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キャンピングカーで放浪の旅

 写真で探訪

義経が身に付けたが、大山祇(おおややまずみ)神社の紫陽殿にあるので、行ってみました。
ここには、義経の他に頼朝の鎧など、武具類の国宝が8つ、重要文化財が75ありました。

紫陽殿で知ったのですが、この地には、鶴姫の伝説が残っていました。
面白い内容でした。


朝からの雨で、外は見られない。
面白そうな建物をさがした。 
ある神社の紹介に、義経の名前を見つけた。 決めた。

その神社は、大三島(おおみしま)の反対側にあった。
大山祇神社という、古い神社だった。
全国にある、山祇神社・三島神社の総本社だという。

写真の奥に、本殿がある。

9年12月10日 (3)

狛犬が迎えてくれた。 ※ 右があ、左がうんと言っている。 阿吽(あうん)だ。

9年12月10日 (2)

大きなクスノキ。 樹齢2600年。 誰が植えたかは、分かっている。(伝説上の人だが)

9年12月10日 (5)

下の方は、こんなに傷んでいるのに、倒れない。

9年12月10日 (4)

門の向こうが拝殿。 その向こうに本殿がある。

9年12月10日 (7)

左の方に、紫陽殿があった。(国宝館も併設して)

IMG_2316mkt.jpg

これが、義経の鎧。 名前は、赤糸威鎧 大袖付。 (あかいと おどし よろい おおそでつき)

9年12月10日 (11)

問題は、どうしてここにあるのかだ。 こうだった。(神社の人に聞いた)
義経は、壇ノ浦で勝った。
勝因の一つに、村上水軍を見方に付けたことにあった。(他の水軍も)

村上水軍は、この辺りを拠点にした海賊で、海での戦い方や地理に詳しかった。
その村上水軍が、信奉していたのが、この神社だった。
だから、義経は戦いの後、ここにお礼に来た。

その時置いていったのが、戦いで着たこの鎧だった。

これは、源頼朝の鎧。

9年12月10日 (9)

戦う両者が、戦勝祈願に来ることがあるのかを聞いた。
あると言った。

両方が負けることはない。 
だから、必ずどちらかには感謝される。 上手い具合になっている。
負けた方は、信心が足りなかったと諦める。 文句は言わない。(文句を言われないことは、神社も言っていた)

大山祇神社には、全国の国宝・重要文化財の武具の、7割以上が集まっていた。

鶴姫と言う名前は、初めて聞いた。
下の鎧は、その人ので、唯一の女性の鎧だそう。

9年12月10日 (13) 

鶴姫伝説があった。 こうだ。

鶴姫という人は、戦国時代の人で、1526年~1543年に生きた人。
この神社の大宮司の娘。

1541年(天文10年)に、大内氏の水軍が侵攻してきた。
それまでの戦いは、鶴姫の兄の安舎が陣代(指揮官・大将)だった。
兄が神職となったため、安房と言う人が陣代になった。
安房は他と連合して大内氏を迎撃した。しかし、安房はその戦いで討死してしまった。

同じ年、大内氏が再び攻めてきた。
その時、討ち死にした安房に代わって陣代になったのが、16歳の鶴姫だった。
鶴姫は陣代として出陣し、大内氏の武将・小原隆言を討ち取った。

2年後、再度大内氏は攻めてきた。
この戦いでも、鶴姫は勝利を収める。でも、鶴姫の右腕で恋人だった越智安成という武将が死ぬ。

鶴姫はこの戦の後、恋人を想い、自ら死を選んだ。 まだ18歳だった。
辞世の句は、「わが恋は 三島の浦の うつせ貝 むなしくなりて 名をぞわづらふ」。


この人が、鶴姫。

9年12月10日 (10)

現在、東温市(松山市のそば)のぼっちゃん劇場で「鶴姫伝説」をやっている。 
今月は20日まで。 やってるのは、わらび座だ。いい劇団だ。
※ ずっとずっと昔、根室にわらび座を呼ぶために、動いたことがある。
  車に、宣伝を書いて走った。 ポスターカラーで書いたら、取れなかった。

松山に行って、見ないとダメだな。

いいポスターだ。 両側の文がむずかしい。

9年12月10日 (1)gggg

車に戻って、鶴姫について調べ始めた。 
どこかに像があると分かった。 場所が分からない。
やっと分かった。 自分の車から、50㍍だった。

暗かったので、表情は分からない。

9年12月10日 (12)oop 

宝篋印塔(ほうきょういんとう)。 
一遍上人が奉納した。 この人は、伊予水軍の将、河野通信の孫だそう。

9年12月10日 (6)

口からお経が出る、一遍上人の像があるのだが、その写真は見つけられない。

ooio.jpg

宝篋印塔は、勘助の墓で見ましたね。 
もともとは、中に宝篋~~というお経が入っていた。今は入っていなくても、同じ形のものは宝篋印塔。  勘助の墓はここに

神社は、道の駅のそばにあった。
その道の駅に入ると、テーブルの上に、誰でもが食べれるミカンが置いてあった。
こんなサービス、初めて見た。

9年12月10日 (8)


今日は、義経の鎧を見られるだけで十分だったのに、鶴姫と言う、大きなおまけがついた。
この人の名前も、これで忘れませんね。
ぼっちゃん劇場での、鶴姫伝説が楽しみです。


【道の駅】      しまなみの駅御島(みしま)   ここです。 神社も見える。

【明日の予定】   隣の島かな。  この島に伯方の塩の工場がある。見学できる。寄ってみるか。
            明日は天気が良さそう。

【今日の歌】    ミュージカル 鶴姫伝説(YouTube)

           愛の終着駅(YouTube)  本田美奈子です。 いいですね。 夜汽車の旅の最後は、いつだったろう。

【ブログランキング】  国内旅行8位、旅行全体で24位です。 少し前までが、良すぎたでしょうか。

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コメント

私も以前、大山祇(おおややまずみ)神社に行ったことがあります。そのとき、やはり義経の鎧を見ました。よく残っていたものだと感動したものです。ここは武具の博物館でした。
 大山祇(おおややまずみ)神社と、西の日光と呼ばれていた所(名前を忘れました)を見学した憶えがあります。
 これからますます寒くなります。お体に気をつけて、
旅を続けてください。

はじめまして

はじめまして。北海道在住のarunoboと申します。最近、このブログに出会い、強烈に惹かれ過去分の日記を読み漁り!?ました。結果、連日クマをはり付けての出勤となっております。
これからも毎日の更新をとてもとても楽しみにしております。
キャンカーを住み処とされた生活も自称放浪予備軍として興味があります。
お体に気をつけられて、楽しい旅をお送りください。

Re: タイトルなし

西の日光は、生口島の耕三寺ですね。 調べてみました。
東照宮や、室生寺の五重塔もあるそうです。
レプリカですね。
こういう寺は、どう考えればいいのでしょう。

12月ですが、北海道の冬に比べたら、秋の感じがします。
私が喜びそうな所があれば、アドバイスをお願いします。

Re: はじめまして

読んでいただき、ありがとうございます。
好きなことを、いろいろ書いているだけでしょうか。
質を高めたいと思っていますが、むずかしい。

放浪の旅に、必ず出てくださいね。
ブログには書けないような旅の知恵も伝えます。(笑)

YouTubeより、

鶴姫!強さは目にも美しい
  (忍者戦隊カクレンジャー挿入歌より)
http://www.youtube.com/watch?v=nExcfrEaRyU&feature=related

「鶴姫の生涯を偲ぶ・・・!」

Re: タイトルなし

鶴姫伝説は、よかったですね。
強さを秘めた美しさは、別次元でしょうか。




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Author:akkamui21
ユーロスターで放浪の一人旅に出た、オジさんのブログ。
昨年春オホーツクを出発し、日本を2度往復。この秋に南下を始めたら、3度目に入る。

akkamui(アッカムイ)は、エゾモモンガのこと。子供の守り神の意味です。
ブログには、写真をいっぱい載せています。
よろしく。

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