霊場での修業は、命がけと分かった。
一歩足を踏み外すと谷底、という所が、ふつうにあった。
子供を連れていくことは、決してできない、そんな場所だった。
私は、昨日・今日と、ここにいた。 ちゃんとした、名前があった。
夷耶馬農村公園駐車場。 ※ 夷耶馬(えびすやば)は、ここの地名。 香々地の一部。
出発地点は、ここで、向こうの山に入って行く。

ここは、中山仙境と呼ばれていた。
国東半島で、もっとも険しい山が、続いていた。 とにかく、崖が多い。
午後1時半、せせらぎの音と、ウグイスに鳴き声を聞きながら、出発。
15分ほどで、山の尾根に着いた。 この後、ずっと、高い所を歩く。
ここは、修験の道だから、少し歩いたら、お地蔵さんがあった。
大正3年と書いてあった。 江口章子は、この年27歳。 2年後、北原白秋に出会う。

山の上に川はない。 でも、小さな水たまりがあった。 イノシシの水飲み場だそう。
こういう所を、鎖(くさり)場と呼ぶ。 少し歩いたら、必ずあった。
1時間ほどしたら、無名橋に着いた。 幅40㌢。 長さ、3㍍。
こちら側に落ちたら助かるが、向こうに落ちたら、助からない。 数十㍍、真っ直ぐに切れ落ちている。
2枚に岩が、このように合わさっている。 上に少し膨らんでいるから、落ちない。 それだけ。
右側が、崖。 渡るのは、やめた。(朝方少ししか寝てなくて、体がボ~っとしてたこともあって)
10分ほど歩いたら、一番高い所が見えてきた。 高城。
拡大したらこう。 鎖が見える。
駐車場より、上流の方。
こんな所も。 ちゃんとした道ではない。 鎖があると、怖くはない。
これを上ったら、頂上。 もうすぐだ。
着いた。 3時を過ぎた。 1時間半かかった。 海が見える。 周防灘だ。
白っぽい所を歩いてきた。
駐車場とは、反対側の谷。
少しの賽銭を置いて、お参りした。 これを読んでくれてる人のことも。(忘れることは、ないんですよ)
316㍍。 ここは、高城だが、夷耶馬の表示もあった。
香々地の市街地が少しだけ見えた。
休憩。 少しの水とバナナを。 いつもしょってる、リュック。
隣の山に移った。 さっきまでいた所が見える。
右の上の方に、道は続いている。 馬の背と呼んでる。 この山は、山を楽しむための所ではなかった。
高所恐怖症だったら、絶対に通れない。 歩いていて、転ぶことはできない。 左の崖は、90度に近いか。
情報誌に、修験の道には、命にかかわる場所があると書いてあったが、本当だった。
※ 調べてみたら、数年前(2007年ころ)、この写真か、この後の下山道で、転落死亡事故が起きていた。 30㍍落ちたそう。
下の風景は、どこから見ても良かった。 楽しむ余裕はないが。
崖の中腹を通って、下山。 右に落ちたら、どこまでも落ちる。
洞窟が見えてきた。 地蔵さんがあった。
道に出たのは、4時40分。 3時間以上歩いた。
駐車場に着いたら、5時近かった。
夷谷温泉。 江口章子に温泉が出てくる詩がある。 ここの温泉か確かめたが、違った。 ここは、新しかった。
確認はしてないが、数日前に入った、赤根温泉かなと思っている。 ここから、近い。
今年も、蛍の季節がやってくる。 練習に、星を撮影してみた。 シャッターは、1分解放。 ISO3200。
修験者は、今日のような道を、スタコラと、小走りに移動する。
鎖があっても、きっと、全ては使わない。 危険な修行だ。
ここまでとは、思わなかった。 山を楽しむ余裕はなかった。
1度経験してよかったかなとは、思うが。
※ 寺での修業は、出来る寺が見つからなかった。
1か所可能性があったが、撮影は十分にできないので、やめた。
私の旅そのものを、修行にすることにした。(?)
【停泊場所】 夷谷温泉の近くの駐車場。 この辺り。
【明日の予定】 南西に。 農村風景が、平安時代のままという所がある。
【今日の歌】 イメージの歌(YouTube) 吉田拓郎です。
【ブログランキング】 国内旅行2位、旅行全体で7位です。
クリックするバナーは、左の一番下にあります。気に入った所がありましたら、よろしく。
一歩足を踏み外すと谷底、という所が、ふつうにあった。
子供を連れていくことは、決してできない、そんな場所だった。
私は、昨日・今日と、ここにいた。 ちゃんとした、名前があった。
夷耶馬農村公園駐車場。 ※ 夷耶馬(えびすやば)は、ここの地名。 香々地の一部。
出発地点は、ここで、向こうの山に入って行く。

ここは、中山仙境と呼ばれていた。
国東半島で、もっとも険しい山が、続いていた。 とにかく、崖が多い。

午後1時半、せせらぎの音と、ウグイスに鳴き声を聞きながら、出発。
15分ほどで、山の尾根に着いた。 この後、ずっと、高い所を歩く。

ここは、修験の道だから、少し歩いたら、お地蔵さんがあった。
大正3年と書いてあった。 江口章子は、この年27歳。 2年後、北原白秋に出会う。

山の上に川はない。 でも、小さな水たまりがあった。 イノシシの水飲み場だそう。

こういう所を、鎖(くさり)場と呼ぶ。 少し歩いたら、必ずあった。

1時間ほどしたら、無名橋に着いた。 幅40㌢。 長さ、3㍍。
こちら側に落ちたら助かるが、向こうに落ちたら、助からない。 数十㍍、真っ直ぐに切れ落ちている。

2枚に岩が、このように合わさっている。 上に少し膨らんでいるから、落ちない。 それだけ。

右側が、崖。 渡るのは、やめた。(朝方少ししか寝てなくて、体がボ~っとしてたこともあって)

10分ほど歩いたら、一番高い所が見えてきた。 高城。

拡大したらこう。 鎖が見える。

駐車場より、上流の方。

こんな所も。 ちゃんとした道ではない。 鎖があると、怖くはない。

これを上ったら、頂上。 もうすぐだ。

着いた。 3時を過ぎた。 1時間半かかった。 海が見える。 周防灘だ。

白っぽい所を歩いてきた。

駐車場とは、反対側の谷。

少しの賽銭を置いて、お参りした。 これを読んでくれてる人のことも。(忘れることは、ないんですよ)

316㍍。 ここは、高城だが、夷耶馬の表示もあった。

香々地の市街地が少しだけ見えた。

休憩。 少しの水とバナナを。 いつもしょってる、リュック。

隣の山に移った。 さっきまでいた所が見える。

右の上の方に、道は続いている。 馬の背と呼んでる。 この山は、山を楽しむための所ではなかった。

高所恐怖症だったら、絶対に通れない。 歩いていて、転ぶことはできない。 左の崖は、90度に近いか。
情報誌に、修験の道には、命にかかわる場所があると書いてあったが、本当だった。
※ 調べてみたら、数年前(2007年ころ)、この写真か、この後の下山道で、転落死亡事故が起きていた。 30㍍落ちたそう。

下の風景は、どこから見ても良かった。 楽しむ余裕はないが。

崖の中腹を通って、下山。 右に落ちたら、どこまでも落ちる。

洞窟が見えてきた。 地蔵さんがあった。

道に出たのは、4時40分。 3時間以上歩いた。

駐車場に着いたら、5時近かった。

夷谷温泉。 江口章子に温泉が出てくる詩がある。 ここの温泉か確かめたが、違った。 ここは、新しかった。
確認はしてないが、数日前に入った、赤根温泉かなと思っている。 ここから、近い。

今年も、蛍の季節がやってくる。 練習に、星を撮影してみた。 シャッターは、1分解放。 ISO3200。

修験者は、今日のような道を、スタコラと、小走りに移動する。
鎖があっても、きっと、全ては使わない。 危険な修行だ。
ここまでとは、思わなかった。 山を楽しむ余裕はなかった。
1度経験してよかったかなとは、思うが。
※ 寺での修業は、出来る寺が見つからなかった。
1か所可能性があったが、撮影は十分にできないので、やめた。
私の旅そのものを、修行にすることにした。(?)
【停泊場所】 夷谷温泉の近くの駐車場。 この辺り。
【明日の予定】 南西に。 農村風景が、平安時代のままという所がある。
【今日の歌】 イメージの歌(YouTube) 吉田拓郎です。
【ブログランキング】 国内旅行2位、旅行全体で7位です。
クリックするバナーは、左の一番下にあります。気に入った所がありましたら、よろしく。
スポンサーサイト
コメント
Re: タイトルなし
ここは、危ないから、他の山がいい。
花を見ながら、景色を見ながら。
いい山は、いっぱいある。
花を見ながら、景色を見ながら。
いい山は、いっぱいある。
小さな石の橋
よく怖いところを登れましたね。本当に怖そう。
私は高い所は苦手。江口章子も登りましたでしょうか?
あの小さな石の橋を渡りましたか?
私は高い所は苦手。江口章子も登りましたでしょうか?
あの小さな石の橋を渡りましたか?
中山仙境
なかなかスリルがあって面白そうだ。
鳥取の三徳山には二度登りましたがこちらの方が危険そうですね。
広島の大竹に三倉岳という岩山があります、本州に渡ったら是非チャレンジして下さい。
鳥取の三徳山には二度登りましたがこちらの方が危険そうですね。
広島の大竹に三倉岳という岩山があります、本州に渡ったら是非チャレンジして下さい。
ここはすごい
体力に自信はありませんが、行ってみたいと思わせる場所ですね。
叔父の友だちが国東半島の山中で猟師をしていて、その方から猪肉をいただいてるんですよ。(akkamui21さんも食べました)
熊本にも修行をするお寺はありますが、撮影はさせてもらえないと思います。「遊びじゃない」とかって叱られそうです。
叔父の友だちが国東半島の山中で猟師をしていて、その方から猪肉をいただいてるんですよ。(akkamui21さんも食べました)
熊本にも修行をするお寺はありますが、撮影はさせてもらえないと思います。「遊びじゃない」とかって叱られそうです。
Re: 小さな石の橋
山の細い稜線は、足跡が直線にならないように、歩きました。
直線だと、ふらつくから。
江口章子は、こういうのに関心を持たないでしょうね。
子供のころは、きっとたくさんの本を読んだと思います。
ブログにも書いたけど、渡ってませんよ。
直線だと、ふらつくから。
江口章子は、こういうのに関心を持たないでしょうね。
子供のころは、きっとたくさんの本を読んだと思います。
ブログにも書いたけど、渡ってませんよ。
Re: 中山仙境
私は、普通の山がいいですね。
意識的に、危険な場所を選んで、道を作っていました。
山に登っても、花がないとつまらない。
もう少ししたら、咲くのかな。
意識的に、危険な場所を選んで、道を作っていました。
山に登っても、花がないとつまらない。
もう少ししたら、咲くのかな。
Re: ここはすごい
雨竜沼湿原より、体力はいらない。 だから、しうさんも行ける。
もし行ったら、こういうかもしれない。
あれ、大したことないじゃん。 何で、こんなんで騒いでんのさ。
もたもたしないで、とっとと、ついておいで。 って。
仙人になりきって、言うかもしれない。
猪鍋は、去年、山小屋で食べたやつだ。 初めてだった。
修行の撮影をいやがるもう一つの理由は、修行の内容や、施設が、完璧でないからだな。
今回は、それを感じた。 ひっそりとやってると言った。
もし行ったら、こういうかもしれない。
あれ、大したことないじゃん。 何で、こんなんで騒いでんのさ。
もたもたしないで、とっとと、ついておいで。 って。
仙人になりきって、言うかもしれない。
猪鍋は、去年、山小屋で食べたやつだ。 初めてだった。
修行の撮影をいやがるもう一つの理由は、修行の内容や、施設が、完璧でないからだな。
今回は、それを感じた。 ひっそりとやってると言った。
コメントの投稿
トラックバック
https://akkamui21.blog.fc2.com/tb.php/903-491d7fb5
住んでる私も知らない場所がたくさんですね・・・
行ってみないと・・・