室生寺は、女人高野と呼ばれます。
女の人が入山できたことによります。 やわらかく、いい名前です。
五重の塔をたくさん見てきましたが、室生寺五重塔の美しさのレベルは別格でした。
もちろん、国宝です。
深い森の中に、輝いていました。
室生寺は、道の駅から10㌔なかった。 ここです。
駐車場からは、5分ほどで着いた。
知らないおばさんたちと、おしゃべりしながら歩いた。
ここが、仁王門。
ここの山は、室生山。 一番上の奥の院まで、石段が続く。
寺の説明では、681年に開かれたとあるが、Wikipediaには奈良時代の最末期 とあった。(790年頃)
※ 寺の説明は、伝承に基づいたもの。 文書で確認できるのが、後者。
紅葉が始まっていた。
女子高生とすれ違った。 一人が、紅葉について、こう言った。
下から見る方が、光が透けてるから、きれいじゃん。 って。
私も、最近そう思う。
ここは、五重塔の人気が高いため、たくさんの人がやって来ていた。
左の建物は弥勒堂。 鎌倉時代のもの。 この中には、国宝の釈迦如来座像があった。
撮影禁止なので、何となく中が分かる程度に。
この建物は金堂。 国宝。 平安初期のもの。
中には、山ほどの仏像があった。 国宝も、重要文化財もいっぱい。
雰囲気が分かるでしょうか。
石段を上ると、本堂に出た。 寺の中心。 鎌倉時代のもので、国宝。
右の方から撮影。 美しかった。
本堂の少し下から撮影。 左上に、五重塔が見える。
これを見たくて来た。 (見るのは3度目かな)
平安初期のもの。 国宝。 高さ約16㍍。 日本で一番小さい。(外にある塔で)
下から見上げた時の美しさを計算して、作られたそう。
※ これを作るとき、きっと模型をつくった。 斜め下から眺めて、何度も作り直したのだろうか。
右の方から撮影。
奈良の薬師寺に、三重塔がある。 凍れる音楽と例えられた塔だ。
その塔に、私は建築美としての美しさを感じた。
しかし、室生寺五重塔は、そうではないように感じる。
この塔の美しさは、絵や彫刻と同じように、芸術作品の美しさに。
※ 難しいことは分からないが、そんな風に感じるかな。
いいですね。 うつくしい。
塔の頂上が、普通と違う。
※ 普通は、こんなの。(水煙と言うのかな)
塔の朱は、緑に映える。
上から見た。
平成10年の台風の時、この方向から、高さ50㍍の杉の大木が倒れた。 屋根を大きく損傷した。
こんな風になった。 塔の中心部分は大丈夫だった。 修復が完了している。
大きな杉だ。
こんな石段を。
奥の院に着いた。
左は、位牌堂。 右は御影堂。(中に弘法大師の像があるそう)
位牌堂の中。 (撮影は大丈夫)
ロープをぶつけたら、音が出る。
こんな道を戻った。
脇道があったので、行ってみた。
賽ノ河原だろうか。 そんなのがあった。 たくさん石が積んであった。
いつだかも書いたが、石を積む訳は、こうだ。 賽ノ河原の思想による。
親より早く死んだ子どもは親不孝の報いで極楽に行くことができない。子供だから地獄にも行けない。賽の河原にとどまって苦を受ける。
子どもたちは親を想い、その供養のため石を積みあげて塔を築く。
でも、鬼がそれを壊す。 賽ノ河原の子は、泣きながらまた石を積む。
それで親は、亡くした子の冥福を祈って石を積む。
賽ノ河原の子供の表情に、見えてくる。
本堂に戻ってきた。 紅葉がきれいだ。
この石段を下りて、右に行ったら、仁王門。
駐車場までは、お土産屋さんが並んでいる。 こんなお店が。
はるか昔に、どうして、このような五重塔が作れたのでしょう。
技術は、中国や朝鮮から伝わって来たとは思うが。
五重塔の中で、室生寺のを越えるのは、あるのだろうか。
見惚れるほどの美しさ、と言ってもいいでしょうか。
【道の駅】 昨日に同じです。
【明日の予定】 長谷寺の方に向かいます。
【今日の歌】 愛の終わりに(YouTube) 愛のままで(YouTube) 同じ作詞者です。
【ブログランキング】 国内旅行7位、旅行全体で13位です。
女の人が入山できたことによります。 やわらかく、いい名前です。
五重の塔をたくさん見てきましたが、室生寺五重塔の美しさのレベルは別格でした。
もちろん、国宝です。
深い森の中に、輝いていました。
室生寺は、道の駅から10㌔なかった。 ここです。
駐車場からは、5分ほどで着いた。
知らないおばさんたちと、おしゃべりしながら歩いた。
ここが、仁王門。

ここの山は、室生山。 一番上の奥の院まで、石段が続く。

寺の説明では、681年に開かれたとあるが、Wikipediaには奈良時代の最末期 とあった。(790年頃)
※ 寺の説明は、伝承に基づいたもの。 文書で確認できるのが、後者。

紅葉が始まっていた。
女子高生とすれ違った。 一人が、紅葉について、こう言った。
下から見る方が、光が透けてるから、きれいじゃん。 って。
私も、最近そう思う。

ここは、五重塔の人気が高いため、たくさんの人がやって来ていた。
左の建物は弥勒堂。 鎌倉時代のもの。 この中には、国宝の釈迦如来座像があった。

撮影禁止なので、何となく中が分かる程度に。

この建物は金堂。 国宝。 平安初期のもの。
中には、山ほどの仏像があった。 国宝も、重要文化財もいっぱい。

雰囲気が分かるでしょうか。

石段を上ると、本堂に出た。 寺の中心。 鎌倉時代のもので、国宝。
右の方から撮影。 美しかった。

本堂の少し下から撮影。 左上に、五重塔が見える。

これを見たくて来た。 (見るのは3度目かな)

平安初期のもの。 国宝。 高さ約16㍍。 日本で一番小さい。(外にある塔で)
下から見上げた時の美しさを計算して、作られたそう。
※ これを作るとき、きっと模型をつくった。 斜め下から眺めて、何度も作り直したのだろうか。

右の方から撮影。
奈良の薬師寺に、三重塔がある。 凍れる音楽と例えられた塔だ。
その塔に、私は建築美としての美しさを感じた。
しかし、室生寺五重塔は、そうではないように感じる。
この塔の美しさは、絵や彫刻と同じように、芸術作品の美しさに。
※ 難しいことは分からないが、そんな風に感じるかな。

いいですね。 うつくしい。

塔の頂上が、普通と違う。
※ 普通は、こんなの。(水煙と言うのかな)


塔の朱は、緑に映える。

上から見た。
平成10年の台風の時、この方向から、高さ50㍍の杉の大木が倒れた。 屋根を大きく損傷した。

こんな風になった。 塔の中心部分は大丈夫だった。 修復が完了している。

大きな杉だ。

こんな石段を。

奥の院に着いた。

左は、位牌堂。 右は御影堂。(中に弘法大師の像があるそう)

位牌堂の中。 (撮影は大丈夫)

ロープをぶつけたら、音が出る。

こんな道を戻った。

脇道があったので、行ってみた。

賽ノ河原だろうか。 そんなのがあった。 たくさん石が積んであった。
いつだかも書いたが、石を積む訳は、こうだ。 賽ノ河原の思想による。
親より早く死んだ子どもは親不孝の報いで極楽に行くことができない。子供だから地獄にも行けない。賽の河原にとどまって苦を受ける。
子どもたちは親を想い、その供養のため石を積みあげて塔を築く。
でも、鬼がそれを壊す。 賽ノ河原の子は、泣きながらまた石を積む。
それで親は、亡くした子の冥福を祈って石を積む。

賽ノ河原の子供の表情に、見えてくる。

本堂に戻ってきた。 紅葉がきれいだ。

この石段を下りて、右に行ったら、仁王門。

駐車場までは、お土産屋さんが並んでいる。 こんなお店が。

はるか昔に、どうして、このような五重塔が作れたのでしょう。
技術は、中国や朝鮮から伝わって来たとは思うが。
五重塔の中で、室生寺のを越えるのは、あるのだろうか。
見惚れるほどの美しさ、と言ってもいいでしょうか。
【道の駅】 昨日に同じです。
【明日の予定】 長谷寺の方に向かいます。
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