喜入の低い山も、白くなった。
気になっていた、磨崖仏を見に行くことにした。
昼なお暗い所にあるというので。
下の、丸い実はなんだろう。 直径5㌢くらい。



お昼頃になったら、お散歩日和。

川は海に流れる。 ここの川は、これが当たり前でない。 引き潮のときだけ、海に。

今は、現在地に。 上の黄色に向かっている。

九州でも、雪だるまを見てしまった。 四国でも見ましたね。 花は、少しの雪には、負けない。



向こうは、のどかな山里。 先日行った、旧麓(もとふもと)は、正面奥。 今日は、右の方に上がっていく。

花は、どこにでも。 歩いていても、まったく退屈しない。



ここから入っていく。

こんな標識。 300年前とある。 行く前に、自現坊をネットで調べたが、分からなかった。

写真の真ん中の、暗~い所へ、降りて行った。 雪で滑るので、一歩一歩。

30㍍ほど降りたら、着いた。 右の方から、滝の水が流れている。 小さな滝。

これが、自現坊滝。 川は、渕田川。 この辺りは、渕田。 滝の下の方は、旧麓(もとふもと)
この滝で感動していたら、笑われる。

滝の左の方に、上に行く道があった。 つかまるロープも。

ここに来ても、どこにあるか分からない。 黄色の中にあるんだが。

やっと見えた。 左に。

正面から。 磨崖仏はこれ一つ。

こうです。 ほれ。 いいでしょう。
普通の磨崖仏は、悟りの境地に至った、仏さまの顔だ。 みんな似ている。
きっと、彫るのも楽だ。 見本がいっぱいあるから。

こんな顔を見られるとは、思っていなかった。 良かったですよ。


上の右に、この石像の名前がある。
如意輪観世音薩埵(にょい りんかんぜおん さった)とある。
※ 薩埵は、さったと読む。 求める人のことだそう。 菩薩は、菩提薩埵の略だとも。

如意輪観音について少し。
① 上のように、片膝を立ててるものが多い。
② 手が6本ある。(全部ではないが)
③ 右第1手は、頬に当てて思惟相を示している。
④ 右第2手は、胸前で如意宝珠、
⑤ 右第3手は、外方に垂らして数珠を持つ。
⑥ 左第1手は、掌を広げて地に触れている。
⑦ 左第2手は、未開敷蓮華(ハスのつぼみ)、
⑧ 左第3手は、指先で法輪を支える。

上の標識の説明に、自現という名前がある。 このお坊さんが、滝のあるここを、修行の場所としたのか。




上の方の説明は、下のように岩に彫ってあるもの。
いちばん左は、こう書いてあります。
佛作者 廉府住人 青木清右衛門 ※ 廉府は地名と思うが、調べても分からない。
ここで、刀を作ったのは、中村清右衛門。 青木と、中村の違い、関係ないだろうな。
300年前のものが、この状態で残るのは、珍しいことのようです。
左に行く道があったので、行ってみた。
読めません。 ※ だれか、教えてください
この後、戻った。
少し遠回りして、戻った。
ある家で、おばあちゃんが庭にいたので、話した。
先日も見た、大根の干したもの。
これなら軽いので、人にあげることができるそう。
ここは暖かくていいねと言ったら、夏暑すぎると言った。
また、野菜食べたら健康になるねと言ったら、ばあちゃんは、
野菜だけ食べてもまずいといった。
肉や、魚といっしょでないと、って。
上着の上に、さらに3枚ほど上着を着ていた。 上着の前は、すべてはだけていた。
最後に、大根とさつまいもをいただいた。
左は、おばあちゃんの家。 突き当たった下が、滝。
こんな坂を戻った。
1本の木に、食べきれないほどなる。 大きいミカン。
実もきれいだ。
たかがところてん、されど、喜入のところてん、とあった。
たかがところてんと、言わることがあるんだな。
イカの餌になる、ボラの子供。 投網で捕まえた。 満ちている。
いただいた大根を煮て食べた。
圧力鍋の中に、小さな鍋を入れて作る。 あっという間にできる。
磨崖仏は、陽の当らない場所にありました。
そのために、保存状態が大変良いものでした。
いかにも仏像、という表情ではありませんでした。
それが良かった。
見に行った甲斐がありました。
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