【明日の予定】 道の駅、富士に向かいます。
【雑記】 晩は、カレーを作って食べました。 作ったカレーは美味しい。
【今日の歌】 風の向こうへ(YouTube) 嵐が好きな子がいるので。 詞もメロディもいいですね。
※いつかのブログに書いた、空はつながっていると言ったSさんです。
中学生活を、友達と一緒に、楽しく送ってくださいね。たいへんなことが何かあった方が面白い。(Sさんへ)
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