昨日梓川を調べていたら、気になる橋があった。
名前は、雑炊橋。 行ってみた。
昔から、夏に冷蔵庫があった。 風穴を利用した貯蔵庫。
雑炊橋を調べていて、分かった。
明神にあった穂高神社(奥宮)の、本宮に行ってきた。 ※ 乗鞍岳のスキーの方に教えていただいた。
神社で、ワサビ畑を紹介してもらった。
Wikipediaの梓川に、こう書いてあった。(概略)
流域の松本市波田には、梓川を渡る橋がなく、対岸へは歩いて渡っていた。
大雨のたび、数日間は川を渡れず、人々は困っていた。
村人の代表が、庄屋に建設資金を頼んだが、断られた。
貧しい村人が、お金を工面するのは容易ではなかった。
人々は、米の代わりにかゆを食べるまでの努力をしたという。
その甲斐あってか、村人の悲願は叶い、梓川に橋がかけられた。
現在、松本市安曇、橋場にある雑炊橋の所以である。
庄屋は断わったんだ、この話は面白い、と思った。
そこに行ってみた。 橋は、新しくなっていた。 場所はここ。
新しい橋の名前も、雑炊橋だった。 石碑に、説明があった。 「はね橋」が架かっていたと。
昔の橋も、この場所にかけた。 はね橋って、どんな橋だったのか。
野麦街道は、もともとここに橋は無かったから、川の右岸のこの道を、松本に向かった。
反対方向の、野麦峠への道。 歩いて行ったら、人に会った。
はね橋は、両岸から、木の板をせり出すように伸ばして、真ん中でつなぐという。
イメージは出来るが、よく分からない。
ケシの花のようだ。
橋の上から、下流を見た。 この川を歩いて渡れる時は、そんなにないと思った。
この橋を見る前、近くにある、役場の支所に寄った。
安曇資料館に行ったら、詳しく分かると教えてもらっていた。
その資料館は、朝いた道の駅の近くだった。
資料館のそばに、風穴を利用した、貯蔵庫があった。
中はこうで、石の積んである壁の隙間から、涼しい風が出ていた。
5度。 冷蔵庫の中の温度だ。 寒い。
山を上ると、たまに風穴を見る。 石の隙間から、涼しい風が出ている。
ここが、安曇資料館。
こんな花が。
雑炊橋の、昔の図があった。
こんな仕組み。 トラックなどの、板バネに似ている。 大丈夫なのか、少し心配。
1582年には、歴史に登場しているという。 架け替えは、12年に1度で、寅年に。
はね橋は、「刎ね橋」と書いた。
刎木(はねぎ)を使うからだそう。
※ 刎木は、てこの原理で石などを動かす時の板。
上の図の橋の板は、重い物を動かす時の板に、似ているでしょうか。
※ 板の重なり方は、錦帯橋に似ているが、別の橋ですね。 ※ 錦帯橋の写真。
※ 石橋は建て替えなくていいので、石橋の方が、橋としては優秀でないのかな。
石橋にしない理由は何だろう。 ※ 霊台橋の写真。
この後、穂高神社に向かった。 松本市の北の、安曇野市の穂高に。
穂高神社。 立派だった。
ここは、安曇氏が先祖を祀った神社だった。 一族の本拠地はここだそう。
また、この神社は、毎年9月27日に行なわれる例大祭の、御船神事(お船祭り)で知られていた。
ものぐさ太郎の石碑。 信濃中将として祀られている。
塩の道が、ここを通っていた。
信濃へ塩を運ぶ道を、塩の道と呼んでいた。
もしかして、信濃は、日本で一番海から遠い所なのかな。
※ 調べてみた。
「日本で一番海から遠い地点」は、長野県南佐久郡臼田町だった。
海まで、直線で115㌔。
やはり、長野県だった。 場所はここ。
こんなのが。 久しぶりに見る。
もちつき道祖神。
神社に参拝に来た人に、この町の見所を聞いた。 ワサビ畑を紹介してくれた。
山に向かった。 松本市から安曇野市にかけて、平らな土地が広い。(松本盆地)
ここは、安曇野とよばれる所だった。
こういう所。 大王わさび農場。 観光バスで、人は来ていた。
広いワサビ畑。 この時期は、日除けのため、寒冷紗と呼ばれる、目の荒い織物で覆っていた。
畑の中を、水が流れている。
ワサビには、捨てる所がないと言った。 以前食べた蕎麦に、茎が入っていた。 茎も辛い。
こんな像が。 いい表情が見つかったので撮った。 ※ 野麦峠の像も、こんな感じならいい。
散策路があって、ここは観光地。
ここで聞いた言葉のほとんどは、日本語ではなかった。
冬とかは、この風景。 2~3月に、白い花が咲くという。(農場の人が教えてくれた)
グミ、かな。
橋を作る時、あの庄屋はお金を出さなかった。 もし出していれば、歴史上、ずっとほめられた。
雑炊橋の話は、人の生き方を学ばせてくれる。
(※ 雑炊橋の伝説は、他にもあった。)
【ブログランキング】 国内旅行1位、旅行全体で4位です。
クリックするバナーは、左の一番下にあります。気に入った所がありましたら、よろしく。
【明日の予定】 国宝松本城です。
【ブログランキング】 国内旅行1位、旅行全体で4位です。
クリックするバナーは、左の一番下にあります。気に入った所がありましたら、よろしく。
名前は、雑炊橋。 行ってみた。
昔から、夏に冷蔵庫があった。 風穴を利用した貯蔵庫。
雑炊橋を調べていて、分かった。
明神にあった穂高神社(奥宮)の、本宮に行ってきた。 ※ 乗鞍岳のスキーの方に教えていただいた。
神社で、ワサビ畑を紹介してもらった。
Wikipediaの梓川に、こう書いてあった。(概略)
流域の松本市波田には、梓川を渡る橋がなく、対岸へは歩いて渡っていた。
大雨のたび、数日間は川を渡れず、人々は困っていた。
村人の代表が、庄屋に建設資金を頼んだが、断られた。
貧しい村人が、お金を工面するのは容易ではなかった。
人々は、米の代わりにかゆを食べるまでの努力をしたという。
その甲斐あってか、村人の悲願は叶い、梓川に橋がかけられた。
現在、松本市安曇、橋場にある雑炊橋の所以である。
庄屋は断わったんだ、この話は面白い、と思った。
そこに行ってみた。 橋は、新しくなっていた。 場所はここ。

新しい橋の名前も、雑炊橋だった。 石碑に、説明があった。 「はね橋」が架かっていたと。

昔の橋も、この場所にかけた。 はね橋って、どんな橋だったのか。

野麦街道は、もともとここに橋は無かったから、川の右岸のこの道を、松本に向かった。

反対方向の、野麦峠への道。 歩いて行ったら、人に会った。
はね橋は、両岸から、木の板をせり出すように伸ばして、真ん中でつなぐという。
イメージは出来るが、よく分からない。

ケシの花のようだ。

橋の上から、下流を見た。 この川を歩いて渡れる時は、そんなにないと思った。

この橋を見る前、近くにある、役場の支所に寄った。
安曇資料館に行ったら、詳しく分かると教えてもらっていた。
その資料館は、朝いた道の駅の近くだった。
資料館のそばに、風穴を利用した、貯蔵庫があった。

中はこうで、石の積んである壁の隙間から、涼しい風が出ていた。

5度。 冷蔵庫の中の温度だ。 寒い。

山を上ると、たまに風穴を見る。 石の隙間から、涼しい風が出ている。
ここが、安曇資料館。

こんな花が。

雑炊橋の、昔の図があった。

こんな仕組み。 トラックなどの、板バネに似ている。 大丈夫なのか、少し心配。

1582年には、歴史に登場しているという。 架け替えは、12年に1度で、寅年に。
はね橋は、「刎ね橋」と書いた。
刎木(はねぎ)を使うからだそう。
※ 刎木は、てこの原理で石などを動かす時の板。
上の図の橋の板は、重い物を動かす時の板に、似ているでしょうか。
※ 板の重なり方は、錦帯橋に似ているが、別の橋ですね。 ※ 錦帯橋の写真。
※ 石橋は建て替えなくていいので、石橋の方が、橋としては優秀でないのかな。
石橋にしない理由は何だろう。 ※ 霊台橋の写真。
この後、穂高神社に向かった。 松本市の北の、安曇野市の穂高に。
穂高神社。 立派だった。
ここは、安曇氏が先祖を祀った神社だった。 一族の本拠地はここだそう。
また、この神社は、毎年9月27日に行なわれる例大祭の、御船神事(お船祭り)で知られていた。


ものぐさ太郎の石碑。 信濃中将として祀られている。

塩の道が、ここを通っていた。
信濃へ塩を運ぶ道を、塩の道と呼んでいた。
もしかして、信濃は、日本で一番海から遠い所なのかな。
※ 調べてみた。
「日本で一番海から遠い地点」は、長野県南佐久郡臼田町だった。
海まで、直線で115㌔。
やはり、長野県だった。 場所はここ。

こんなのが。 久しぶりに見る。

もちつき道祖神。

神社に参拝に来た人に、この町の見所を聞いた。 ワサビ畑を紹介してくれた。
山に向かった。 松本市から安曇野市にかけて、平らな土地が広い。(松本盆地)
ここは、安曇野とよばれる所だった。

こういう所。 大王わさび農場。 観光バスで、人は来ていた。

広いワサビ畑。 この時期は、日除けのため、寒冷紗と呼ばれる、目の荒い織物で覆っていた。

畑の中を、水が流れている。

ワサビには、捨てる所がないと言った。 以前食べた蕎麦に、茎が入っていた。 茎も辛い。

こんな像が。 いい表情が見つかったので撮った。 ※ 野麦峠の像も、こんな感じならいい。

散策路があって、ここは観光地。

ここで聞いた言葉のほとんどは、日本語ではなかった。

冬とかは、この風景。 2~3月に、白い花が咲くという。(農場の人が教えてくれた)

グミ、かな。

橋を作る時、あの庄屋はお金を出さなかった。 もし出していれば、歴史上、ずっとほめられた。
雑炊橋の話は、人の生き方を学ばせてくれる。
(※ 雑炊橋の伝説は、他にもあった。)
【ブログランキング】 国内旅行1位、旅行全体で4位です。
クリックするバナーは、左の一番下にあります。気に入った所がありましたら、よろしく。
【明日の予定】 国宝松本城です。
【ブログランキング】 国内旅行1位、旅行全体で4位です。
クリックするバナーは、左の一番下にあります。気に入った所がありましたら、よろしく。
スポンサーサイト
コメント
安曇野
Re: 安曇野
安曇野は、住みたくなるような田舎。 そんな感じでしょうか。
車で走っていたら、高い山が見えました。
ここは、安曇野市穂高だから、穂高岳が見えるのだろうか。
それとも、槍ヶ岳? 野口五郎岳も近い。
車で走っていたら、高い山が見えました。
ここは、安曇野市穂高だから、穂高岳が見えるのだろうか。
それとも、槍ヶ岳? 野口五郎岳も近い。
こんばんわ。穂高に来たんですね。ここは常念岳の入口です。松本平から見ると一番立派に見える山です。晴れれば、車でしたら美ヶ原、霧が峰と絶景のスポットも巡って下さいね。
Re: タイトルなし
頂上があるとは、知りませんでした。 それも、百名山の。
戻って、登ってきます。
高原に行かなくても、どこも景色はいいですね。
戻って、登ってきます。
高原に行かなくても、どこも景色はいいですね。
コメントの投稿
トラックバック
https://akkamui21.blog.fc2.com/tb.php/972-4ae5e83f
わさび園のわさびソフトは絶品でしたよ。