数は、3333。 山形県羽黒山の2446段より、多い。
これだけの数になると、登山だ。 歩きやすい登山。
天草の方に向かったから、そっちに行くと予想した人が多いと思う。
石段を予想した人は、いたでしょうか。 場所はここです。 印がスタート場所。 釈迦院まで行った。
美里町は小さな町で、石垣・石橋・石段のある、石の町だった。
山の中の道の太さに不安があったので、美里町の市街地のガソリンスタンドで聞いた。
バスも行ける道と教えてくれた。
情報がほしい時に、軽油を入れることが多い。
若い二人の人がいた。 短い時間だが、話は盛り上がった。
美里町の何がいいとか、秘密の鍾乳洞があるとかで。
駐車場に車を置いて歩いた。
どっちに、登り口があるか、どこを見ても標示はなかった。
こういうことは、よくある。

道を上って行ったら、ここに着いた。 12時31分スタート。 1時間半のコースだという。

昭和55年に作り始めて、昭和63年に完成した。 8年かかった。
3333を8で割ると。 400ちょっとだ。
ということは、1日平均、1段とあと少しになる。 大変な工事だ。

建物の向こうに、お堂があった。

牛に乗っている。
※ 下の写真を、上から下に降ろすと、両側の扉が、不思議な雰囲気に見えます。
面白いですよ。 どうしてだろう。 不思議。

自分の町に、日本一の何かがあったらいいと、みんな思うのかな。

日本一の大杉とか、自称日本一の物をたくさん見てきた。
でも、ここの日本一は、作るのに苦労した分、価値がありそうだ。 石の町だから、できた。
100段ずつ、このように標示がある。 いいですね。

肝心の、魅力はどうなんだという問題です。
石段の魅力だけでは、限界があるということかな。
※ 石段の石は、適当な石ではなく、日本各地、世界からも。
羽黒山に対抗意識を持ったとしても、比較は出来ないんですね。 レベルが違う。
羽黒山は、登り始めたその時、国宝の五重塔がある。 頂上も違う。
石段そのものも古く、歴史がある。 決してコンクリートは使っていない。



小さな動物の糞。

このような直線の上りが多いでしょうか。
ここの石段の魅力は、登山感覚の石段でしょうか。

下を見るとこう。 標高差、620㍍を登る。 開聞岳より、少し少ない高さ。
今日の美里町の気温は、14度。 セーターを脱いで、リュックに縛り付けた。
山の上だが、シャツだけ。
国道とか県道ではない。
自分の体調を確かめたいこともあって、休まないで一気に登っている。
向こうから、歩いてきた。 自分の車が見えた。
この写真は、13時15分撮影。 2000段の標示が見える。 ここまで、44分かかった。
花がないから、少し退屈。
ここまで、1時間3分。 疲れてきた。
ゴールが見えた。
13時44分に頂上着。 1時間13分かかった。
私の少し後から、男の人が登ってきた。
私よりずっと若く、熊本から来たという。 この後一緒に歩く。
頂上からの風景が、とにかくいい。 熊本県全部が見渡せている。 そんな感じ。
これも、ここの石段の大きな魅力かな。
熊本市の方向。 男の人が、教えてくれた。
熊本市内。 熊本城は分からない。
北海道と比べたら、九州はいつも、霞がかかっている。 中国や、桜島が関係しているのか。
八代方面。 雲仙岳。
頂上から、1㌔ちょっとの所に、釈迦院がある。 そこに二人で向かった。
ここが、釈迦院。 江戸時代初期の建物のようだが、詳しい年代の説明はなかった。
※ 寺は、かなり傷んでいて、このままなら廃寺になる雰囲気。
※ この場所は、山の頂上を少し越えたため、八代市になる。
山門には、赤い像が。
ここの石段は、釈迦院の表参道にある。 どうして、釈迦院の石段と呼ばないのだろう。
※ 釈迦院は、いつまでもはない、と思っているのか。 八代市の寺だからか。
時々このように見える。
右の写真の人と、10分ほど立ち話。 3人でにぎやかに。 カメラの話も。
この人は、2日に1回登っている。 雪が降っても。
下りは見晴らしがいいから、好きだ。
石段は、横に曲がったり、変化がある方がいい。
今日は20人くらいに出会ったでしょうか。
ゴールが見えた。
美里町は、美しい里と書くだけあって、懐かしい雰囲気があある。
黄色い梅。
梅には、いろんな色があるのか。
駐車場の人から、ミカンをもらった。 大きいし甘い。
日本一と自慢しても恥ずかしくない石段でしょうね。
今は新しくても、100年後には、平成時代に作られた石段になる。
石段に付随する見晴らし台などが、古くなってきた。
廃墟のようなのもあった。
これをそのままにしておくと、石段も廃墟になりますね。
羽黒山の石段は、ここです。
カウンターの数が、10万を越えました。 今日の日中ですね。
100000の数を見ることができたのは、一人だけですね。 見た人いるんでしょうか。
私が見ても、数は増えないので、見ようと思ったら、私も見ることはできました。
【停泊場所】 美里町市街にある、佐俣の湯の駐車場。
※ 石段の駐車場の人が、停めれることを教えてくれた。 温泉にも話しておいて。
※ ここには、物産販売所もあるので、この駐車場は、町の駐車場かな。 すべてが、町営かもしれない。
【明日の予定】 石橋がたくさんあるので見てきます。 棚田も。 石垣も。
【ブログランキング】 15位。 クリックしても、点数に反映してないと言ってくれる人もいます。
前も、こういうことはあった。 昨日は、ずっと変わらなかった。 右の数字が。
そのうち、何とかなるかな。 しばらくは、下がるだろうけど。
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