山の中に、島があった。
それは、美しい形をした棚田だった。
あらぎ島と呼ばれるその棚田は、時間と共に、表情を変えた。
夜になって、空は、満天の星空になった。
この後、真夜中に、月が上る。
水を張った田に、月が映る。 それを撮りたい。
※ うまくいくかどうか、分からないが、撮影に行って来る。(夜、11時過ぎ)
紀ノ川は、和歌山県の北部を流れている。
その南にあるのが、有田川。 ありだがわ、と濁る。
あらぎ島は、有田川の中流域にある、有田川町にあった。 場所はここ。
展望台があった。 ※ 地図の印のすぐ上の道に。 道の駅あらぎの里は、すぐ近くに。
これが、あらぎ島。 最初見た時、ホタテの貝に見えた。
有田川が、左上から、下を通って、右上に流れている。 あらぎ島は、川に囲まれている。
色んな棚田を見てきたが、こんなの初めて。
川と周りの山が、棚田を引き立て、棚田は美しさを増していた。
展望台に、男の人がいた。 話したら、あらぎ島の写真を撮ってると言う。
ここの棚田について、とても詳しかった。
どうして、あらぎ島と言うのか、聞いた。
この棚田に、昔、蘭(あらぎ)さんと言う人が住んでいた。
※ 蘭は、あららぎと読むが、それが、あらぎになった。
あららぎは、植物の名前で、ノビルの古名だそう。 ノビル(Wikipedia)
どうして、島が付くかだが、
昔、島田さんと言う人も住んでいたそうだ。
このことについては、ネットでも調べてみた。
そうしたら、島は、古くは「耕作地」を意味する言葉だったというのが、あった。
島には、まとまった範囲を意味することが、あるのかなとも。
「島を荒らすな」のような使われ方も。 「取り付く島もない」は、関係ないか。
私は、この可能性があるかなと。 それは、
棚田が川に囲まれているため、庭の池に囲まれた、築山(島)に見えたのではないかと。
でも、耕作地の考えが、本命でしょうか。
場所を、少し変えて撮影。 右の方から。
この辺り一帯を、散歩することにした。 こういうのが、好き。
この家は、展望台の100㍍ほど上にある。
さっき会った人の、持ち物。 住んではいない。
家の前が空いてるので、使っていいよと言われた。
電気も使えるし、鍵はかかっていないから、テレビを見ていいとも。
ただ、後でここに来たが、入り口に傾斜があるため、入れなかった。 残念。 ※ 車の後ろが、道にぶつかる。
上の写真の家。 左が谷。
こういう谷の底に、棚田はある。
マクロレンズを使ってみた。 1㌢ほどの、小さなイチゴ。
他にも撮ったが、ほとんどの写真は、失敗。 どうしてもボケる。
使い方が分かったら、いい写真が撮れそう。
花を撮ったら、小さなゴミや、花びらの汚れも写ってしまう。
マクロレンズで撮る場合、花は素顔が綺麗か、ちゃんと化粧をしてもらわないと、いい写真にはならない。
道のカーブの辺りが、展望台。
普通の棚田は、どこにでも。
きっと、植えたのではない。
誰も住んでない家で、主の帰りを待っているのか。 ※ 国東半島の、寺の跡にあった、仁王像を思い出す。
ここを上って、展望台。
花があったので、一緒に撮影。
展望台より、高い所から撮影。
向こうに行ったら、駐車場。
暗くなってきた。
やっと撮影できる状態。
見えなくていい物が、夜は見えない。 夜の写真は、だからいいのかな。
展望台で会った人が、棚田に月が映ったら綺麗だよと言った。
月の出る時刻とか調べたら、今晩可能性があった。
12時頃、月はまだ見えなかった。 少し寝て、2時過ぎに外に出た。
月は、出ていた。 でも、高すぎる感じだ。
撮影場所に行ったが、やはり、高かった。 もう少し低くないと、あらぎ島には映らない。
もっと早く起きればよかった。 どうでもいい夢を見ていたんだから。
それでも、写真は撮った。 月は、有田川に映っていた。
上でお会いした人は、市街地で料理店を営んでいた。 立派なお店だった。
ワサビの葉に巻かれたお寿司と、山菜の煮ものと、ざる蕎麦を食べた。(セット)
とても美味しかった。 体にやさしいと感じるものばかりだった。
店の人と、たくさん話した。 旅のこととか。
旦那さんが撮った写真を、見せてもらった。
霧に包まれたあらぎ島や、雪のあらぎ島など、あらぎ島の魅力が引き出された写真ばかりだった。
どうして、こんな色が出せるんだろうと思った。
※ 写真は、デジカメではなく、銀塩とよばれるものだった。
山の中の夜は、いいものです。
何かの物語の世界に、自分がいるみたい。
3時頃だったでしょうか。
写真を撮っていたら、目の前の暗闇の中を、鳥が飛んで行きました。
今日は、めずらしい棚田を見ました。 ※ 細かな情報は ここに。 日本棚田百選 あらぎ島
※ 追記 もし、今の時代に橋をかけたら、別の橋になったでしょうね。
角島大橋のように、自然にとけ込める橋にした。
出来た橋はどうしようもないから、橋の色を考えるのでしょうか。
また、周りの環境は、完璧でない。
今が70点とすれば、90点にはできますね。
町民に、あらぎ島の価値を知ってもらうのが、一番大事なことでしょうか。
(この棚田は、先人の苦労の象徴かな。 子供たちが学ぶ価値もあるし)
【道の駅】 あらぎの里。 場所はここ。
【明日の予定】 海に向かいます。
【ブログランキング】 国内旅行2位、旅行全体で5位です。
クリックするバナーは、左の一番下にあります。気に入った所がありましたら、よろしく。
それは、美しい形をした棚田だった。
あらぎ島と呼ばれるその棚田は、時間と共に、表情を変えた。
夜になって、空は、満天の星空になった。
この後、真夜中に、月が上る。
水を張った田に、月が映る。 それを撮りたい。
※ うまくいくかどうか、分からないが、撮影に行って来る。(夜、11時過ぎ)
紀ノ川は、和歌山県の北部を流れている。
その南にあるのが、有田川。 ありだがわ、と濁る。
あらぎ島は、有田川の中流域にある、有田川町にあった。 場所はここ。
展望台があった。 ※ 地図の印のすぐ上の道に。 道の駅あらぎの里は、すぐ近くに。

これが、あらぎ島。 最初見た時、ホタテの貝に見えた。
有田川が、左上から、下を通って、右上に流れている。 あらぎ島は、川に囲まれている。

色んな棚田を見てきたが、こんなの初めて。
川と周りの山が、棚田を引き立て、棚田は美しさを増していた。

展望台に、男の人がいた。 話したら、あらぎ島の写真を撮ってると言う。
ここの棚田について、とても詳しかった。
どうして、あらぎ島と言うのか、聞いた。
この棚田に、昔、蘭(あらぎ)さんと言う人が住んでいた。
※ 蘭は、あららぎと読むが、それが、あらぎになった。
あららぎは、植物の名前で、ノビルの古名だそう。 ノビル(Wikipedia)
どうして、島が付くかだが、
昔、島田さんと言う人も住んでいたそうだ。
このことについては、ネットでも調べてみた。
そうしたら、島は、古くは「耕作地」を意味する言葉だったというのが、あった。
島には、まとまった範囲を意味することが、あるのかなとも。
「島を荒らすな」のような使われ方も。 「取り付く島もない」は、関係ないか。
私は、この可能性があるかなと。 それは、
棚田が川に囲まれているため、庭の池に囲まれた、築山(島)に見えたのではないかと。
でも、耕作地の考えが、本命でしょうか。

場所を、少し変えて撮影。 右の方から。

この辺り一帯を、散歩することにした。 こういうのが、好き。
この家は、展望台の100㍍ほど上にある。
さっき会った人の、持ち物。 住んではいない。
家の前が空いてるので、使っていいよと言われた。
電気も使えるし、鍵はかかっていないから、テレビを見ていいとも。
ただ、後でここに来たが、入り口に傾斜があるため、入れなかった。 残念。 ※ 車の後ろが、道にぶつかる。

上の写真の家。 左が谷。

こういう谷の底に、棚田はある。

マクロレンズを使ってみた。 1㌢ほどの、小さなイチゴ。
他にも撮ったが、ほとんどの写真は、失敗。 どうしてもボケる。
使い方が分かったら、いい写真が撮れそう。
花を撮ったら、小さなゴミや、花びらの汚れも写ってしまう。
マクロレンズで撮る場合、花は素顔が綺麗か、ちゃんと化粧をしてもらわないと、いい写真にはならない。

道のカーブの辺りが、展望台。

普通の棚田は、どこにでも。

きっと、植えたのではない。

誰も住んでない家で、主の帰りを待っているのか。 ※ 国東半島の、寺の跡にあった、仁王像を思い出す。

ここを上って、展望台。

花があったので、一緒に撮影。

展望台より、高い所から撮影。

向こうに行ったら、駐車場。

暗くなってきた。

やっと撮影できる状態。
見えなくていい物が、夜は見えない。 夜の写真は、だからいいのかな。

展望台で会った人が、棚田に月が映ったら綺麗だよと言った。
月の出る時刻とか調べたら、今晩可能性があった。
12時頃、月はまだ見えなかった。 少し寝て、2時過ぎに外に出た。
月は、出ていた。 でも、高すぎる感じだ。
撮影場所に行ったが、やはり、高かった。 もう少し低くないと、あらぎ島には映らない。
もっと早く起きればよかった。 どうでもいい夢を見ていたんだから。
それでも、写真は撮った。 月は、有田川に映っていた。

上でお会いした人は、市街地で料理店を営んでいた。 立派なお店だった。
ワサビの葉に巻かれたお寿司と、山菜の煮ものと、ざる蕎麦を食べた。(セット)
とても美味しかった。 体にやさしいと感じるものばかりだった。
店の人と、たくさん話した。 旅のこととか。
旦那さんが撮った写真を、見せてもらった。
霧に包まれたあらぎ島や、雪のあらぎ島など、あらぎ島の魅力が引き出された写真ばかりだった。
どうして、こんな色が出せるんだろうと思った。
※ 写真は、デジカメではなく、銀塩とよばれるものだった。
山の中の夜は、いいものです。
何かの物語の世界に、自分がいるみたい。
3時頃だったでしょうか。
写真を撮っていたら、目の前の暗闇の中を、鳥が飛んで行きました。
今日は、めずらしい棚田を見ました。 ※ 細かな情報は ここに。 日本棚田百選 あらぎ島
※ 追記 もし、今の時代に橋をかけたら、別の橋になったでしょうね。
角島大橋のように、自然にとけ込める橋にした。
出来た橋はどうしようもないから、橋の色を考えるのでしょうか。
また、周りの環境は、完璧でない。
今が70点とすれば、90点にはできますね。
町民に、あらぎ島の価値を知ってもらうのが、一番大事なことでしょうか。
(この棚田は、先人の苦労の象徴かな。 子供たちが学ぶ価値もあるし)
【道の駅】 あらぎの里。 場所はここ。
【明日の予定】 海に向かいます。
【ブログランキング】 国内旅行2位、旅行全体で5位です。
クリックするバナーは、左の一番下にあります。気に入った所がありましたら、よろしく。
スポンサーサイト
コメント
棚田
面白い形の棚田ですね。埼玉にある巾着田に似ています。
Re: 棚田
そう言われれば、巾着にも似てますよ。
どうして、島なんでしょう。
どうして、島なんでしょう。
コメントの投稿
トラックバック
https://akkamui21.blog.fc2.com/tb.php/953-fce8ee38