月の沙漠の作詞者は、加藤まさを。
詩は、御宿の砂浜の風景から発想して、書いた。
ただ、正確には、発想の中心が、御宿の砂浜という感じ。
※ 生まれ故郷の藤枝市にも、砂浜はある。
御宿町が、月の沙漠記念館を作ってくれたので、歌の舞台はここでいいでしょう、となった。
まとめると、そういうところ。 ※ 御宿町~おんじゅくまち
御宿町の海岸は、広い砂浜だった。 海までが遠く感じた。
少し高くした所に、旅のラクダの像があった。 場所はここ。
綺麗な砂浜だ。 月の沙漠なので、月のモニュメントも。
鞍(くら)は金と銀。 ※ 男が金の鞍。
金の鞍には、金の甕(かめ)が、紐で結んである。
いい像だなって感じた。 何がいいのか。
1 月の沙漠をはるばると
旅の駱駝(らくだ)がゆきました
金と銀との鞍(くら)置いて
二つならんでゆきました
2 金の鞍には銀の甕(かめ)
銀の鞍には金の甕
二つの甕はそれぞれに
紐(ひも)で結んでありました
3 さきの鞍には王子様
あとの鞍にはお姫様
乗った二人はおそろいの
白い上衣(うわぎ)を着てました
4 広い沙漠をひとすじに
二人はどこへゆくのでしょう
朧(おぼろ)にけぶる月の夜を
対(つい)の駱駝はとぼとぼと
砂丘を越えてゆきました
黙って越えてゆきました
海岸の砂浜なので、「砂漠」でな、「沙漠」にしたそう。
※ 沙には砂浜の意味があるという。 沙は水と関係がありそう。 乾ききっていない。
いい表情ですね。 遠くを見ている。 口元に、何かの決意を感じる。
像の作者は、「月の沙漠」の詩を何回も読んで、自分なりの理解をした。
作者の加藤まさをとも、解釈について、きっと話した。
その結果、この二人の表情が生まれた。 ※ 野麦峠の像も、こうやって作ってくれたら、よかった。
二人の表情から、心の中が、色々想像できる。 だから、いい像だと思う。
黄色の花が咲いていた。 月見草(オオマツヨイグサ)と思う。 ※ 太宰の月見草については、ここに。
月の沙漠記念館が、川と道をはさんで、あった。 ※ 3枚目の写真に小さく写っている。
この絵は、作詞者の加藤まさをが、月の沙漠のイメージを描いたもの。
加藤まさをは、画家でもあった。 竹久夢二の絵に似ている。 大正ロマンというか。
この人の詩や絵の中に、月と砂丘が、しょっちゅう出てくる。
頭の中には、いつもその風景があった。
だから、月の沙漠の歌詞も、その風景の中から生まれた。
下の文の花も、絵の花も、月見草だと思う。 月草、夕月色とある。
加藤まさをは、学生時代に結核を患った。 保養のために訪れたのが、ここ御宿海岸。
作詞した頃、とありますね。 美女に囲まれている。 ※ 月の沙漠姫かな。 募集して。
詩人画家と紹介している。
下の方に、童謡画集「合歓(ねむ)の揺藍」とある。 ※ 揺藍(ようらん)は、ゆりかごのことですね。
※ 今日、この後、合歓の花を、初めて見ることになる。
晩年、御宿町に移り住んだ。 記念館を作ってくれたことは、うれしかったのかな。
ただ、次の年に亡くなる。(1977年)
漁村の砂浜という題。 こんな絵が多い。
この絵は、下の詩とセット。
頭の中は、いつも、月の沙漠だった。 そんな感じがする。
こんな絵も。 夢二のような、強烈な個性はない。
最初に発売したレコード。 ジャケットの原画も。
この音源を探したが、見つからない。 歌っているのは、松島詩子。
作曲者の、佐々木すぐる。 このメロディを考えた功績は大きい。
こんなことを思うかな。
詩がどれだけ良くても、メロディがダメなら、ヒットはしない。
でも、詩がダメでも、メロディが良ければ、ヒットの可能性がある。
山の中にある、養老渓谷を見に行った。 そこは、深い谷底だった。 この辺り。
栗又の滝が見えた。
遊歩道でない道で、谷に下りた。 道が荒れてて、大変だった。 笹につかまったりして。
ここに下りた。
遊歩道は、川の向こう。 浅い所を渡った。 ※ トレッキングシューズに、水は入らなかった。
こんな感じ。
小さな滝があったり。 川底は、岩。 凝灰岩だから硬くない。
魚はいっぱい。 水はきれいでない。 だから、ヤマメとかはいない。
30分ほど歩いても、風景が変わらないので、ここで戻った。
帰りは、何かを探しながら歩いた。
普通のカエルか。
初めて見る。 モリアオガエルの卵。 下の水がある。 これが、特徴。
泡の中に卵が。
悪いけど、見させてもらった。 オタマジャクシになったら、ポチョンと、下に落ちる。
カニさん。 そして、アマガエル。 ※ 目の近くに黒い模様がある。 これが特徴。 モリアオガエルにはない。
モリアオガエル。(Wikipediaより)
栗又の滝。 岩肌を滑るように流れてる。
滝を見て、谷の上に出たら、ホテルとかがある。 駐車場が有料なので、離れた場所に停めた。
何の花かと思って、車を停めた。
合歓の花だった。 いい花だ。 ※ 関連ブログ 「象潟や 雨に西施が ねぶの花」
御宿町は、像と記念館を作った。 このことは、大きかった。
今は、御宿海岸がの砂浜が、月の沙漠の発祥の地と認められている。
ラクダに乗った二人は、どこに行くのでしょうね。
きっと、山の向こうに、幸せをつかみに行く。
二人の表情から、そう思うでしょうか。
【道の駅】 たけゆらの里おおたき ここです。
【明日の予定】 九十九里浜に行きます。 晩に、東金市で人に会います。
【今日の歌】 月の沙漠(YouTube) 何曲か載せます。
小鳩くるみ 山崎ハコ 井上陽水 ※ 月の沙漠異聞(お遊び)
演奏だけ(二木紘三のうた物語) 解説と感想があります。
月見草の花(YouTube) 山崎ハコ 月の滴で咲くと言ってる。
月見草の花(エムズの片割れ) 土居裕子 澄み切った声。
月見層の花(二木紘三のうた物語) 演奏です。
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詩は、御宿の砂浜の風景から発想して、書いた。
ただ、正確には、発想の中心が、御宿の砂浜という感じ。
※ 生まれ故郷の藤枝市にも、砂浜はある。
御宿町が、月の沙漠記念館を作ってくれたので、歌の舞台はここでいいでしょう、となった。
まとめると、そういうところ。 ※ 御宿町~おんじゅくまち
御宿町の海岸は、広い砂浜だった。 海までが遠く感じた。
少し高くした所に、旅のラクダの像があった。 場所はここ。

綺麗な砂浜だ。 月の沙漠なので、月のモニュメントも。


鞍(くら)は金と銀。 ※ 男が金の鞍。
金の鞍には、金の甕(かめ)が、紐で結んである。
いい像だなって感じた。 何がいいのか。

1 月の沙漠をはるばると
旅の駱駝(らくだ)がゆきました
金と銀との鞍(くら)置いて
二つならんでゆきました
2 金の鞍には銀の甕(かめ)
銀の鞍には金の甕
二つの甕はそれぞれに
紐(ひも)で結んでありました
3 さきの鞍には王子様
あとの鞍にはお姫様
乗った二人はおそろいの
白い上衣(うわぎ)を着てました
4 広い沙漠をひとすじに
二人はどこへゆくのでしょう
朧(おぼろ)にけぶる月の夜を
対(つい)の駱駝はとぼとぼと
砂丘を越えてゆきました
黙って越えてゆきました

海岸の砂浜なので、「砂漠」でな、「沙漠」にしたそう。
※ 沙には砂浜の意味があるという。 沙は水と関係がありそう。 乾ききっていない。
いい表情ですね。 遠くを見ている。 口元に、何かの決意を感じる。

像の作者は、「月の沙漠」の詩を何回も読んで、自分なりの理解をした。
作者の加藤まさをとも、解釈について、きっと話した。
その結果、この二人の表情が生まれた。 ※ 野麦峠の像も、こうやって作ってくれたら、よかった。

二人の表情から、心の中が、色々想像できる。 だから、いい像だと思う。
黄色の花が咲いていた。 月見草(オオマツヨイグサ)と思う。 ※ 太宰の月見草については、ここに。

月の沙漠記念館が、川と道をはさんで、あった。 ※ 3枚目の写真に小さく写っている。



この絵は、作詞者の加藤まさをが、月の沙漠のイメージを描いたもの。

加藤まさをは、画家でもあった。 竹久夢二の絵に似ている。 大正ロマンというか。

この人の詩や絵の中に、月と砂丘が、しょっちゅう出てくる。
頭の中には、いつもその風景があった。
だから、月の沙漠の歌詞も、その風景の中から生まれた。

下の文の花も、絵の花も、月見草だと思う。 月草、夕月色とある。

加藤まさをは、学生時代に結核を患った。 保養のために訪れたのが、ここ御宿海岸。

作詞した頃、とありますね。 美女に囲まれている。 ※ 月の沙漠姫かな。 募集して。

詩人画家と紹介している。
下の方に、童謡画集「合歓(ねむ)の揺藍」とある。 ※ 揺藍(ようらん)は、ゆりかごのことですね。
※ 今日、この後、合歓の花を、初めて見ることになる。

晩年、御宿町に移り住んだ。 記念館を作ってくれたことは、うれしかったのかな。
ただ、次の年に亡くなる。(1977年)

漁村の砂浜という題。 こんな絵が多い。

この絵は、下の詩とセット。

頭の中は、いつも、月の沙漠だった。 そんな感じがする。

こんな絵も。 夢二のような、強烈な個性はない。


最初に発売したレコード。 ジャケットの原画も。
この音源を探したが、見つからない。 歌っているのは、松島詩子。

作曲者の、佐々木すぐる。 このメロディを考えた功績は大きい。
こんなことを思うかな。
詩がどれだけ良くても、メロディがダメなら、ヒットはしない。
でも、詩がダメでも、メロディが良ければ、ヒットの可能性がある。

山の中にある、養老渓谷を見に行った。 そこは、深い谷底だった。 この辺り。

栗又の滝が見えた。

遊歩道でない道で、谷に下りた。 道が荒れてて、大変だった。 笹につかまったりして。
ここに下りた。
遊歩道は、川の向こう。 浅い所を渡った。 ※ トレッキングシューズに、水は入らなかった。

こんな感じ。

小さな滝があったり。 川底は、岩。 凝灰岩だから硬くない。


魚はいっぱい。 水はきれいでない。 だから、ヤマメとかはいない。

30分ほど歩いても、風景が変わらないので、ここで戻った。

帰りは、何かを探しながら歩いた。

普通のカエルか。

初めて見る。 モリアオガエルの卵。 下の水がある。 これが、特徴。

泡の中に卵が。

悪いけど、見させてもらった。 オタマジャクシになったら、ポチョンと、下に落ちる。

カニさん。 そして、アマガエル。 ※ 目の近くに黒い模様がある。 これが特徴。 モリアオガエルにはない。


モリアオガエル。(Wikipediaより)


栗又の滝。 岩肌を滑るように流れてる。

滝を見て、谷の上に出たら、ホテルとかがある。 駐車場が有料なので、離れた場所に停めた。



何の花かと思って、車を停めた。

合歓の花だった。 いい花だ。 ※ 関連ブログ 「象潟や 雨に西施が ねぶの花」

御宿町は、像と記念館を作った。 このことは、大きかった。
今は、御宿海岸がの砂浜が、月の沙漠の発祥の地と認められている。
ラクダに乗った二人は、どこに行くのでしょうね。
きっと、山の向こうに、幸せをつかみに行く。
二人の表情から、そう思うでしょうか。
【道の駅】 たけゆらの里おおたき ここです。
【明日の予定】 九十九里浜に行きます。 晩に、東金市で人に会います。
【今日の歌】 月の沙漠(YouTube) 何曲か載せます。
小鳩くるみ 山崎ハコ 井上陽水 ※ 月の沙漠異聞(お遊び)
演奏だけ(二木紘三のうた物語) 解説と感想があります。
月見草の花(YouTube) 山崎ハコ 月の滴で咲くと言ってる。
月見草の花(エムズの片割れ) 土居裕子 澄み切った声。
月見層の花(二木紘三のうた物語) 演奏です。
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コメント
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月の沙漠
「月の沙漠」にどっぷりつかりました。いろんな歌手が歌っていますね。山崎ハコさんのそれは、初めて聞きました。高音の、切ない声がこの歌の旅情感を高めています。揚水の「月の沙漠」もよかったです。御宿海岸も一度は行かねばならない、と思っています。
Re: 月の沙漠
山崎ハコは、泣き叫ぶように歌うことができるんですね。
陽水の歌には、味がある。
少し強引に、発祥の地にした。
それがうまく行って、認められてしまった。 作者も、まあいいかとなった。
あの像がとてもいい。
それがあって、今は私も、これでいいか、と思っている。
大きな候補の一つに間違いないのは、確かなんだから。
陽水の歌には、味がある。
少し強引に、発祥の地にした。
それがうまく行って、認められてしまった。 作者も、まあいいかとなった。
あの像がとてもいい。
それがあって、今は私も、これでいいか、と思っている。
大きな候補の一つに間違いないのは、確かなんだから。
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