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キャンピングカーで放浪の旅

 写真で探訪

月の沙漠の作詞者は、加藤まさを。
詩は、御宿の砂浜の風景から発想して、書いた。

ただ、正確には、発想の中心が、御宿の砂浜という感じ。
※ 生まれ故郷の藤枝市にも、砂浜はある。

御宿町が、月の沙漠記念館を作ってくれたので、歌の舞台はここでいいでしょう、となった。
まとめると、そういうところ。    ※ 御宿町~おんじゅくまち


御宿町の海岸は、広い砂浜だった。 海までが遠く感じた。
少し高くした所に、旅のラクダの像があった。               場所はここ

10年7月6日 (1)

綺麗な砂浜だ。  月の沙漠なので、月のモニュメントも。 

10年7月6日 (2)  10年7月6日 (3)

鞍(くら)は金と銀。 ※ 男が金の鞍。
金の鞍には、金の甕(かめ)が、紐で結んである。

いい像だなって感じた。 何がいいのか。 

10年7月6日 (4)

   1 月の沙漠をはるばると
     旅の駱駝(らくだ)がゆきました
     金と銀との鞍(くら)置いて
     二つならんでゆきました

   2 金の鞍には銀の甕(かめ)
     銀の鞍には金の甕
     二つの甕はそれぞれに
     紐(ひも)で結んでありました

   3 さきの鞍には王子様
     あとの鞍にはお姫様
     乗った二人はおそろいの
     白い上衣(うわぎ)を着てました

   4 広い沙漠をひとすじに
     二人はどこへゆくのでしょう
     朧(おぼろ)にけぶる月の夜を
     対(つい)の駱駝はとぼとぼと

     砂丘を越えてゆきました
     黙って越えてゆきました

10年7月6日 (5)

海岸の砂浜なので、「砂漠」でな、「沙漠」にしたそう。 
※ 沙には砂浜の意味があるという。 沙は水と関係がありそう。 乾ききっていない。

いい表情ですね。 遠くを見ている。 口元に、何かの決意を感じる。

10年7月6日 (6)

像の作者は、「月の沙漠」の詩を何回も読んで、自分なりの理解をした。 
作者の加藤まさをとも、解釈について、きっと話した。
その結果、この二人の表情が生まれた。  ※ 野麦峠の像も、こうやって作ってくれたら、よかった。

10年7月6日 (7)

二人の表情から、心の中が、色々想像できる。 だから、いい像だと思う。

黄色の花が咲いていた。 月見草(オオマツヨイグサ)と思う。            ※ 太宰の月見草については、ここに。 

10年7月6日 (8)

月の沙漠記念館が、川と道をはさんで、あった。 ※ 3枚目の写真に小さく写っている。

10年7月6日 (26)  10年7月6日 (24)  10年7月6日 (25)

この絵は、作詞者の加藤まさをが、月の沙漠のイメージを描いたもの。

10年7月6日 (12)

加藤まさをは、画家でもあった。 竹久夢二の絵に似ている。 大正ロマンというか。

10年7月6日 (19)

この人の詩や絵の中に、月と砂丘が、しょっちゅう出てくる。
頭の中には、いつもその風景があった。

だから、月の沙漠の歌詞も、その風景の中から生まれた。

10年7月6日 (9)

下の文の花も、絵の花も、月見草だと思う。 月草、夕月色とある。

10年7月6日 (10)

加藤まさをは、学生時代に結核を患った。 保養のために訪れたのが、ここ御宿海岸。

10年7月6日 (13)

作詞した頃、とありますね。 美女に囲まれている。 ※ 月の沙漠姫かな。 募集して。

10年7月6日 (17)

詩人画家と紹介している。  
下の方に、童謡画集「合歓(ねむ)の揺藍」とある。  ※ 揺藍(ようらん)は、ゆりかごのことですね。
※ 今日、この後、合歓の花を、初めて見ることになる。

10年7月6日 (22)

晩年、御宿町に移り住んだ。 記念館を作ってくれたことは、うれしかったのかな。
ただ、次の年に亡くなる。(1977年)

10年7月6日 (11)

漁村の砂浜という題。 こんな絵が多い。

10年7月6日 (14)

この絵は、下の詩とセット。  

10年7月6日 (15)

頭の中は、いつも、月の沙漠だった。 そんな感じがする。

10年7月6日 (16)

こんな絵も。 夢二のような、強烈な個性はない。

10年7月6日 (20)  10年7月6日 (21)

最初に発売したレコード。 ジャケットの原画も。 
この音源を探したが、見つからない。 歌っているのは、松島詩子。

10年7月6日 (23)

作曲者の、佐々木すぐる。 このメロディを考えた功績は大きい。
こんなことを思うかな。

詩がどれだけ良くても、メロディがダメなら、ヒットはしない。
でも、詩がダメでも、メロディが良ければ、ヒットの可能性がある。

10年7月6日 (18)

山の中にある、養老渓谷を見に行った。 そこは、深い谷底だった。   この辺り。 

10年7月6日 (27)

栗又の滝が見えた。

10年7月6日 (28)

遊歩道でない道で、谷に下りた。 道が荒れてて、大変だった。 笹につかまったりして。
ここに下りた。
遊歩道は、川の向こう。 浅い所を渡った。 ※ トレッキングシューズに、水は入らなかった。

10年7月6日 (29)

こんな感じ。

10年7月6日 (30)


小さな滝があったり。  川底は、岩。 凝灰岩だから硬くない。

10年7月6日 (31)  10年7月6日 (32)

魚はいっぱい。 水はきれいでない。 だから、ヤマメとかはいない。

10年7月6日 (33)

30分ほど歩いても、風景が変わらないので、ここで戻った。

10年7月6日 (34)

帰りは、何かを探しながら歩いた。

10年7月6日 (35)

普通のカエルか。

10年7月6日 (36)

初めて見る。 モリアオガエルの卵。 下の水がある。 これが、特徴。

10年7月6日 (37)

泡の中に卵が。

10年7月6日 (38)

悪いけど、見させてもらった。 オタマジャクシになったら、ポチョンと、下に落ちる。

10年7月6日 (40)

カニさん。  そして、アマガエル。 ※ 目の近くに黒い模様がある。 これが特徴。 モリアオガエルにはない。

10年7月6日 (39)  10年7月6日 (41)

モリアオガエル。(Wikipediaより)

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10年7月6日 (42)

栗又の滝。 岩肌を滑るように流れてる。

10年7月6日 (43)

滝を見て、谷の上に出たら、ホテルとかがある。 駐車場が有料なので、離れた場所に停めた。

10年7月6日 (44)  10年7月6日 (45)  10年7月6日 (46)

何の花かと思って、車を停めた。

10年7月6日 (47)

合歓の花だった。 いい花だ。   ※ 関連ブログ  「象潟や 雨に西施が ねぶの花」

10年7月6日 (48)


御宿町は、像と記念館を作った。 このことは、大きかった。
今は、御宿海岸がの砂浜が、月の沙漠の発祥の地と認められている。

ラクダに乗った二人は、どこに行くのでしょうね。
きっと、山の向こうに、幸せをつかみに行く。 
二人の表情から、そう思うでしょうか。


【道の駅】    たけゆらの里おおたき    ここです

【明日の予定】   九十九里浜に行きます。 晩に、東金市で人に会います。

【今日の歌】  月の沙漠(YouTube)   何曲か載せます。 
       
             小鳩くるみ    山崎ハコ   井上陽水    ※ 月の沙漠異聞(お遊び)

             演奏だけ(二木紘三のうた物語)   解説と感想があります。

          月見草の花(YouTube)    山崎ハコ     月の滴で咲くと言ってる。

          月見草の花(エムズの片割れ)  土居裕子  澄み切った声。 

          月見層の花(二木紘三のうた物語) 演奏です。


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月の沙漠

「月の沙漠」にどっぷりつかりました。いろんな歌手が歌っていますね。山崎ハコさんのそれは、初めて聞きました。高音の、切ない声がこの歌の旅情感を高めています。揚水の「月の沙漠」もよかったです。御宿海岸も一度は行かねばならない、と思っています。

Re: 月の沙漠

山崎ハコは、泣き叫ぶように歌うことができるんですね。
陽水の歌には、味がある。

少し強引に、発祥の地にした。
それがうまく行って、認められてしまった。 作者も、まあいいかとなった。

あの像がとてもいい。
それがあって、今は私も、これでいいか、と思っている。

大きな候補の一つに間違いないのは、確かなんだから。



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Author:akkamui21
ユーロスターで放浪の一人旅に出た、オジさんのブログ。
昨年春オホーツクを出発し、日本を2度往復。この秋に南下を始めたら、3度目に入る。

akkamui(アッカムイ)は、エゾモモンガのこと。子供の守り神の意味です。
ブログには、写真をいっぱい載せています。
よろしく。

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