今日は、とりあえずの目標地点を、錦帯橋にして走った。
頭のアンテナを伸ばして。
どこか、面白そうな所が見つかれば、そっちの方がいい。
「月輪寺」の案内が、大きくあった。 左の道に入った。 場所は、ここ。
薬師堂があり、山口県内で、一番古い木造建築とあった。 平安時代の終わりの建物。
面白い話があるか探したが、特になかった。
寺の読み方は、「がちりんじ」。 「がつりんじ」が、変化したのかな。
国道までの、数百㍍の道。 曲がっている所がいい。
何気ない風景の、その魅力を引き出した写真に撮りたいが、むずかしい。
温泉も見つかっていない。
笠戸島(かさどじま)にあることが分かっているので、遠回りになるが行くことに。
釣りして、今晩は、この島でもいいと思っていた。
国民宿舎大城(おおじょう)の駐車場から撮影。 場所はここ。
温泉は故障していて、お風呂だった。 だから、200円。
島を走ったが、誰も釣りをしていない。 風情のある港町はなかったので、岩国に向かった。
せっかくだから、少し遠回りになったが、光市を通った。
あの、母子殺害事件のあった町だ。 残されたお父さんは戦った。 心の中だが、ずっと応援していた。
日本の国には、弁護士制度があるから、加害者は守られる。
しかし、被害者は、力を貸してくれる制度はない。
人を殺しても、簡単には死刑にならない。
※ 冤罪での死刑を防ぐには、死刑制度をなくすしか、他に方法はないかなとも思う。
難しい問題だ。
その父さんが、すごかった。
今日のブログは、錦帯橋なので、このことについては、これを読んでください。
いい内容です。 エムズの片割れ、光市母子殺人事件について。
少しだけ紹介。 こういう文がある。
「記者会見場に姿を現した本村の怒りは凄まじかった。・・・「司法に絶望しました。控訴、上告は望みません。
早く被告を社会に出して、私の手の届くところに置いて欲しい。私がこの手で殺します」
記者会見という公の場で「報復殺人の予告」とも言えるべき発言を行った。」
※ 実際に仇討をした男がいた。 明治時代。 日本最後の仇討。
臼井六郎は、父・母・妹を、殺される。 殺されたのは寝室。 六郎は、隣の部屋から、それを見た。
13年後の明治13年に、復讐する。 服役するが、社会は彼に温かかった。
その話は、ここに。
錦帯橋のある岩国市は、山口県の東の端だった。
駐車場は河川敷。 広い。 無料。
これが、錦帯橋。 木造。 5つに分かれてる。 場所はここ。
車の板バネに似ている。 端の方が、板の枚数が多い。
石橋を、木で作った感じ。
全長、193.3㍍。 幅、5.0㍍。
中国の杭州の西湖にある「錦帯橋」をモデルにして、1673年に架橋された。 これが最初。
中国、西湖の錦帯橋。 (お借りした)
楽しそうだ。
三名橋の一つだそう。 ※ 誰が決めたか知らないが。
他の2つは、かずら橋(徳島県)と、猿橋(山梨県)だそう。 ※ 関連ブログ 雪のかずら橋
下から見ると、単純な作りではなさそうだ。
橋の円みは円の一部だと思われていた。 最近、そうでないのでは、という考えが出てきた。
下の写真で、黄緑は円の一部。
私も、橋は円とは違うように思う。
円のふくらみなら、両側は、少し急で、上りにくい感じがする。
では、橋の形は何なのかと言うと、カテナリー曲線(懸垂線)でないかと言われている。(研究者から)
※ カテナリー曲線って、何なのかを調べてみたら、こうだった。
例えば、1㍍程の長さの紐の、両端を手で持つ。
一旦、ピーンと張る。 その後、少し緩める。 そうしたら、曲線になる。
形(曲線)の特徴として、紐の重さのため、真ん中辺りのカーブが大きく(急に)なる。
橋の形は、それを、逆さまにした形。 下の写真を見てると、それでいいように思うかな。
歩いている人が、消えたり、急に現れたりする。
この場所は、橋を渡って、すぐ左にあった。
佐々木小次郎は、ここで「つばめ返し」の術を身に付けた、と説明にあった。
場所は他にも説があるが、吉川英治の小説の中では、ここだった。
橋の下は、遊歩道。 渡った側は、広く一帯が、公園になっている。
川に波がなく、このように。
公園に佐々木小次郎の像が。 巌流島で、宮本武蔵に負ける。
関ヶ原の戦いを挟んで、生きている。 そういう時代の人。
戦国時代、この場所に住んでいた吉川経家という人は、鳥取城の城主に迎えられた。
城は攻められている最中だった。 この人は、城兵全員を助けるのを条件に、切腹した。
子孫は、この岩国で活躍した。 それで、この碑があった。
いっぱい咲いていた。
橋を渡って戻っている。
今日は、逆光で撮った写真が、全体的にきれいに写った。 どうしてか分からない。
観光客でない人も、歩いている。
橋は、人が渡るために作ったから、人がいないと、写真がつまらない。
橋脚の部分は石垣で、渡る所は木造。 それがいいのかな。
京都の、鴨川や桂川に架かっていても、似合いそうに感じた。
上り下りの変化があり、歩いて楽しい、評判通りの橋だった。
【停泊場所】 錦帯橋の駐車場。 河川敷にある。
【明日の予定】 宮島です。
【今日の歌】 Diem-Xua(YouTube) 日本名は、美しい昔。
【ブログランキング】 国内旅行2位、旅行全体で8位です。
クリックするバナーは、左の一番下にあります。気に入った所がありましたら、よろしく。
頭のアンテナを伸ばして。
どこか、面白そうな所が見つかれば、そっちの方がいい。
「月輪寺」の案内が、大きくあった。 左の道に入った。 場所は、ここ。
薬師堂があり、山口県内で、一番古い木造建築とあった。 平安時代の終わりの建物。
面白い話があるか探したが、特になかった。
寺の読み方は、「がちりんじ」。 「がつりんじ」が、変化したのかな。

国道までの、数百㍍の道。 曲がっている所がいい。
何気ない風景の、その魅力を引き出した写真に撮りたいが、むずかしい。

温泉も見つかっていない。
笠戸島(かさどじま)にあることが分かっているので、遠回りになるが行くことに。
釣りして、今晩は、この島でもいいと思っていた。
国民宿舎大城(おおじょう)の駐車場から撮影。 場所はここ。

温泉は故障していて、お風呂だった。 だから、200円。
島を走ったが、誰も釣りをしていない。 風情のある港町はなかったので、岩国に向かった。
せっかくだから、少し遠回りになったが、光市を通った。
あの、母子殺害事件のあった町だ。 残されたお父さんは戦った。 心の中だが、ずっと応援していた。

日本の国には、弁護士制度があるから、加害者は守られる。
しかし、被害者は、力を貸してくれる制度はない。
人を殺しても、簡単には死刑にならない。
※ 冤罪での死刑を防ぐには、死刑制度をなくすしか、他に方法はないかなとも思う。
難しい問題だ。
その父さんが、すごかった。
今日のブログは、錦帯橋なので、このことについては、これを読んでください。
いい内容です。 エムズの片割れ、光市母子殺人事件について。
少しだけ紹介。 こういう文がある。
「記者会見場に姿を現した本村の怒りは凄まじかった。・・・「司法に絶望しました。控訴、上告は望みません。
早く被告を社会に出して、私の手の届くところに置いて欲しい。私がこの手で殺します」
記者会見という公の場で「報復殺人の予告」とも言えるべき発言を行った。」
※ 実際に仇討をした男がいた。 明治時代。 日本最後の仇討。
臼井六郎は、父・母・妹を、殺される。 殺されたのは寝室。 六郎は、隣の部屋から、それを見た。
13年後の明治13年に、復讐する。 服役するが、社会は彼に温かかった。
その話は、ここに。
錦帯橋のある岩国市は、山口県の東の端だった。
駐車場は河川敷。 広い。 無料。
これが、錦帯橋。 木造。 5つに分かれてる。 場所はここ。

車の板バネに似ている。 端の方が、板の枚数が多い。

石橋を、木で作った感じ。

全長、193.3㍍。 幅、5.0㍍。

中国の杭州の西湖にある「錦帯橋」をモデルにして、1673年に架橋された。 これが最初。

中国、西湖の錦帯橋。 (お借りした)

楽しそうだ。

三名橋の一つだそう。 ※ 誰が決めたか知らないが。
他の2つは、かずら橋(徳島県)と、猿橋(山梨県)だそう。 ※ 関連ブログ 雪のかずら橋
下から見ると、単純な作りではなさそうだ。

橋の円みは円の一部だと思われていた。 最近、そうでないのでは、という考えが出てきた。
下の写真で、黄緑は円の一部。
私も、橋は円とは違うように思う。
円のふくらみなら、両側は、少し急で、上りにくい感じがする。
では、橋の形は何なのかと言うと、カテナリー曲線(懸垂線)でないかと言われている。(研究者から)
※ カテナリー曲線って、何なのかを調べてみたら、こうだった。
例えば、1㍍程の長さの紐の、両端を手で持つ。
一旦、ピーンと張る。 その後、少し緩める。 そうしたら、曲線になる。
形(曲線)の特徴として、紐の重さのため、真ん中辺りのカーブが大きく(急に)なる。
橋の形は、それを、逆さまにした形。 下の写真を見てると、それでいいように思うかな。

歩いている人が、消えたり、急に現れたりする。

この場所は、橋を渡って、すぐ左にあった。
佐々木小次郎は、ここで「つばめ返し」の術を身に付けた、と説明にあった。
場所は他にも説があるが、吉川英治の小説の中では、ここだった。

橋の下は、遊歩道。 渡った側は、広く一帯が、公園になっている。

川に波がなく、このように。

公園に佐々木小次郎の像が。 巌流島で、宮本武蔵に負ける。
関ヶ原の戦いを挟んで、生きている。 そういう時代の人。

戦国時代、この場所に住んでいた吉川経家という人は、鳥取城の城主に迎えられた。
城は攻められている最中だった。 この人は、城兵全員を助けるのを条件に、切腹した。
子孫は、この岩国で活躍した。 それで、この碑があった。

いっぱい咲いていた。

橋を渡って戻っている。

今日は、逆光で撮った写真が、全体的にきれいに写った。 どうしてか分からない。

観光客でない人も、歩いている。

橋は、人が渡るために作ったから、人がいないと、写真がつまらない。

橋脚の部分は石垣で、渡る所は木造。 それがいいのかな。
京都の、鴨川や桂川に架かっていても、似合いそうに感じた。
上り下りの変化があり、歩いて楽しい、評判通りの橋だった。
【停泊場所】 錦帯橋の駐車場。 河川敷にある。
【明日の予定】 宮島です。
【今日の歌】 Diem-Xua(YouTube) 日本名は、美しい昔。
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コメント
おひさしぶりです
錦帯橋
もし「世界遺産」ならぬ「江戸遺産」というものが存在するなら、錦帯橋は「江戸遺産」の一つに選定されるでしょう。機能的、芸術的にも優れ、そして長持ちである。この辺の良さをいつの時代でも考えていてほしいものです。藩の絶対的命令にせよ、製造に携わった者たちの熱意と努力に頭が下がります。
「光市母子殺人事件」の裁判は、やはり考えさせられました。秋月の「最後の仇討ち」が浮かんできました。
「光市母子殺人事件」の裁判は、やはり考えさせられました。秋月の「最後の仇討ち」が浮かんできました。
Re: おひさしぶりです
本村さんは、社会の矛盾と戦った感じがします。
松本サリン事件の、河野義行さんも、戦った。
大きなものに、一人で立ち向かった所が、似ているでしょうか。
松本サリン事件の、河野義行さんも、戦った。
大きなものに、一人で立ち向かった所が、似ているでしょうか。
Re: 錦帯橋
機能とかを追求したら、結果的に美しくなる。
そういう部分もありそうですね。
完成までに、汗を流した人のことも、考えないとだめですね。
そういう部分もありそうですね。
完成までに、汗を流した人のことも、考えないとだめですね。
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自分もあの父親と同じ立場なら、同じ感情を抱くでしょうね。
哀しいかな最近の日本で起きる犯罪は、加害者が忍耐もなく単なる我儘から起こる事件が多すぎます。
感謝も判らず我慢ということを知らないというか出来ない人種が増えてますね。
本当に悲しいことです。