世界最古の木造建築がある、法隆寺に行ってきました。
夕方、柿を食べながら鐘のなるのを待ちました。
今いるところは、法隆寺から近い、竜田川のほとりです。
ちはやぶる 神世も聞かず竜田川 からくれなゐに水くくるとは
この歌が生まれたところです。
せっかく奈良にいるから、もう一つ見て京都に行くことにした。
昨日は、飛鳥時代だったこともあり、法隆寺にした。
竜田川もある。
法隆寺は、聖徳太子ゆかりの寺。
古いこともあり、近くの寺といっしょに、世界遺産になっている。 ここ。
天下の法隆寺かも知れないが、観光客は少ない。
山の中の室生寺は、人でいっぱいだった。
ここは、建物も仏像も国宝だらけなのに、人気のものがないのか。
室生寺の五重塔ひとつに、負けている。
そんな感じがした。
空から見たら、こう。 夢殿とかは写っていない。 右手前にある。
手前に柿の木があり、赤い実がなっていれば理想だ。
法隆寺の名前を聞いたら、正岡子規の、この俳句を思い出す。
柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺
明治28年(1895年)年10月26日に、奈良に遊びに来た。 その時、ここに来て作った。
松山の、夏目漱石の所からやってきた。
わが国最古の五重塔。
大きい。 高さ、32.5㍍。 室生寺の五重の塔の、ちょうど2倍。
どこから見たら美しいか、撮影の場所をずいぶん変えた。
これも、もちろん国宝だが、美しさの面では、室生寺に大分負ける。
この塔は、遠くから見た方がいいかも知れない。 (柿でも食べながら)
こんなのが普通でしょうか。
法隆寺の建物は古い。 いつの建物かについては、論争が起きている。
ただ、次のことが、確認されている。
法隆寺金堂、五重塔、中門に使用されたヒノキやスギの部材は、650年代末から690年代末に伐採されたもの。
※ 年輪年代測定という方法。(これは、テレビでやっていた)
飛鳥時代の建物と、大雑把にいうことは、大丈夫のようだ。
下は金堂。 この寺の本尊がある。
金堂内部。(パンフレット) 中央に、釈迦三尊像。
その真ん中にある、釈迦如来像。 顔が普通の仏像と違う。
観覧する場所の隅に、監視員が座っていた。
その人に、ご苦労さんですと声をかけて、仏像の顔が違いますねと言った。
やってきて、説明してくれた。 詳しかった。 こうだった。
① 作者は、鞍作止利(くらつくりのとり)。 帰化人。
② 顔は面長。
③ 目は、杏子(あんず)の形。
④ 口は、両端が少し上がっている。アルカイックスマイル(古式の微笑)と言うそう。
⑤ 体全体にふくらみが少ない。
⑥ 聖徳太子の病気の回復を願って作った。
他に、寺全体についても説明してくれた。
どんな質問にも、答えてくれた。 木材の年代測定についても。
※ その間、上の金堂の写真に写っている女の人が寄って来て、ずっと聞いていた。
関心があるみたいだった。
いい表情の仏像だなと、思った。
これは、聖霊院(しょうりょういん)。 ここを通って、宝物庫(宝物館)に向かった。
宝物庫である、大宝蔵院。 百済観音や玉虫の厨子がある。
百済観音。 広隆寺の半跏思惟像と同じで、普通の仏像と全く違う。
しばらく、眺めていた。
※ 下の写真は、パンフレットを撮影。 小さな写真。
接写のコツが分かってきた。 パソコンでの修正も。
※ 今日分かった一番のコツは、全自動で撮ることだった。 腹が立つ。
※ あとは、外付けのストロボは、天井に向けること。 これも大事。
これは夢殿。 聖徳太子を供養するために建てた。 中には、仏像がいっぱい。
国宝と聞いて感動はしないが、変わった雰囲気の、二つの仏像が気に入りました。
有名なのは他にもありましたが。
道の駅と法隆寺は、3㌔ほど離れている。
柿は食ったが、鐘の音は聞こえなかった。 車の音で消されたかな。
竜田川に、川と紅葉の写真を撮りに行った。
紅葉は、どこもいい状態ではなかった。 撮影ポイントをずいぶん探した。
下の写真も、十分ではない。 この後、向こうの橋に行った。
これで、精一杯。 実際は、写真よりずっと暗い。 (感度640) 撮影場所は、ここ。
下の歌は、百人一首にもあり、よく知られている。
水が流れるように、一気に読むことが出来る。
ちはやふる 神代も聞かず竜田川 からくれなゐに水くくるとは (在原業平)
くくるは、絞り染めのこと。 からくれないは、唐紅(韓紅)で、鮮やかな濃い紅の色
紅葉が、川を、絞り染めのように、紅くした、ということですね。
その美しさは、神の時代から聞いたことがないと。
昔の人は、自然を見つめる目が、繊細だ。
上の写真では、ほんの少し川が紅くなっている。
【路の駅】 大和路へぐり ここです。 竜田川も見えます。
【明日の予定】 京都に行きます。
【雑記】 竜田揚げについて。
ヤフーの百科事典にこうあります。
奈良県の竜田川は百人一首に詠まれているほど古くからもみじの名所であるが、
竜田揚げも、揚げた色が赤褐色をしているので竜田川のもみじに見立てての命名である。
【今日の歌】 ロクサーヌ(YouTube) 映画ムーランルージュの曲です。
キム・ヨナは、2年間この曲を使用します。(ジュニアで1年)
ロクサーヌを一番上手に演技したのが、このフランス大会の時です。(2006年)
演技が音楽にピッタリ合っています。
フライング・シットスピンというのがあるんだが、その後が、特にいい。
あと1週間したら、グランプリファイナルが始まります。
オリンピックに向けて、完璧な自信を手に入れることが出来るか。 どうなるでしょう。
【ブログランキング】 国内旅行7位、旅行全体で15位です。
夕方、柿を食べながら鐘のなるのを待ちました。
今いるところは、法隆寺から近い、竜田川のほとりです。
ちはやぶる 神世も聞かず竜田川 からくれなゐに水くくるとは
この歌が生まれたところです。
せっかく奈良にいるから、もう一つ見て京都に行くことにした。
昨日は、飛鳥時代だったこともあり、法隆寺にした。
竜田川もある。
法隆寺は、聖徳太子ゆかりの寺。
古いこともあり、近くの寺といっしょに、世界遺産になっている。 ここ。

天下の法隆寺かも知れないが、観光客は少ない。
山の中の室生寺は、人でいっぱいだった。
ここは、建物も仏像も国宝だらけなのに、人気のものがないのか。
室生寺の五重塔ひとつに、負けている。
そんな感じがした。
空から見たら、こう。 夢殿とかは写っていない。 右手前にある。

手前に柿の木があり、赤い実がなっていれば理想だ。
法隆寺の名前を聞いたら、正岡子規の、この俳句を思い出す。
柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺
明治28年(1895年)年10月26日に、奈良に遊びに来た。 その時、ここに来て作った。
松山の、夏目漱石の所からやってきた。

わが国最古の五重塔。
大きい。 高さ、32.5㍍。 室生寺の五重の塔の、ちょうど2倍。
どこから見たら美しいか、撮影の場所をずいぶん変えた。
これも、もちろん国宝だが、美しさの面では、室生寺に大分負ける。
この塔は、遠くから見た方がいいかも知れない。 (柿でも食べながら)

こんなのが普通でしょうか。

法隆寺の建物は古い。 いつの建物かについては、論争が起きている。
ただ、次のことが、確認されている。
法隆寺金堂、五重塔、中門に使用されたヒノキやスギの部材は、650年代末から690年代末に伐採されたもの。
※ 年輪年代測定という方法。(これは、テレビでやっていた)
飛鳥時代の建物と、大雑把にいうことは、大丈夫のようだ。
下は金堂。 この寺の本尊がある。

金堂内部。(パンフレット) 中央に、釈迦三尊像。

その真ん中にある、釈迦如来像。 顔が普通の仏像と違う。

観覧する場所の隅に、監視員が座っていた。
その人に、ご苦労さんですと声をかけて、仏像の顔が違いますねと言った。
やってきて、説明してくれた。 詳しかった。 こうだった。
① 作者は、鞍作止利(くらつくりのとり)。 帰化人。
② 顔は面長。
③ 目は、杏子(あんず)の形。
④ 口は、両端が少し上がっている。アルカイックスマイル(古式の微笑)と言うそう。
⑤ 体全体にふくらみが少ない。
⑥ 聖徳太子の病気の回復を願って作った。
他に、寺全体についても説明してくれた。
どんな質問にも、答えてくれた。 木材の年代測定についても。
※ その間、上の金堂の写真に写っている女の人が寄って来て、ずっと聞いていた。
関心があるみたいだった。
いい表情の仏像だなと、思った。
これは、聖霊院(しょうりょういん)。 ここを通って、宝物庫(宝物館)に向かった。

宝物庫である、大宝蔵院。 百済観音や玉虫の厨子がある。

百済観音。 広隆寺の半跏思惟像と同じで、普通の仏像と全く違う。
しばらく、眺めていた。
※ 下の写真は、パンフレットを撮影。 小さな写真。
接写のコツが分かってきた。 パソコンでの修正も。
※ 今日分かった一番のコツは、全自動で撮ることだった。 腹が立つ。
※ あとは、外付けのストロボは、天井に向けること。 これも大事。

これは夢殿。 聖徳太子を供養するために建てた。 中には、仏像がいっぱい。

国宝と聞いて感動はしないが、変わった雰囲気の、二つの仏像が気に入りました。
有名なのは他にもありましたが。
道の駅と法隆寺は、3㌔ほど離れている。
柿は食ったが、鐘の音は聞こえなかった。 車の音で消されたかな。
竜田川に、川と紅葉の写真を撮りに行った。
紅葉は、どこもいい状態ではなかった。 撮影ポイントをずいぶん探した。
下の写真も、十分ではない。 この後、向こうの橋に行った。

これで、精一杯。 実際は、写真よりずっと暗い。 (感度640) 撮影場所は、ここ。

下の歌は、百人一首にもあり、よく知られている。
水が流れるように、一気に読むことが出来る。
ちはやふる 神代も聞かず竜田川 からくれなゐに水くくるとは (在原業平)
くくるは、絞り染めのこと。 からくれないは、唐紅(韓紅)で、鮮やかな濃い紅の色
紅葉が、川を、絞り染めのように、紅くした、ということですね。
その美しさは、神の時代から聞いたことがないと。
昔の人は、自然を見つめる目が、繊細だ。
上の写真では、ほんの少し川が紅くなっている。
【路の駅】 大和路へぐり ここです。 竜田川も見えます。
【明日の予定】 京都に行きます。
【雑記】 竜田揚げについて。
ヤフーの百科事典にこうあります。
奈良県の竜田川は百人一首に詠まれているほど古くからもみじの名所であるが、
竜田揚げも、揚げた色が赤褐色をしているので竜田川のもみじに見立てての命名である。
【今日の歌】 ロクサーヌ(YouTube) 映画ムーランルージュの曲です。
キム・ヨナは、2年間この曲を使用します。(ジュニアで1年)
ロクサーヌを一番上手に演技したのが、このフランス大会の時です。(2006年)
演技が音楽にピッタリ合っています。
フライング・シットスピンというのがあるんだが、その後が、特にいい。
あと1週間したら、グランプリファイナルが始まります。
オリンピックに向けて、完璧な自信を手に入れることが出来るか。 どうなるでしょう。
【ブログランキング】 国内旅行7位、旅行全体で15位です。

スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
トラックバック
https://akkamui21.blog.fc2.com/tb.php/762-1cd43b52